記帳代行サービス比較14選!タイプ分けして選び方を紹介

記帳代行サービス比較14選!タイプ分けして選び方を紹介

最終更新⽇:2023-11-21

領収書をファイリングしたり、手入力・仕訳したりするのが面倒という方は必見です。記帳代行サービスのメリット・デメリット、料金のおおよその相場感、更にスムーズな選び方まで、わかりやすくご紹介します。

記帳代行サービスとは

記帳代行サービスとは、自社で行うべき帳簿作成業務を委託することのできるアウトソーシングサービスのことです。たとえば、業務で発生した収支の記録を会計ソフトへ入力してもらう、などが主な依頼内容になります。

記帳代行サービスは、どの企業でも利用できる汎用的なものから、特定の業界に強みを持っているサービスなど多岐に渡っているため、自社の用途に合ったサービスを選ぶのが重要です。本記事では、記帳代行サービスのタイプ・選び方などをわかりやすく紹介していきます。

税理士法に違反しないか

まず、誤解されがちですが、記帳代行は税理士法には違反しません。税理士法に抵触するものは、決算申告など税理士業務に定められている「税務に関する業務」に限られます。記帳業務はこの税務業務には当たらないため、社外の人間に委託しても、またその者が税理士資格を持っていない場合でも問題ありません。安心して代行サービスに依頼が可能です。

経理代行との違い

記帳代行と経理代行とでは、業務範囲が異なります。記帳代行は業務で発生した取引を帳簿に記帳するまでの範囲を指します。それに対し、経理代行は会計ソフトへの入力などの記帳代行にとどまらず、それ以外の小口現金管理や出納管理などの日常業務、更に請求書の発行や給与計算などの月次業務、決算書の作成などの年次業務まで多様な業務が含まれます。

記帳代行サービスの依頼先

記帳代行サービスの依頼先としては、主に以下の4つが挙げられます。

1.税理士・会計事務所

記帳代行に加えて、決算申告書の作成や年末調整業務など税理士業務が必要な範囲までカバーができます。経理業務全体をカバーしてほしい場合は、税理士・会計事務所に依頼するのがおすすめです。なお会計・税務の専門家に依頼することになるため、料金は記帳代行業者に依頼するよりも高額になることが多いです。

2.記帳代行の専門業者

税務資格を持たない代わりに、安価で料金代行してくれるのがメリットです。月額の契約や繁忙期のみの依頼など、柔軟な対応も行えるため、自社の状況に合わせて依頼できます。中には税理士が在籍している場合もありますが、在籍していない場合は、決算申告業務等は依頼できないため、別途税理士に依頼するなどが必要です。

3.会計ソフトのベンダー

会計ソフトのオプションサービスとして記帳代行を扱ってくれる場合もあります。たとえば、弥生会計では弥生会計ソフトを利用している会計事務所に対して、記帳代行支援サービスを展開しています。該当の会計ソフトを利用していれば、依頼できますが、対応していない会計ソフトもあるため注意が必要です。

4.フリーランス

クラウド型のマッチングサービスなどを利用して、フリーランスに依頼する方法です。安価で対応してもらえることも多いですが、案件の募集をかける→依頼をする→日々のやり取りを行う→請求を行うなど一連の工数がかかります。また、仕事の質が担保されていない、いきなり連絡が取れなくなってしまうなどのリスクもあるため、依頼する際は実績などを慎重に見極めることが求められます。

記帳代行サービスのメリット・デメリット

記帳代行サービスを活用することによるメリット・デメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

記帳代行サービスのメリット

  • 担当者の業務負担軽減
  • コア業務への集中
  • 正確な処理の実現
  • コスト削減

記帳業務は、日々発生するお金の流れを記録するため、時間や手間がかかります。企業によっては専任の経理担当者がおらず、他の業務と兼任している場合も少なくありません。取引の量が多くなると担当者の業務負担が大きくなってしまい、ミスが発生したり、他業務に支障をきたしてしまいます。

記帳代行サービスを活用することで、貴重なリソースを記帳業務に回すことなく、自社のコア業務に注力できます。更に記帳業務に関するミス発生のリスクも減り、正確な処理が実現できるのも魅力です。もちろん代行サービスを利用するには一定のコストが必要ですが、経理業務が担える人材を採用する・育成するためのコストを考えれば、コスト削減と言えるでしょう。

