業務用ロボット掃除機の比較12選。レンタル含め価格も紹介
最終更新⽇:2025-02-21

オフィスや店舗などの清掃をロボットで効率化したい企業の担当者や、清掃業者の方へ。業務用ロボット掃除機の種類や導入方法、レンタルやリースも含めた価格の相場、比較検討する際のポイントとともに、おすすめを紹介します
目次
業務用ロボット掃除機とは?
業務用ロボット掃除機とは、商業施設やオフィス、病院、工場、ホテルなどの広大なエリアを自動で清掃するロボットのことです。ホコリやゴミを吸い取る掃除機タイプや、モップ掛けする床洗浄タイプ、それら双方の機能をあわせ持つものなど、様々なタイプが存在します。
家庭用に比べて大容量のバッテリーやダストボックスを備えているのが特徴で、ロボットによっては、急速充電や継ぎ足し充電に対応していたり、上限なくマップ(ロボット掃除機が清掃するエリア)を登録できたりと、広範囲を効率的に清掃するための機能が充実しています。
業務用ロボット掃除機のメリット
業務用ロボット掃除機の主な導入メリットは次の通りです。
- 24時間稼働や夜間稼働などにより、人件費や従業員への負担を削減できる
- 人が行うよりもムラなく均一に掃除でき、清掃品質が向上する
- AIやセンサーによって障害物を回避しながら清掃できる
- 高度で柔軟な設定ができるマッピング機能を備え、清掃を効率化できる
- 専用アプリ、システムを備えるロボットもあり、PCやスマホから操作・管理できる など
業務用ロボット掃除機の主な利用シーン
利用シーンは次のようなものが挙げられます。
商業施設 | 通路、売り場、フードコート (食べ物かす、飲み物のシミ、ホコリ、土や砂、紙くずやゴミ など) |
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オフィス | オフィスフロア、会議室、ロビー、休憩室 (パンチくずなどの紙ゴミ、クリップ、飲み物のシミ、土や砂 など) |
病院・介護施設 | 受付、病室、待合室、通路、食堂 (ホコリ、毛髪、食べ物かす、こぼれた飲み物、血液や薬剤の汚れ など) |
工場 | 生産エリア、倉庫、休憩室、更衣室 (ホコリ、工業用の粉塵、梱包材の破片、作業による油汚れ など) |
ホテル・宿泊施設 | ロビー、エントランス、宴会場など (ホコリ、毛髪、糸くず、食べ物かす、飲み物のシミ、足跡 など) |
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業務用ロボット掃除機の種類
対応する掃除方法によって、主に次のタイプに分けられます。
掃除機タイプ
細かなホコリやゴミを吸い取るタイプ。掃き掃除がしたい場合や、掃除機を自動化したい場合に適しています。
Whiz (ウィズ)、 Whiz i(ウィズアイ)、 Whiz i アイリスエディション |
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RULO Pro(ルーロ プロ)、 RULO Biz(ルーロ ビズ) |
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Rsrbo(アールエスロボ) |
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ロボットクリーナ RC300D、RC200D |
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Dyson 360 Vis Nav |
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KEENON C30 |
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モップタイプ
床を水拭きできるタイプ。普段行っているモップ掃除の代替として導入したい場合や、ひどい汚れの洗浄を行いたい場合におすすめです。
BROIT(ブロイト) |
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Scrubber(スクラバー) 50 Proアイリスエディション |
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HAPiiBOT(ハピボット) |
