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マニュアル作成会社16選。代行内容や費用相場、タイプ別選び方

最終更新⽇:2024-06-04

マニュアル作成会社16選。代行内容や費用相場、タイプ別選び方

自社の業務手順を忠実に再現した業務マニュアルや、製品の使い方をわかりやすく説明した操作マニュアルを作成して、社内外の問い合わせ工数を削減したい企業の担当者へ。マニュアル作成会社の選び方や費用相場とともに、おすすめの会社を紹介します。

マニュアル作成会社とは?

マニュアル作成会社とは、製品の取扱説明書や、社内の業務手順を記したマニュアルなどの作成を代行してくれる会社です。マニュアルに落とし込む業務内容の整理から、目次の構成、原稿・イラスト作成、データ納品まで一気通貫で任せられます。

マニュアル作成を代行してもらうメリット

確かにマニュアルは、WordやPowerPointなどを使えば自社でも作ることができます。マニュアル作成ツールを利用するのも一つの方法です。テンプレートを使ってより簡単にマニュアルを作ることができます。興味のある方は「マニュアル作成ツールの比較15選。4つの目的別の選び方」で紹介しているので参考にしてみてください。

しかし、たとえツールを利用したとしても、自社の担当者がほかの業務と並行しながらマニュアル作成を進めるのは労力がかかります。特に、一定の専門知識が必要なマニュアルの作成や、これまで属人化していた業務をマニュアルに落とし込む作業は相当な手間がかかるでしょう。新規作成だけでなく、既存のマニュアルを法改正や社内ルールの変更に則って書き換えるのも負担が大きいものです。

マニュアル作成会社に制作を代行してもらえば、専門のスタッフがマニュアル利用者の目線で、製品の操作方法や自社の業務手順を読みやすく構成。「マニュアルに書いてある文章の意味がわからない」といった社内外の問い合わせに応対する工数も削減できます。

また、マニュアルの定期的な書き換え・メンテナンスも一任可能です。書き換えに伴う担当者の負担を軽減し、マニュアルをコンスタントにアップデートする体制を整えられます。

マニュアル作成会社の費用相場

マニュアル作成会社にかかる費用は、作成会社やマニュアルの種別・依頼する作業量によっても異なります。一般的には、1ページあたりテキスト原稿だけで1万円〜2万円が相場と言われています。ただし、それ以外にも企画・構成・取材・デザインなどに応じて、別途料金が発生するのが普通です。

以下、「どんな名目で、どれくらいの料金がかかるのか」をまとめておきました。自社で依頼するとしたら、大体どれくらいの料金がかかりそうか、概算を導き出す際の参考にしてください。

企画・構成 30,000円〜10万円
原稿作成 10,000円〜20,000円/ページ
DTP(ページレイアウト)・デザイン 2,500円〜50,000円/ページ
イラスト作成(イメージ図、グラフ、フロー図など) 2,000円~/点
画面キャプチャ 300円~/点
取材費用 50,000円/日
制作管理費 合計費用の10%

記事後半に「リーズナブルに利用しやすいタイプ」という紹介も行っているので、料金が気になる方はそちらを参照してください。

中には、「マニュアル制作.com」のように時間あたり7,000円というように、依頼する項目を問わず、「どれくらいの時間がかかったか」という作業時間に連動した料金体系をとっている会社もあります。

マニュアル作成会社の代行内容(依頼できること)

マニュアル作成会社には、以下の業務を依頼できます。なお、会社によって依頼できる範囲は異なるので、詳しくは記事後半の会社紹介をご覧ください。

  1. 内容企画・構成
  2. 素材準備
  3. レイアウト・納品
  4. 研修サービス
  5. 更新・メンテナンス

1.内容企画・構成

どんなマニュアルを作るかの企画部分から構成、展開する媒体などを検討していきます。具体的には、以下のプロセスを踏んでいきます。

ヒアリング・現状分析 マニュアルに掲載したい内容や目的、現状の課題をヒアリングします。すでに自社のマニュアルがある場合は、客観的な視点で既存マニュアルの良い点や課題点を分析し、依頼企業に改善策を提案します。
マニュアルに記載する内容の洗い出し・整理 資料やヒアリングで得た情報を収集し、その中からマニュアルに落とし込む情報を整理していきます。内容に応じて、マニュアルを何冊作るかもあわせて検討します。
ガイドライン設定 情報の粒度やトンマナをそろえるために、マニュアルを作るうえでのガイドラインや編集ルール(表記・表現などの基準)を設定します。
フォーマット・構成準備 制作会社側でフォーマットを用意して、目次や内容、ボリュームなどを記した構成を準備。マニュアルをPDF、Webサイト、紙面のどの媒体で展開するかもあわせて検討していきます。