記帳代行サービスのデメリット

  • 記帳業務のノウハウが蓄積できない
  • 情報漏洩のリスクがある
  • 業務をリアルタイムで把握できない

記帳代行サービスを利用する限り、社内に記帳業務に関するノウハウが蓄積することはありません。また、記帳代行サービスは業者に必要書類等を送付し、自社に帳簿が上がってくるまでにタイムラグがあるのが一般的です。そのため、迅速な経営判断が必要な場合には適していません。

それ以外でも、業務をアウトソーシングするため、機密情報の取り扱いに関して懸念が残ります。セキュリティ対策が万全なサービスであっても、情報漏洩のリスクは少なからず発生することを認識しておきましょう。

記帳代行サービスの相場感(料金・費用)

記帳代行サービスの多くは、毎月一定の仕訳量を上限とした月額料金制を採用しています。「月間100仕訳までなら月額いくら」、もしくは「200仕訳までなら月額いくら」というようなイメージです。その他、基本プランに加えて従量課金制を採用しているサービスもあるため、自社の仕訳量に応じて、サービスを見ていくと良いでしょう。

以下、月間200仕訳を例に月額いくらぐらいかかるのか、主だった代行サービスの料金を調査しておきましたので、サービス選びの参考にしてください。件数やプランによっても異なりますが、概ね10,000円〜20,000円前後の月額料金が相場と言えるでしょう。

<200仕訳まで>

サービス提供企業名 料金
ライト・コミュニケーションズ 月額25,000円
YFPクレアコンサルティング 月額10,000円〜20,000円
TOP ONE 月額20,000円〜25,000円
シスプロ 月額9,480円〜10,980円
Wiz 月額17,000円

記帳代行サービスのタイプ・選び方

記帳代行サービスはサービスの特徴によって、3つのタイプに大別できます。検討する際には、まずどのタイプが適切かを考えた上で、サービスの比較を行うとスムーズです。

汎用的に利用できる記帳代行サービス

規模・業種を問わず利用されている、利用実績の多いタイプの記帳代行サービスです。業界として特異的な商習慣がなく、難しい仕訳が発生しない場合にはおすすめです。

たとえば、月間150社もの豊富な利用実績を誇る「ライト・コミュニケーションズ」の代行サービスでは、領収書や売上請求書、預金通帳のコピーなどを送付すれば、専任の入力担当者が記帳代行を行ってくれます。領収書などの日付を揃える必要もなく、月ごとにまとめた書類を丸投げするだけなので手間がかかりません。

税理士・会計事務所向けの記帳代行サービス

多くのクライアントから経理業務を委託されている税理士・会計事務所では日々の仕訳量も膨大な量になります。そんな場合におすすめの記帳代行サービスです。

たとえば、「弥生の記帳代行支援サービス」は、帳票のスキャナデータをアップロードするだけで、自動で仕訳を行ってくれます。更にインターネットバンキングなどの連携設定を行えば、支払いの明細データも自動で取込可能。税理士・会計事務所に限らず、膨大な量の仕訳を行う場合にはおすすめです。

特定の業種・業態に強みを持つ記帳代行サービス

業種・業態によっては仕訳を行う際に特殊なノウハウやスキルが必要な場合があります。たとえば、保険や介護、鍼灸、転売などが挙げられます。特異的な商習慣などノウハウや経験が必要になってくる場合には、自社の業界に強みを持ち、相応の実績がある記帳代行サービスがおすすめです。

たとえば、「ウイングシステム」の記帳代行サービスは、生命保険会社の保険営業向けに特化したサービスを展開しています。月の領収書や請求書をまとめて郵送するだけで預かり可能。そのまま帳簿作成を代行してもらえるため、忙しくて領収書の整理を行う時間がないなどの悩みを解決できます。

記帳代行サービスの比較ポイント

タイプがある程度絞り込めたら、今度は個々の代行サービスを比較検討していく番です。具体的なポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。

依頼・確認の方法が自社に合っているか

記帳代行サービスは、基本的に自社の領収書や請求書などを送付することが必要です。ただし、送付の方法は、郵送で送るものから、スキャナーでデータ化したものを送信するもの、写真を撮って送付するなどサービスによって様々。どれが自社の業務体制に合っているか確認しておきましょう。併せて、データ化された帳票をどのようにして確認するのか、修正対応の受付方法や反映まで時間、コミュニケーションの方法や頻度などもポイントです。