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EGrobo(イージーロボ) |
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ROBO Cleaper(ロボクリーパー) |
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複合タイプ
掃除機とモップの両方の機能を備えたタイプ。掃き掃除から拭き掃除まで自動化したい場合に適しています。
Phantas(ファンタス) |
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DEEBOT(ディーボット)T10、DEEBOT X2 OMNI |
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PUDU CC1 |
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業務用ロボット掃除機の導入方法
購入するかレンタルするか、あるいは購入後のサポートを求めるかなど、自社のニーズによって選ぶといいでしょう。具体的には、主に以下の導入方法があります。
なお、海外ロボットメーカーの場合は、代理店を通じて購入するのが一般的ですが、国産メーカーの場合は、自社製品と合わせて海外メーカーの製品を取り扱うところもあります。
(1)メーカー直販
メーカーならではの専門知識や技術力、拠点ネットワークを活かした手厚いサポート体制に強みを持つタイプ。企業のニーズに応じたカスタマイズに対応できたり、トラブルを迅速に解決できたり、消耗品やアクセサリー、オプションなどが充実していたりします。
たとえば、アイリスオーヤマの「清掃ロボット」は中小規模〜大規模向けまで4つのロボットを用意。アイリスオーヤマ独自のオプションを追加することで、業界ニーズにあわせたロボット開発を実現し、6,000以上の施設や企業で導入されています。
アマノの「清掃ロボット」は、国内自社開発による特注対応が可能。安全対策としてヘッドライトやウインカーをカスタマイズでき、電解水ユニットの追加もオプションで選べます。洗剤の代わりにアルカリ電解水を使用することで、CO2排出量を削減。保守サービスも提供しており、オーバーホールは専用設備と技術を備えたメンテナンスセンターで実施されます。
マキタの「ロボットクリーナ」は、「修理3日体制」が特徴。研修を受けた営業担当が直接メンテナンスや修理を行い、ユーザー視点の細やかなサービスを提供しています。別売アクセサリとして、展示物周りの侵入を防ぐフェンスボード・フェンススタンドや、清掃範囲を制限するセンサーウォールシートも用意されています。
(2)代理店
海外製のロボットを日本国内の販売代理店を通じて提供するタイプ。利用したいロボットが決まっている場合や、日本の販売代理店ならではの、より充実したサポートを得たい場合などに適しています。
たとえば、大塚商会の「Phantas」は、購入だけでなくリースも選択でき、保守サービスのプラン(3年または5年)も用意されています。導入時には、導入予定の施設環境について入念にヒアリングを行い精査。希望の場合は、実際にロボットが現場で稼働する様子を確認することも可能です。納品後も初期設定や操作指導などのサポートを行っています。
Fujitakaは「PUDU CC-1」を取り扱っており、導入検討の相談や、トライアルなどの実機デモ、納品や設定、運用後の故障発生時の対応、消耗品の交換、定期訪問などすべての工程をワンストップで対応しています。
(3)レンタル
レンタルサービスを行う企業からレンタルするタイプ。期間限定で利用する場合や、複数メーカーから自社に合ったものを提案してもらいたい場合などに適しています。
こちらは、清掃サービス特化した企業と、レンタル全般に対応する企業に分かれます。
3-1)清掃サービスに特化
清掃のプロならではのノウハウや知見を活かした、きめ細かなサポートが強みです。
たとえば、リ・プロダクツの「おそうじレンタル」は、清掃用品の販売、清掃サービス受託、清掃用品の製造や機材のメンテナンスなど、清掃資材と清掃サービスの両方を提供するサービス。プロの視点から、クライアントの要望や利用状況(家具や配線の位置)などにあわせた最適なロボットの提案から、使用にあたってのアドバイスやトラブル時の対処法まで、トータルでサポートできるのが強みです。