2.素材準備

マニュアルの構成が固まったら、必要な素材を準備します。様々な素材を準備することで、利用者に活用されやすいマニュアルに。マニュアルで使う素材は具体的には次のようなものが挙げられます。

ライティング コンピューター・機械などの技術領域に詳しいテクニカルライターや、特定の分野に長けているライターが文章を作成。たとえば、家電製品の取扱説明書なら一般消費者に伝わるよう簡潔な文章を、専門知識を要する業務マニュアルなら、従業員が手順を再現しやすいよう論理的な文章を執筆します。
取材、実機確認 資料や図面だけでは情報が不十分な場合は、依頼企業の現場に赴き従業員へヒアリングしたり、実機を操作したりして情報を集めます。
図表、イラスト、マンガ作成 文字だけで伝えにくい要素がある場合は、マニュアル内に図表やテクニカルイラスト(製品の構造をわかりやすく表現したイラスト)を差し込みながら仕上げていきます。マンガを用いたマニュアルや、キャラクターデザインを手がけてくれる会社も。
画面キャプチャ システムやソフトの操作マニュアルには、画面キャプチャを挿入すると手順をわかりやすく伝えることができます。会社によっては、マニュアル制作スタッフがシステムにログイン・操作をしながらキャプチャ撮影をしてくれるため、自社でキャプチャを用意する手間が省けます。
写真・動画撮影 マニュアルに必要な写真・動画を撮影。動画マニュアルは、製品のセットアップ手順を説明するケースなどに適しており、テキストベースのマニュアルとあわせて活用できます。
ローカライズ、翻訳 既存の日本語マニュアルや、新規作成中のマニュアルを翻訳。海外支社を抱えていたり、自社製品を海外展開させていく場合に活用できます。また、海外製品を国内で販売するにあたって、日本語マニュアルを独自に作りたい場合も対応可能です。

3.レイアウト・納品

そろえた素材を組み合わせて、マニュアルのデータをレイアウトしていきます。何回かの校正を経て完成したマニュアルデータは、依頼企業の希望の形(PDF・紙媒体など)で納品。Web上で展開しやすいよう、データをCMSに入稿してくれる会社もあります。

4.研修サービス

ゆくゆくは自社でマニュアル作成を内製化していきたい企業の要望に応じて、研修サービスを提供しているサービスも。マニュアル作成担当者に、作成を効率的に進められるフォーマットの作り方や、マニュアルの定期的な更新管理体制の構築方法などをレクチャーします。

5.更新・メンテナンス

作成したマニュアルの定期更新やメンテナンスを行います。年間保守契約を結べる会社や、ドキュメントを共有しながら更新のやり取りができる専用ツールを提供している会社もあります。

マニュアル作成会社依頼時の注意点

マニュアル作成の外注は、作成会社にすべて業務を丸投げするスタンスだとうまくいきません。製品や社内業務に一番詳しいのが自分たちだからこそ、二人三脚で情報共有しながらマニュアルを作り上げていく姿勢が求められます。

まず、マニュアル作成を依頼する際は、業務・製品に関する詳しい説明や資料の提供が必要です。現場取材や従業員へのインタビューが必要な場合は、社内調整する業務が発生します。もちろん、作成会社が作ったマニュアルの細かいチェックやフィードバックは必須です。

ですが、依頼企業にかかる負担を極力抑えたサービスを提供している会社もあります。

たとえば「ヒューマンサイエンス」は、専門のコンサルタントが情報の取りまとめやスケジュール調整、制作チームへの指示出しを実施。複数製品のマニュアル作成を同時に進行させたい場合も、同社がマネジメントしてくれるので安心です。

「CDS」の場合、同社のスタッフをマニュアル作成専門要員として一定期間常駐させることができます。常駐により、意思疎通が更にスムーズになった状態でマニュアル作成を進められます。