たとえば、「経理入力PRO領収書入力代行サービス」は、レシートや領収書をデータ化したものを、アプリを通じて送付します(アプリ対応が難しい場合は郵送での対応も可能)。作成したデータは、専用のマイページから確認ができ、修正作業も簡単に行えます。

どの会計ソフトに対応しているか

記帳代行サービスは、サービスによって対応する会計ソフトに違いがあります。自社で扱っている会計ソフトでの対応が可能かどうかは確認すべきポイントです。

たとえば、「ライト・コミュニケーションズ」は「エプソンの財務応援」「弥生会計」「勘定奉行」の3種類の会計ソフトに対応可能。代行サービスを選ぶ際はどの会計ソフトなら標準で対応しているのか、それ以外のソフトも対応可能なのか、それとも別途料金がかかるのかなど依頼前に確認しておくようにしましょう。

周辺業務にも対応してくれるか

記帳業務は経理業務の一部であり、企業によっては、他の給与計算や請求、支払いなどの月次業務や年末調整や税務申告、決算整理などの年次業務も対応してほしいケースもあるはず。経理業務のアウトソーシングも視野に入れる場合は、どこまで対応が可能かを確認すると良いでしょう。

たとえば、「MRY記帳代行サービス」は日々の記帳代行業務に加えて、オプションとして給与計算や賞与計算業務を1名単位から対応してくれます。なお、基本料金に含まれているものや別途オプション料金となるものなど、料金形態もサービスによって様々ですので、事前にしっかり確認しておきましょう。

おすすめの記帳代行サービス(汎用的に利用できる)

記帳代行サービス(ライト・コミュニケーションズ株式会社)

記帳代行サービス公式Webサイト

(出所:記帳代行サービス公式Webサイト)

毎月、150社以上の記帳代行を行っている記帳代行サービス。専任の入力担当者が取引内容を確認しながら、正確な帳簿作成を行い、質問にも迅速に対応可能。売上・仕入の一覧表、売掛金・買掛金残高一覧表などを作成してくれるため、経営状況を的確に把握することができる。
書類の受け取りから最短5営業日で会計帳簿を納品可能。別途、決算までの期限が迫っている際に活用ができる、駆け込み記帳代行サービスも提供。

  • 料金:月額25,000円/月(200仕訳まで)

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経理・記帳代行サポートオフィス(株式会社YFPクレアコンサルティング)

経理・記帳代行サポートオフィス公式Webサイト

(出所:経理・記帳代行サポートオフィス公式Webサイト)

北海道から沖縄まで全国の企業をサポートする記帳代行サービス。会計ソフトは従来のパッケージタイプ以外にもfreee、マネーフォワード、弥生オンラインなど様々なクラウド会計ソフトに対応可能。記帳代行業務を行うスタッフは、実践レベルで経験豊富なのも心強い。
領収書等を送付して記帳代行を依頼する楽々コースと、現金出納帳を作成して会計ソフトへの記帳のみを依頼する格安コースの2つを用意している。

  • 料金:楽々コース/月額20,000円(200仕訳まで)、格安コース/月額10,000円(200仕訳まで)

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TOP ONE 経理代行センターの記帳代行サービス(株式会社TOP ONE)

TOP ONE 経理代行センターの記帳代行サービス公式Webサイト

(出所:TOP ONE 経理代行センターの記帳代行サービス公式Webサイト)

1,000件以上の豊富な実績を持つ記帳代行サービス。記帳代行に加えて経理代行サービスにも対応可能。現金出納帳を提出して記帳代行を行ってもらう「入力サポートプラン」と領収書等を送付するだけで記帳代行を行ってもらう「丸投げパック」を用意。
証憑ファイリングや部門別に損益計算書を作成する部門別オプションも用意。医業、薬局、手形取引、建設、金融、投資、不動産など特殊な経理処理が発生する場合でも対応ができる特殊取引オプションにも対応。

  • 料金:入力サポート/月額20,000円(200仕訳まで)、丸投げパック/月額25,000円(200仕訳まで)

