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スタートアップ広報:プレスリリースの書き方3(配信、展開編)

2018.01.17 Wed

広報・PR

プレスリリースの書き方3(配信、展開編)

目次

はじめに

こんにちは。ちそう株式会社の山本です。今回は、プレスリリースの書き方全3回の3回目です。

書き方と書いていますが、今回は、配信や展開方法です。ここ2回ほどで書かせていただいたプレスリリースのポイントですが、せっかく作ったプレスリリースも、掲載されなければ意味を成しません。広報活動の最終目的は、狙っているアウトカムを得ることだと最初に書かせていただきましたが(参考:スタートアップ広報:プレスリリースの書き方1(構成編))、そのアウトカムを得るためにも、アウトプットたるメディアへの掲載は欠かせません。そのメディアへの配信、展開方法を書いていきたいと思います。

 

メディア、記者とのコンタクトの作り方

業界担当の記者がいる場合には、その記者とコンタクトすることが重要ですが、事業立ち上げ時には、業界担当記者がいる業種でも、メディア側からコンタクトしてもらえることはほとんどないと思います。そこでこちらからのアプローチの方法を紹介します。

1.配信(ワイヤー)サービスを活用する

配信サービスを活用することで、簡単に、比較的低価格でメディアへの配信、展開を行うことができます(参考:プレスリリース配信サービス)。本数が多い場合には、年間契約もよいと思いますが、事業立ち上げ時はサービス拡充や新規開発もあまりないと思いますので、スポット契約で十分だと思います。

予算がないもしくは0という場合には、例えば、ValuePress!は、無料で20媒体への配信ができますので、おすすめです。また、PR Timesもスタートアップ支援として、フォロワーが3名以上いると、会社設立から2年間、月1回の配信が無料になりますので(2018年1月現在)、このようなサポートを活用すると良いと思います。

2.ターゲットメディアのリリース送付先を見つける

ここからは、少し泥臭い手法です。アウトカムを意識して選定したメディアの担当記者が分からない場合は、媒体のリリース送付アドレスを見つけて配信する方法があります。

通常、お問合せや媒体資料などに記載されています。これらを一つずつ集めて、リリースの度に配信すると、何度か返信があったり、問い合わせが来たりします。その時のコンタクトいただいた記者は、少なくとも現時点では、興味を持っているもしくは業界を担当しているということになります。

その時に、その記者の連絡先を集め、自社の“記者リスト”を作れば、次からはその方にも配信すると、掲載確率を高めることができます。配信サービスを利用する場合でも、 時間は掛かりますが、自社の記者リストは必ず作成するべきです。しっかり作れば、自社の資産になりますので、根気強く作ってください。

3.記者クラブの活用

業界、業種を問わず、さまざまな分野、メディアの記者が詰めているのが、記者クラブです。もちろん、業界に特化した記者クラブもありますが、自社の商品・サービスに業界記者クラブがないようでしたら、まずは、都庁記者クラブ、兜クラブに投げ込みをしてみましょう。

都庁記者クラブや東京証券取引所内にある記者クラブには、読売新聞などの一般紙や日本経済新聞、雑誌やラジオ、テレビのポストがあります。ここにリリースを投げ込んでいきます。詳細な投げ込み方法は記者クラブによって異なるため、別途ご紹介したいと思います。

 

まとめ

今回は、配信、展開方法について紹介しました。いずれの方法にせよ、コンタクトできた、もしくはコンタクトしてもらった記者の方としっかりリレーションを作ることが重要です。一朝一夕にはできないメディアリスト(記者リスト)ですが、今、やらなければ、将来も出来上がることはありません。一歩ずつ、しっかりと自社の広報資産を作っていただきたいと思います。

 

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プレスリリースの書き方1(構成編)

プレスリリースの書き方2(表現編)

 

著者:山本 智(ちそう株式会社 代表取締役/PRSJ認定PRプランナー)
東証一部部品メーカー、マザーズ上場マーケティング会社での広報経験を経て、2017年11月にちそう株式会社を設立。10年以上の広報経験と大学、大学院で専攻していた科学を組み合わせた事業、Think Squares Project、事業活動で得た知見と広報経験による、広報・PR支援を事業として行っている。

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