マニュアル作成会社のタイプ別の選び方

マニュアル作成会社は、以下6つのタイプに分けられます。

1.幅広いマニュアル作成に対応するタイプ

社内向けの業務マニュアル、一般消費者向けの製品操作マニュアルなど、社内外問わず様々な種類のマニュアル作成に対応しているタイプ。既存のマニュアル改善や、マニュアル作成後のアフターフォローも充実。グローバル展開している企業や、グループ会社を持つ大手企業での支援実績が豊富です。

「Fintecs」は、完成したマニュアルの保守サービスが手厚いのが特徴です。内容の改訂だけでなく、マニュアルの定着有無をはかるアンケートの作成や、マニュアルを通して業務を習得できているかを確認するeラーニングの作成なども依頼可能。マニュアルまわりの業務を包括的に支援します。

「ヒューマンサイエンス」は、マニュアル作成担当者のみが入出できるセキュリティルームを完備。機密事項や守秘義務が多く含まれたマニュアルでも、情報漏えいの心配なく安心して依頼できます。

「CDS」は、マニュアルの表現手段をテキストにこだわらず、3DCG、動画などを駆使して柔軟に提案する点が強みです。文章だけでは説明が難しい修理技術を3DCGの透過で視覚的に表現したら、作業者の理解が深まりミスが減ったという事例も。

2.社内研修マニュアルに強みを持つタイプ

従業員向けの研修・トレーニングマニュアルなど、社内向けのマニュアル作成に強みを持つタイプ。従業員のスキル向上や、各現場での業務円滑化をはかりたいと考えている企業におすすめです。

「マイクロメイツ」では、マニュアルだけでなく、従業員教育を目的とした研修資料の作成を依頼可能です。受講想定者のスキルや年齢層などを分析しながらテキストを作成。研修終了後、内容を肉付けして社内マニュアルとして再構築するオーダーも承っています。

「クレストコンサルティング」では、必要に応じてマニュアル改訂担当者向けの研修を実施。マニュアル作成を効率的に進められるフォーマットの作り方や、定期的に内容を更新管理するための体制構築方法を、数カ月〜1年単位でレクチャーします。

3.操作マニュアルに強みを持つタイプ

テクニカルライティングに強みがあり、主に機器やソフトウェアなどのIT製品の操作マニュアル・取扱説明書を作りたい場合におすすめのタイプ。製品のリニューアルに伴うマニュアルの更新も依頼可能で、自社の担当者がマニュアルを書き換える負担を軽減できます。

富士ソフト所属のディレクターがマニュアル作成を担当する「たかき」は、ユーザーフレンドリーなUI/UXデザインにも注力。一例として、空港スタッフが利用するWebオペレーションマニュアルを、見栄えや検索のしやすさを意識したデザインとあわせて実装した実績があります。

「PMC」は、マークアップ言語「XML」を用いて取扱説明書を設計します。XMLにより、マニュアルをPDF、Web、機器への組み込みなどマルチユースに展開可能。一つのマニュアルを様々なチャネルで使いたいと考えている企業におすすめです。

「ソーバル」では、既存のPDFマニュアルをCMSに移管し、見やすく整理する作業を依頼可能。更に、マニュアル画面のアイコンに設定するキャラクターのデザインも依頼でき、製品のプロモーションに活用できます。

「cybertech」の特徴は、製品を実際に操作しながらマニュアル原稿を作成してくれること。システムの場合は、ログインIDを発行して同社に共有すれば、スタッフが実際の操作を通して利用者目線に立ったマニュアルを作り上げます。

「一向社」は、マニュアルに差し込むテクニカルイラストにこだわりが。取扱説明書の作成に携わるための知識や技術レベルを認定する「TC技術検定」に合格したスタッフが、写真や3Dデータをもとに精緻なイラストを描き出します。

4. ニュアル作成ツールの導入支援に特化したタイプ

マニュアル作成ツールの導入を前提に、作成代行サービスを提供しているタイプ。社内でのマニュアル内製化を見込んでいる企業や、ツールを通して頻繁にマニュアルを更新していきたいと考えている企業に最適です。