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経理入力PRO領収書入力代行サービス(株式会社シスプロ)

経理入力PRO領収書入力代行サービス公式Webサイト

(出所:経理入力PRO領収書入力代行サービス公式Webサイト)

データ入力専門同社が手掛ける記帳代行サービス。領収書の送付方法が2種類あるのが特徴。Android、iPhoneいずれかのアプリを利用して、写真撮影した領収書をデータ化して送付する「アプリ送信プラン」。もう一つは帳票をレターパックで送付する「郵送プラン」。会計データも弥生会計、マネーフォワード会計、freeeに取り込めるものを希望に沿って用意。会社独自の勘定科目がある場合は、オプション料金で対応可能。

  • 料金:アプリ送信プラン/月額980円(30件)+50円×件数、郵送プラン/月額2,980円(50件)+ 55円×件数

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KANBEI(株式会社Wiz)

KANBEI公式Webサイト

(出所:KANBEI公式Webサイト)

クラウド会計ソフトfreee・マネーフォワードに特化した“コスト診断機能“つきの記帳代行サービス。利用者の作業は領収書を月に1回送付するのみ。仕訳した会計データをもとにコストの適性診断を行い、コストの見える化と適正化が可能。
クラウド会計ソフトに特化しているため、月額1,000円〜利用できる安価な料金体系も魅力(ただし件数に応じた従量課金制)。トラブル発生時には、カスタマーサポートが用意されており、電話かチャットで内容の問い合わせも可能なため安心。

  • 料金:月額1,000円(基本料金)+80円/件(従量課金制)

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おすすめの記帳代行サービス(税理士・会計事務所向け)

MRY記帳代行(合同会社ファットエバー)

MRY記帳代行公式Webサイト

(出所:MRY記帳代行公式Webサイト)

税理士向けの記帳代行サービス。実務経験が豊富なスタッフが記帳業務を代行するため、質の高いサービスの展開が可能。資料収集などのやりとりに関しても、税理士を介さずに、顧問契約を結んでいる企業や事務所と直接行ってくれるのも心強い。
打ち合わせはオンラインのみで行い、領収書の処理もスキャンデータのオンライン処理を行うため、業務効率化にも貢献。質問や緊急対応はチャットツールで迅速に対応が可能。

  • 料金:8,000円(サービス基本料金)+50円/仕訳+15円/データ化

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freeeデータ化サービス(freee株式会社)

freeeデータ化サービス公式Webサイト

(出所:freeeデータ化サービス公式Webサイト)

会計事務所向け記帳代行支援サービス。領収書・レシートや通帳などの証憑をスキャン・アップロードすると1~2営業日以内に仕訳データ化し出力が可能。必ずしもfreee 会計ソフトのユーザーである必要はなく、それ以外にも、マネーフォワード、弥生会計、ミロク情報サービスなど、様々な会計ソフトの出力に対応。
手書きの領収書にも対応しているため、書き起こしたり転記したりする手間も省けて、更なる業務負担の軽減が期待できる。

  • 料金:要問い合わせ

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弥生の記帳代行支援サービス(弥生株式会社)

弥生の記帳代行支援サービス公式Webサイト

(出所:弥生の記帳代行支援サービス公式Webサイト)

会計事務所向け記帳代行サービス。会計事務所が契約している顧問先がインターネットバンキングやクレジットカードなどのWebサービスを利用している場合は、取引データを自動で取り込み可能。紙証憑などの場合はスキャンデータの取り込みにも対応。
仕訳もAIが自動で実施。使い込むほど精度が上がっていき、更なる業務効率化が期待。インボイス制度や電子帳簿保存法など、最新の法令にも対応可能。

  • 料金:月額10,000円(10ライセンス)

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CAV(株式会社Create Accounting Value)

CAV公式Webサイト

(出所:CAV公式Webサイト)

記帳代行に加え、会計知識を備えたスタッフが残高照会まで対応してくれる記帳代行サービス。領収書等をそのまま送付するだけで対応可能。対応する会計ソフトは弥生会計や財務応援など8種類以上(クラウドサービスにも対応可能)。
会計事務所向けに特化しており、要望や希望に沿った会計処理を実現。納品は書類の到着から最短5営業日で対応。月次更新だけではなく、繁忙期などのスポット対応のプランも用意。