ダスキンの「業務用清掃ロボット」のレンタルには、同社がこれまで培ってきたレンタルシステムや清掃サービスのノウハウを活かした、ロボットの導入・活用・保守サポートが含まれています。特に、毎月1回、スタッフが訪問して行う保守点検は、顧客と定期的にコミュニケーションを取るダスキンならではのサービスと言えるでしょう。
3-2)幅広いレンタル品に対応
多種多様なアイテムの豊富なレンタル実績を持ち、必要なレンタル品の選定から調達、導入までを任せられます。
たとえば、フォーバルテクノロジーの「レントプラス」は、業務用ロボット掃除機のほかにも、OA機器、ネットワーク機器、BCP対策機器などの幅広いアイテムのレンタルが可能。設置や設定、取り付け工事などもワンストップで対応できるオーダーメイド型サービスで「レンタル+α(付加価値)」を提供しています。
ニーズに応じて、短期レンタルや長期レンタル、中古再生品のレンタルや最新機種のレンタルなど、柔軟に対応できるのが強みです。
業務用ロボット掃除機の価格
購入の場合とレンタルの場合に分けて紹介します。
購入の場合
清掃ロボットの購入は、メーカーへ見積もりが必要となりますが、参考価格を公表しているサービスも。一例として下記が挙げられます。
マキタ「ロボットクリーナ」
- RC200D:12万800円
- RC300D(上位モデル):32万8,500円
レンタルの場合
レンタルは、初期費用不要で消耗品・定期メンテナンス・修理対応・コールセンターなどの保守サービス込みが一般的。機種によって料金は月額8,000〜50,000円台と幅広いです。
リ・プロダクツ「おそうじレンタル」 |
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New Innovations「お掃除サブスク」 |
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ダスキン「Whiz」 |
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アイリスオーヤマ「Whiz i アイリスエディション」 |
※月1回の訪問保守点検・メンテナンス付き |
なお、海外メーカーのロボットは、同じモデルでも代理店によって価格や保守サポートが異なる可能性があるので、目当てのモデルがある場合は、あらかじめ取り扱い代理店を確認し、比較検討するといいでしょう。
業務用ロボット掃除機の比較ポイント
タイプや導入方法のほか、次のようなポイントでも比較検討しておくと良いでしょう。
(1)規模・用途にあったロボットに対応しているか
清掃エリアの広さや床の材質(カーペット、タイル、フローリングなど)、汚れの種類(ホコリ、液体、粉塵、油汚れなど)、障害物の有無や配置、清掃する頻度などによって、最適なロボットは異なるため、業務用ロボット掃除機を選定する際には、清掃エリアの規模や用途にあったスペックを持つモデルを選ぶ必要があります。
たとえば、アイリスオーヤマは、自社製品だけでなく、他社メーカーのロボットも幅広く取り扱っており、企業ごとの異なるニーズや条件を考慮したうえで、ベストなロボットの提案が可能です。
また、清掃事業者向けに「ロボット清掃サポートサービス」も展開。ロボットと人とを組み合わせた最適な清掃仕様・工程の提案や定着までのフォローアップなどを行うことで、清掃業務の効率化とコスト削減を支援しています。
「DFA Robotics」では、多種多様な国内外のロボットを取り扱い、企業のニーズに合わせて最適な機体を提案可能。水拭き/乾拭き/掃き掃除/吸引と多機能型なども取り揃え、床面の材質や業種を問わず、幅広いシーンで利用できます。
(2)アプリやシステム、パネルの使いやすさ
ロボットを効率的に運用するためには、専用アプリやシステム、操作パネルなどの使いやすさも重要です。アプリやシステム上でできること(管理できる台数や制御機能、ルート設定のしやすさなど)もあわせてチェックするといいでしょう。
たとえば、アマノの「HAPiiBOT」は、同社の専用クラウドサービス「AMANO Robot Cloud」により、ロボットの稼働状況を PCやスマホから確認できます。複数のロボットを一括管理できるほか、清掃ルートの変更や、トラブル時の遠隔操作も容易です。