アッシュ・マネジメント・コンサルティングは、現場作業員向けのマニュアル作成・共有ツール「Teachme Biz」の導入支援とあわせてマニュアル作成代行を実施しています。社内で「Teachme Biz」を通したマニュアルの作成・活用を定着させたい場合は、別途運用支援サービスも提供。現場スタッフに向けて、マニュアルの活用を広めるための研修を開いてくれます。

「Dojo」も同様、マニュアル作成ツール「Dojo」の導入とあわせてマニュアル作成を代行。必要に応じて、スマホやタブレットでも閲覧できるマニュアルを作成・納品してくれます。

5.リーズナブルに利用しやすいタイプ

限られた予算の中からバランスを見てマニュアル作成を依頼しやすいタイプ。依頼したい業務内容がある程度決まっている企業におすすめです。

「マニュアル制作.com」は料金体系が明瞭で、作業時間に応じてかかる費用が変動する仕組みに。たとえば、原稿を作るための取材を依頼せずに自社で素材を用意すれば、作業時間を短縮でき制作費用が抑えられます。

「グッドマニュアル」は、一般的な業務・操作マニュアルのほかに、現場の従業員向けに仕事が円滑に進む手法や考え方を説明したセールスマニュアルの作成も依頼可能。従業員が仕事のポイントを簡単に覚えられるよう、語呂合わせやチェックシートを取り入れた構成を提案しています。

「セザックス」には、編集・制作部門と校正部門のスタッフが常駐。編集・制作部門では、差し込むイラストや画像のスキャニングを一つひとつ丁寧に実施。校正部門では、単なる誤字脱字だけでなく文章の整合性まで含めてチェックを行うため、クオリティの高いマニュアルができあがります。

6.紙媒体のマニュアル作成に強いタイプ

紙媒体でのマニュアル作成に強みを持つタイプ。印刷・製本技術を駆使して上質なマニュアルを作成します。

「あいわーくす」の場合、取扱説明書・業務マニュアルであれば、一部からの小ロット印刷が可能です。紙媒体のマニュアルが必要なものの、部数を必要としない場合に重宝します。

おすすめのマニュアル作成会社(幅広いマニュアル作成に対応)

社内外向け問わず、様々な種類のマニュアル作成に対応している作成会社を紹介します。

Fintecs(株式会社フィンテックス)

Fintecs公式Webサイト

(出所:Fintecs公式Webサイト)

「USER CENTERED MANUAL®」をモットーに掲げる、30年以上の実績を持つマニュアル作成会社。言われるままに形に起こすのではなく、依頼企業の製品や業務の現状を踏まえて、「真にユーザーに役立つマニュアルかどうか」を考え、方針を擦り合わせていく姿勢を大切にしている。手がけるマニュアルの種類は、業務・操作マニュアルのほかにも店舗マネジメント、施工・工事用マニュアルなど幅広い。別途、マンガを用いたマニュアル制作にも対応している。メーカー、飲食店、IT産業、金融業、その他様々な業種でのマニュアル作成実績を持つ。
完成したマニュアルの保守も実施。単なる内容の改訂だけでなく、マニュアルの定着有無をはかるアンケートや、習熟度をはかるeラーニングの作成などを依頼可能だ。

  • 料金:120万円(80ページの場合)

詳細はこちら

ヒューマンサイエンス(株式会社ヒューマンサイエンス)

ヒューマンサイエンス公式Webサイト

(出所:ヒューマンサイエンス公式Webサイト)

大手・グローバル企業の製造業、IT業界を中心に、200社以上のマニュアルを手がけている会社。マニュアルによる「業務の平準化、従業員の作業効率化」をモットーに、コンサルタントが調査、分析、企画、アウトプットを一気通貫でコントロール。種類の異なるマニュアルの作成も同時並行で依頼できるのもポイントだ。また、マニュアル作成担当者のみが入出できるセキュリティルームを完備。機密事項が多く含まれたマニュアル作成も安心して依頼できる。
既存のマニュアルの評価・分析・改善提案サービスも提供。他社のマニュアルより優れた点や、課題点を踏まえて改善ポイントを提案する。

  • 料金:95万円~(A4サイズ50ページ・取扱説明書の場合)

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CDS(CDS株式会社)

CDS公式Webサイト

(出所:CDS公式Webサイト)