  • 料金:月額8,250円(200仕訳まで)〜

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おすすめの記帳代行サービス(特定の業種・業態に強み)

せどり専門の格安経理代行(中野興産合同会社)

せどり専門の格安経理代行公式Webサイト

(出所:せどり専門の格安経理代行公式Webサイト)

せどり(転売)に特化した記帳代行サービス。運営社自身もせどりを行っているため、業界用語・専門用語などについてもスムーズな対応が可能。証憑を送付するだけで、現預金入力からクレジットカード利用入力。更に売掛金や買掛金の入力を行い、毎月の試算表も合わせて作成。
担当者は複数社を担当するのではなく、1社1担当制のため、スムーズなコミュニケーションが期待。希望に応じて豊富なノウハウを活かした経理指導も行ってくれる。

  • 料金:月額7,980円(税込)※年商5,000万円までの場合

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記帳代行サービス(株式会社ウイングシステム)

記帳代行サービス公式Webサイト

(出所:記帳代行サービス公式Webサイト)

生命保険営業員のサポートに強みを持つ記帳代行サービス(利用実績5,000名超)。対応スタッフも保険業界での実績と経験が豊富。領収書等を郵送するだけで対応が可能。作成した書類は郵送での対応の他に、訪問での受け渡しにも力を入れている。
信頼関係の構築を第一に考えており、記帳代行の他に申告書の作成などもサポートできる。生命保険営業員を中心に、その他、個人事業主、小規模法人まで対応可能。

  • 料金:要問い合わせ

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記帳代行サービス(有限会社エースアシスト)

記帳代行サービス公式Webサイト

(出所:記帳代行サービス公式Webサイト)

鍼灸整骨院を専門とした記帳代行サービス。領収書や通帳のコピーなどを郵送するだけで、記帳業務を代行。記帳業務は専属スタッフが行い、税理士の指導・監督のもと、適切な仕訳と質の高い仕事を実現。希望をすれば記帳代行以外にも税務申告も対応可能(別途料金)。
税理士以外にも、社労士・司法書士など、専門家がネットワークを組んでいるため様々なシーンで相談できるのが心強い。

  • 料金:月額20,000円〜

詳細はこちら

記帳代行サービス(日本経営ウィル税理士法人)

記帳代行サービス公式Webサイト

(出所:記帳代行サービス公式Webサイト)

社会福祉法人会計に精通した記帳代行サービス。実績は500社以上を誇り、相談から見積、面談までは無料で対応が可能。担当者は一人ではなく、社員数約2,500名の中から専門チームが組まれ、正確で適切な会計処理を実現。
サービスを開始する際には、専門コンサルタントと綿密な打ち合わせを行い、スムーズな導入をサポート。北海道から沖縄まで支援実績があるため全国のどこの場所でも適切な支援が期待できる。

  • 料金:月額100,000円

詳細はこちら

カルク(株式会社エフアンドエム)

カルク公式Webサイト

(出所:カルク公式Webサイト)

保険営業を中心に、個人事業主や小規模事業主にも対応した記帳代行サービス。手軽に利用でき、領収書やレシートなどの書類を封筒に入れて送付するだけで作業完了。内容の確認は専用アプリから行え、必要な対応事項なども明記されているので安心。
記帳代行だけでなく、税理士による確定申告までをカバー。自身で確定申告書の作成や税務署での手続きが不要に。副業等の働き方の多様化・会計業務に不慣れな人が増えたことにより、2022年12月時点での利用者数は85,000人を突破。

  • 料金:年額70,000円

詳細はこちら

まとめ

日々発生するお金の流れを仕訳して会計ソフトへ入力してくれる「記帳代行サービス」。月間200仕訳までなら10,000円〜20,000円程度で利用可能です。担当者の業務負担の軽減やミスの防止、その他、新たな人材を採用したり・育成したりするのに比較した場合にはコスト削減も期待できます。

ただし、記帳代行サービスは汎用的なものから、特定の業界に強みを持っているものまで、無数に存在します。自社の用途に合った記帳代行サービスを選ぶことが大切です。「依頼・確認の方法が自社に合っているか」「どの会計ソフトに対応しているか」、また将来的に経理業務全体を依頼する可能性も考えられる場合は、「周辺業務の対応まで可能か」を加味しながら選択してみてください。

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