パナソニックの「RULO Biz」は、専用サーバーでロボット本体と清掃マップを一元管理でき、1台で複数のマップをローテーションで清掃したり、複数台を同時稼働させたりと、ニーズに応じて柔軟な運用が可能です。
大塚商会やレントプラスで取り扱いのある「Phantas」も、専用アプリを備えており、清掃マップの編集や遠隔操作、タスクスケジューリング、データレポートなどを一元管理できます。
また、アイリスオーヤマの「BROIT」やアマノの「HAPiiBOT」などのロボット本体にある操作パネルは、スピーディーに清掃を開始できるよう、見やすさ、わかりやすさに配慮されています。
(3)メンテナンスのしやすさ
初期設定や定期的な保守メンテナンス、故障時の対応などはメーカーやレンタルサービス業者にやってもらえますが、ダストバックやサイドボックスのゴミ捨てや、サイドブラシや底面ブラシに付着したゴミの除去、吸い込み・水拭き用の吸引口の清掃、汚水タンクの水捨てなど、細々とした日々のメンテナンスは自社でやる必要があるため、メンテナンスのしやすさもロボットを選定するうえで大きなポイントになります。
たとえば、リ・プロダクツの「おそうじレンタル」は、スムーズにメンテナンスできるよう、製品と一緒に手順書を同梱するほか、サポート動画も提供しています。
中西金属工業の「ROBO Cleaper」は、本体からタンクを取り外せるため、タンクの丸洗いが可能。ブラシやパッドなども本体から取り外して洗えます。
アイリスオーヤマの「BROIT」は、ブラシやホッパー、スキージー、水タンクなどの着脱が簡単にできるメンテナンスしやすい構造です。
Fujitakaが取り扱う「PUDU CC-1」は、オプションでワークステーションを設ければ、自動充電だけでなく、給水・排水も自動的に完了。クリーニングの進行状況を記憶しているため、充電後に未完了タスクを自動的に再開します。
また、ダスキンでは、導入時にメンテナンスを含む基本操作などのレクチャーを行う「導入支援」を提供しています(有償オプション)。
おすすめの業務用ロボット掃除機(メーカー直販)
清掃ロボット(アイリスオーヤマ株式会社)
(出所:清掃ロボット公式Webサイト)
6,000社以上へのサービスロボット納入実績を持つ、アイリスオーヤマによる清掃ロボットサービス。
自社開発のほかにも、ソフトバンクロボティクス社が提供するロボットに独自のオプションを付加した「アイリスエディションシリーズ」を展開。小・中規模施設向けの「BROIT」、「Whiz i アイリスエディション」、「Phantas アイリスエディション」、中・大規模施設向けの「Scrubber 50 Proアイリスエディション」を提供している。
導入にあたっては専任スタッフによるコンサルティングにより効果の最大化を目指す。アフターサポートも充実しているため導入後も安心して利用可能。
また、清掃事業者向けに、導入から活用までを支援する「ロボット清掃サポートサービス」や、知見豊富なコンサルタントが補助金申請を支援する「ロボット補助金サポートサービス」なども利用できる。
- 料金:要問い合わせ
清掃ロボット(アマノ株式会社)
(出所:清掃ロボット公式Webサイト)
国内の業務用清掃ロボットのパイオニア的存在である、アマノによる業務用清掃ロボット。
自社開発の床洗浄機「EGrobo」、「RSrobo」に加え、Preferred Robotics(プリファードロボティクス)社との共同開発よる国内トップクラスの洗浄能力を備えた「HAPiiBOT」の、3種をラインナップ。
国内生産・国内メンテナンスにこだわり、トラブルにも迅速に対応できる体制を整えているのが強み。
使用する場所にあわせて柔軟にカスタマイズ可能で、メーカーだからこそできるオプションや便利なアイテムを用意している。
購入に加え、初期費用なしの「レンタルパックプラン」も選択可能。フルメンテナンス保守・動産保険込みのため、突発の修理コストも不要に。月額料金のみで利用でき、途中解約にも対応している。
- 料金:要問い合わせ
ロボットクリーナ(マキタ株式会社)
(出所:ロボットクリーナ公式Webサイト)
総合電動工具メーカーとして、電動工具や木工機械、エア工具、園芸工具などを扱うマキタによる清掃ロボット。
コンパクトながらも、1充電あたり最大テニスコート約3面分(約600㎡)の大面積清掃が可能な「RC300D」「RC200D」の2種をラインナップ。「RC300D」は清掃エリアを正確に把握するマッピング機能搭載。専用のアプリを提供しており、スマホからの操作にも対応する。