マニュアルの素材集めから、レイアウトの作成、翻訳、改善をサポートする会社。「目的の情報を探しやすいか」「図表やポイントの強調で見やすいレイアウトになっているか」などのポイントを細かくチェックして、依頼企業にユーザーフレンドリーなマニュアルを届ける姿勢を一貫している。グループ企業内でエンジニアリング事業を展開している知見を活かし、専門性の高いマニュアルもわかりやすく表現。また、同社の制作スタッフが依頼企業に常駐することも可能。たとえば「新製品のマニュアルを、リリース日に間に合うよう作りたい」場面に対応でき、現場で情報収集しながら作成を進めてくれる。
そのほか、3DCG、動画など別の表現方法で柔軟に提案してくれる点も強み。文章だけでは説明が難しい修理技術を3DCGの透過で視覚的に表現したら、作業者の理解が深まりミスが減ったという事例も。

  • 料金:要問い合わせ

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おすすめのマニュアル作成会社(社内研修マニュアルに強み)

従業員向けの研修マニュアルの作成に強みを持つ会社を紹介します。

マイクロメイツ(株式会社マイクロメイツ)

マイクロメイツ公式Webサイト

(出所:マイクロメイツ公式Webサイト)

十種類以上のマニュアルの作成とあわせて保守も任せられる会社。業務マニュアルは、実際の業務に合わせて工程を整理して、フローチャートに落とし込むアプローチを実施。フローチャートをベースにマニュアルの構成を作るので、営業・管理など複数部門の業務マニュアルを依頼したとしてもトンマナや粒度を均一化できる。また、従業員教育目的の研修資料の作成も依頼可能で、受講想定者のスキルや年齢層などを分析しながらテキストを作成。研修終了後、内容を肉付けして社内マニュアルとして再構築するオーダーも承っている。
マニュアルの更新・保守に関しては、依頼企業の予算に応じて「スポット・数カ月・年間」単位で更新計画を立案。予算をオーバーするような更新は行わないのでコスト管理がしやすい。そのほか、作成したマニュアルに則って社内の問い合わせに対応するヘルプデスク業務代行サービスも提供している。

  • 料金:250万円〜(100ページ・業務マニュアルの場合)、180万円〜(100ページ・操作マニュアルの場合)

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クレストコンサルティング(株式会社クレストコンサルティング)

クレストコンサルティング公式Webサイト

(出所:クレストコンサルティング公式Webサイト)

30年以上、3,000件以上の制作実績を誇るマニュアル作成会社。各種マニュアルの制作に加え、作成前後のコンサルティングにも対応。わかりやすいマニュアルを作るために、業務の整理・切り分けから入って、それに合わせて目次構成やルール作成、運用しやすい体制支援まで行う。マニュアルが完成した後のアフターフォローも手厚く、依頼企業の各部署がマニュアルを活用できているかを確認し、定着しきれていない場合は内容の再整備を行ってくれる。
そのほか、必要に応じてマニュアル改訂担当者向けの研修を実施。作成を効率的に進めるフォーマットの作り方や、マニュアルの内容を更新管理するための体制構築方法を数カ月〜1年単位でレクチャー。マニュアル改訂の内製化を見据えている企業におすすめだ。

  • 料金:要問い合わせ

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おすすめのマニュアル作成会社(操作マニュアルに強み)

テクニカルライティングに強みがあり、機器やソフトウェアなどのIT製品の操作マニュアルを多く手がけている会社を紹介します。

たかき(富士ソフト株式会社)

たかき公式Webサイト

(出所:たかき公式Webサイト)

ソフトウェア開発企業「富士ソフト」のマニュアル作成事業部が提供しているサービス。富士ソフト所属でソフトウェア開発・システム構造の知見豊富なディレクターが、依頼企業の課題や要望をヒアリング。その内容を踏まえてマニュアルの構成を組み立て、テクニカルライターが原稿執筆に従事する。マニュアルの内容だけでなく、UI/UXデザインにも注力。一例として、空港スタッフが利用するWebオペレーションマニュアルを、見栄えや検索のしやすさを意識したデザインとあわせて実装した実績がある。
日本語で作成したマニュアルの翻訳にも長けており、ただ他言語に直すのではなく、翻訳元の資料の正確な理解を踏まえて文章を再構築。専門用語が多く、翻訳業務を他社に外注できないと悩む企業にも最適だ。なお、翻訳可能な言語は63種類。

