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Growbots顧客リスト作成から営業アプローチまで自動化で営業は大喜び?

2018.05.12 Sat

営業

Growbots_トップ

目次

アメリカにアウトバウンド営業*を自動的に行えるサービスがあるとのこと。非効率の塊のアウトバウンドの自動化とはとても気になりますので、調査してみました。

*問い合わせを待つのではなく、売り込みたい側から働きかける営業方法。

調査したのは、アメリカとポーランドに拠点を持つスタートアップであるGrowbots社のGrowbotsというサービスです。同社はこれまでに4億円以上の資金調達をしています。

Growbotsとは?

潜在顧客リストの自動作成と、リスト先へのメール配信や効果測定が行えるサービスです。

具体的には以下が行えます。

  • 自社のターゲットに合わせた条件を入力すると、潜在顧客リストが自動で作成される。
  • 潜在顧客リストに対してメール配信でプロモーションできる。
  • メール配信をした結果、メールは開封されたか、問合せに至ったかなどの効果測定ができる。

 

メール配信やメール開封率等の効果測定は従来のマーケティングオートメーションツールでも行えますので、やはり注目は潜在顧客リストの作成だと思います。

Growbots_条件抽出

業界・企業規模・部署・役職などを指定してリストを抽出
出典:Growbots社説明動画「Getting started with Growbots 3.0」

 

Growbots_抽出したリスト

抽出したリスト
出典:Growbots社説明動画「Exporting prospects in Growbots 3.0」

気になる潜在顧客リストはどう作成しているか?

Growbotsは潜在顧客リストを2億件以上保有しています。どのように顧客情報を獲得したかというと、クローラーが日々、数百万以上のサイトを巡回して収集しています。巡回先は非公表ですが、公式サイト以外にも、LinkedinやTwitterなどのSNSサイトを巡回していると思われます。

潜在顧客リストとして肝になる連絡先情報(Eメールアドレス)は、グーグル検索やTwitter投稿を駆使しているようです。同社の公式ブログには、「Get Anyone’s Email Address」(Eメールアドレスを獲得する方法)という記事があり、例えば、Twitterの投稿時に「このアドレスに連絡ください」という情報が含まれることがあるので、”twitter”と”ユーザー名”と”電子メール”を検索キーワードとして、Google検索するとアドレスが見つかる!という方法を紹介しています。

ということで同社の自動収集用クローラーは、会社ごとの人名をWeb情報から取得して、さらにその人名ごとにEメールアドレスを収集することを日夜繰り返しているようで、これがこのサービスの大きな価値になっています。

日本では潜在顧客リストは、手動で集めるか、名簿業者から買うかということが多いと思いますし、名簿業者から買ったとしても名簿情報が古くて連絡とれない、ということも往々にしてあると思います。

それに対して、Growbotsはメール配信をして届かなかったアドレスを記録して再度最新情報を集める等の工夫をしているようです。また、Salesforce等のCRMやMAツールと連携できるので、既存顧客や営業中の顧客はメール配信対象から外すことができるようにしています。

まとめ

アウトバウンド営業では、潜在顧客リストの作成だけでも何日もかかるし、たいして集まらない、結果として営業がぜんぜん進まない、ということが往々にしてあると思いますので、自動的にターゲット先にリストがぱっと出てくる、というのは感動的なことだと思います。

なお、ここではWeb上にある情報を収集して営業リスト化することなどの法的問題の有無や慣習的な許容の程度について言及していない点はご容赦ください。

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