  • 料金:要問い合わせ

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PMC(株式会社PMC)

PMC公式Webサイト

(出所:PMC公式Webサイト)

製品操作マニュアルの企画から制作、印刷までワンストップで提供する会社。仕様書や図面を読み解ける技術経験豊富なスタッフが常駐。仕様書だけでわからないことがある場合は現場取材や実機確認を通して、利用者がマニュアルを理解しやすいように仕上げてくれる。CADを用いた設計データを取り込んだイラスト作成も可能で、テキストの補完として役立つ。また、マークアップ言語「XML」を用いてマニュアルを設計。XMLにより、マニュアルをPDF、Webだけでなく機器への組み込みなどマルチに展開できるので、一つのマニュアルを様々なチャネルで使いたい企業にも適している。
マニュアルは、70種類以上の言語への翻訳に対応。制作実績のある業界は、自動車関連から医療機器、情報機器、家電機器など幅広い。

  • 料金:要問い合わせ

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ソーバル(ソーバル株式会社)

ソーバル公式Webサイト

(出所:ソーバル公式Webサイト)

ソフトウエア・ハードウエアの設計開発の知見を活かし、ユーザーと開発者両方の視点を取り入れた操作マニュアル作成が得意な会社。同社の特色は、マニュアルにする製品の特性に応じたレイアウトを提案してくれること。たとえば個人・家庭向けに作られた製品のマニュアルであれば、検索しやすい導線や、わかりやすい見出し・デザインなどに気を配って仕上げていく。一方、工作機械などの法人・事業者向け製品であれば、同社のスタッフが現地取材により製品を隅々まで確認。機密の多い製品にも対応し、従業員がもれなく作業を遂行できるマニュアルに仕上げていく。既存のPDFのマニュアルをCMSに移管し、見やすく整理する作業も依頼可能。そのほか、マニュアル画面のアイコンに設定するキャラクターのデザインを依頼でき、製品のプロモーションに活用できる。

  • 料金:要問い合わせ

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cybertech(株式会社サイバーテック)

cybertech公式Webサイト

(出所:cybertech公式Webサイト)

ソフトウェア・IT製品の操作マニュアルや取扱説明書の作成に特化した会社。最大の特徴は、同社のスタッフが対象製品を操作しながらマニュアル原稿を作成してくれること。実機のないシステム・サービスであっても、ログインIDを発行して共有すれば、操作を通じてマニュアルを作り上げてくれる。IDの発行が難しい場合は、設計書や画面キャプチャデータをもとにマニュアル作成を依頼可能だ。
また、マニュアル制作支援システム「PMX」を自社開発。システム内で、社内のライターとITスキルを有したエンジニアが知識を補完し合いながらマニュアル作成を進めるため、専門性の高い内容であっても高品質に仕上がる。PMXは別途依頼企業にも提供しており、たとえばマニュアルの改訂を頼みたい場合、PMX内で同社に改定項目や方向性を指示する使い方ができる。

  • 料金:要問い合わせ

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⼀向社(株式会社一向社)

⼀向社公式Webサイト

(出所:⼀向社公式Webサイト)

電子・紙媒体問わず製品の取扱説明書の作成を一任できる会社。企画・構成の段階では、ユーザーに伝えたい内容と現状の課題を整理しながら、説明書に落とし込む内容を精査していく。あわせて、取扱説明書を紙・電⼦・Webどの媒体で、どんな編集方針を定めて作っていくかを積極的に提案してくれる。新規作成はもちろん、商品の改定に伴う取扱説明書のリニューアルにも対応。仕様書などの各種資料により、変更になった箇所を抽出しながら原稿を作成してくれる。また、ユーザーへ視覚的に使い方をアピールできる「テクニカルイラスト」の依頼も可能。取扱説明書の作成に携わるための知識や技術レベルを認定する「TC技術検定」の有資格者が、写真や3Dデータをもとに精緻なイラストを描き出す。そのほか、文章表記が製造物責任法・薬機法を遵守しているかの確認や、リーガルチェックもあわせて実施してくれるので、依頼企業側の手間が大幅に軽減される。

  • 料金:要問い合わせ

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おすすめのマニュアル作成会社(マニュアル作成ツールの導入支援に特化)

マニュアル作成ツールの導入を前提に、作成代行サービスを提供している会社を紹介します。

マニュアル作成代行(株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング)

スタディスト公式Webサイト

(出所:マニュアル作成代行公式Webサイト)

PCやスマホで簡単に業務マニュアルの作成・共有が簡単に行える現場作業員向けのツール「Teachme Biz」の導入支援と、ツールを通したマニュアル作りをサポートする会社。「Teachme Biz」は14日間の無料期間を設けており、その間に使用感を試してみて定着しそうなら本格導入するという検討が可能だ。導入が決まったら、マニュアル作成代行に移行。まずは、同社が依頼企業の業務をヒアリングして、アウトラインを設計。その後は「Teachme Biz」を使った原稿作成や、マニュアル内に差し込む動画・画像撮影を任せられる。マニュアル作成代行後、従業員へツールの利用を定着させたい場合は、別途運用支援サービスを依頼するのがおすすめ。同社が、現場スタッフへツールを効果的に活用する方法を教える研修を行ってくれる。

  • 料金:月額59,800円~(Teachme Biz利用料金)※マニュアル作成代行費用は別途

詳細はこちら

Dojo(株式会社テンダ)

Dojo公式Webサイト

(出所:Dojo公式Webサイト)

オリジナルのマニュアル作成ツール「Dojo」の導入とあわせて高品質なマニュアル作成を代行する会社。豊富なノウハウを持つスタッフが、依頼企業のマニュアル作成における課題を分析し、解決に向けてツールの導入とマニュアルの作成を代行する。Word・Excel・PowerPoint・動画など希望の形式でマニュアルを納品するほか、必要に応じてスマホやタブレットでも閲覧できるコンテンツを作成。納品後は、「Dojo」を通したマニュアルの内製化が進むよう手厚くサポートしてくれる。
なお、「Dojo」にはマニュアルを作るためのテンプレートが豊富で、誰が操作しても統一感のあるマニュアルを作れる点が特徴。また、ツール内で作成したテキストは音声合成して出力でき、動画マニュアルにナレーションを入れたい場面などで重宝する。大手通信機器メーカーや建設会社、銀行など様々な企業での利用実績あり。

  • 料金:要問い合わせ

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おすすめのマニュアル作成会社(リーズナブルな利用に強み)

限られた予算からバランスを見ながらマニュアル作成を依頼しやすいタイプの会社を紹介します。

マニュアル制作.com(第一資料印刷株式会社)

マニュアル制作.com公式Webサイト

(出所:マニュアル制作.com公式Webサイト)

多岐にわたる用途のマニュアル作成を承っている会社。料金体系が明瞭で、作業時間に応じて費用が変動する仕組みになっている。制作の際は、マニュアル化する対象をカテゴリ分けしながら目次や全体の構成を組んでいく。構成が固まったら、誌面の完成形をイメージしながら差し込むテキストや、写真・イラストのイメージを反映させたフォーマットを作成。フォーマットにより、準備すべき原稿の種類やボリュームが明確になるうえ、依頼企業側も完成形がイメージしやすくなる。なお、原稿を作るための取材も頼めるが、料金が作業時間に依存するため自社で素材を用意すれば、制作費用を抑えられる。
過去に制作を手がけたマニュアルの種類が豊富で、一般的な業務・操作マニュアルなどのほか、会員データの更新や会員フォローの手順を示した「会員管理マニュアル」や、テレワーク導入に向けたガイドラインを示した「テレワークマニュアル」などがある。

  • 料金:7,000円/時間(全体構成・誌面設計・原稿収集・編集・ライティング費)、20,000円/ページ(誌面作成・デザイン費)

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グッドマニュアル(株式会社ぺいじず)

グッドマニュアル公式Webサイト

(出所:グッドマニュアル公式Webサイト)

文字の大きさ、行間やイラストの配置に気を配り、人間の視線の動きに合わせた読みやすい流れを作るのが得意なマニュアル作成会社。主に依頼できるのは、取扱説明書などの製品マニュアル、社内業務手順を記した業務マニュアル、現場の従業員向けに仕事が円滑に進む方法や考え方を説明したセールスマニュアルの3種類。製品マニュアルの作成で重視しているのは、知りたいことをすぐに手引きしやすい構成。内容に応じて分冊や簡易的なガイドの作成を提案し、ユーザーの立場を考えたマニュアル作りを行う。業務マニュアルは、頻繁に内容の更新がしやすいよう電子マニュアルやブログで作成することを推奨。セールスマニュアルの場合は、仕事のポイントを簡単に覚えられるよう語呂合わせやチェックシートを取り入れた構成を提案している。
別途、動画形式のマニュアルの作成も承っており、テキストとあわせて活用できる。

  • 料金:30,000円(企画・構成費)、10,000円/ページ(原稿作成費)、2,500円/ページ(ページレイアウト費)、2,000円~/点(イラスト作成費)※制作管理費が合計費用の10%

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セザックス(セザックス株式会社)

セザックス公式Webサイト

(出所:セザックス公式Webサイト)

制作に必要な納期・価格・品質をバランスよく調整したマニュアルの作成を任せられる会社。同社には「編集・制作部門」「校正部門」スタッフが常駐。編集・制作部門では、差し込むイラストや画像のスキャニングを一つひとつ丁寧に実施。校正部門では、単なる誤字脱字だけでなく文章の整合性まで含めてチェックを行うため、クオリティの高いマニュアルができあがる。紙媒体だけでなく、PDF・Web・アプリなど様々な媒体でのマニュアル作成に対応。また、印刷物として納品したマニュアルのデータを抜粋・加工して、Webサイトなどの別媒体に展開していくことも可能だ。そのほか、英語をはじめ40種類以上の言語へマニュアルを翻訳するサービスを提供している。

  • 料金:要問い合わせ

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おすすめのマニュアル作成会社(紙マニュアルの作成に強み)

最後に、紙媒体でのマニュアル作成に強く、製本・印刷まで一貫して行ってくれる会社を紹介します。

あいわーくす(株式会社あいわーくす)

あいわーくす公式Webサイト

(出所:あいわーくす公式Webサイト)

取材、原稿作成、編集はもちろん製本、印刷まで一気通貫で手がける会社。作成に対応しているマニュアルの種類は、エンドユーザー向けの取扱説明書、社内向けの業務マニュアル、製品の販売会社など外部企業向けマニュアルの3種類。取扱説明書は、専門用語の多用を避けて理解しやすい文章を作成。文章の意味を補完するテクニカルイラストの制作とあわせて、ユーザーに正しく理解される説明書作りにこだわっている。業務マニュアルは、依頼企業が提供する資料と取材内容を集めながら、業務の手順を簡潔に言語化。外部企業向けマニュアルは、社内で当たり前に使っている言語を他社が見てもわかるよう、一般的な表現に置き換えるアプローチをしている。
取扱説明書・業務マニュアルであれば、一部からの小ロット印刷が可能。また、過去の制作データは同社で一元管理しており、マニュアルの定期的なリニューアルにも対応する。

  • 料金:10万円〜(企画・構成費)、50,000円〜(デザイン費)、50,000円〜/日(取材費)、10,000円〜/ページ(原稿作成費)※制作管理費が合計費用の10%

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まとめ

マニュアルは、Word・PowerPointなどのOfficeツールや、クラウド型のツールを利用すれば自社で内製化できます。しかし、自社の担当者がほかの業務と並行しながらマニュアル作成を進めるのは労力がかかります。また、マニュアルを製品の仕様変更や、社内ルールの変更に則って書き換える作業も手間がかかり、定期的に更新を行うリソースを確保するのは難しいものです。

マニュアル作成会社であれば、専門のスタッフがマニュアル利用者の目線で、製品の操作方法や自社の業務手順を読みやすく構成。作成会社によっては、マニュアルの定期的な書き換え・メンテナンスも一任可能で、マニュアルをコンスタントにアップデートできる体制を整えられます。

更に、マニュアル作成前の業務内容整理や、既存で使っているマニュアルの課題点抽出・改善点提案、マニュアルの活用を従業員に定着させるための研修を依頼できる会社もあります。作成を依頼したいマニュアルの種類や予算、自社の現状を踏まえながら最適な会社を選んでみてください。

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