製品開発、生産、販売、アフターサービスまでの全プロセスを自社で行える現場力が最大の強み。
日本全国129カ所の直営営業所と約20,000店の登録販売店が販売とアフターサービスを担い、故障などの際には各拠点で速やかに応対。プロの仕事の手を止めないよう素早くに直す「修理3日体制」を掲げている。
- 料金:要問い合わせ
業務用ロボット掃除機(パナソニック株式会社)
(出所:業務用ロボット掃除機公式Webサイト)
パナソニックが開発した自動走行型・業務用ロボット掃除機。
同社が家庭用ロボット掃除機で培った技術・ノウハウをベースに、清掃会社からの意見や実証実験データを反映することで、清掃業務の負担軽減や効率化を実現している。
大空間の清掃に適した「RULO Pro」、狭小空間の清掃に向く「RULO Biz」の2種をラインナップ。
「RULO Biz」は月額定額制のサービス形態をとっており、年一回の定期点検と故障時の無償交換が付いている。
- 料金:要問い合わせ
ROBO Cleaper(ロボクリーパー)(中西金属工業株式会社)
(出所:ROBO Cleaper(ロボクリーパー)公式Webサイト)
最大清掃面積はテニスコート9.6面分(2,500㎡)。駅、空港、商業施設、病院や工場などの広大な施設の清掃に適した、自律走行型床洗浄ロボット。
最新のマッピング技術をもつコントローラーを搭載し、自己位置を把握しながら自律走行できるため、夜間の自動洗浄にも対応。(開始操作時に、オペレーターは必須。)PC やタブレットから清掃エリアの拡大・縮小・追加なども手軽にでき、変更も自由自在。レイアウト変更などがあった場合もPC上の操作のみで簡単にルート修正が可能。障害物をセンサーで検知すると自動で減速・一時停止し、障害物を回避しながら清掃作業を継続できる。
エレベーター(幅1,000mmx奥行1,000mm以上)の乗り降りや、幅1,200mmの狭い通路や場所もスムーズに移動できるなど、小回りの利くコンパクトさが魅力。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの業務用ロボット掃除機(代理店)
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Phantas(ファンタス)(Gausium /株式会社大塚商会)
(出所:Phantas(ファンタス)公式Webサイト)
AIを搭載した自律型清掃・サービスロボットのリーディングカンパニーである中国Gausium製の業務用ロボット掃除機。
狭い隙間や壁際など、すみずみまで清掃できるコンパクトなボディが特徴で、吸い込み、掃き掃除、乾拭き、水拭きの4つの清掃モードを搭載するほか、床材を識別しブラシの高さを自動調整する機能も備え、最適な清掃を効率的に実施。清掃ルートを自動生成するAI技術と、全方位を監視するセンサー類により、障害物を安全に回避しながら走行できる。
ニーズや状況に合わせて購入またはリースから選択でき、保守サービスのプラン(3年または5年)も用意。導入前にショールームやオンラインでの製品体験や、現地でのデモにも対応可能。納品後の初期設定や操作指導などのサポートも行なっている。
- 料金:要問い合わせ
PUDU CC-1(株式会社Fujitaka)
(出所:PUDU CC-1公式Webサイト)
中国に拠点を置く、商用サービスロボットのグローバルカンパニー「PUDU」の清掃ロボット。スイープ、床洗浄、吸引、乾拭きと一台4役をこなし、1時間に700~1000㎡ほどの面積(テニスコート5面分ほどの広さ)の清掃が可能。
バッテリー残量が10%まで低下すると、ロボットは自動的に充電スポットへと帰還。オプションでワークステーションを設置すれば、自動的に給水・排水を行うため手作業によるメンテナンス工数を大幅に削減できる。
アプリを使ったリモート操作や清掃状況のレポートの自動作成にも対応。
Fujitakaを介して購入することで、故障発生時の対応、消耗品の交換、定期訪問などワンストップで任せられるので安心。
- 料金:要問い合わせ
DFA Robotics(株式会社DFA Robotics)
(出所:DFA Robotics公式Webサイト)
ロボットの販売・導入・オペレーション構築を支援するロボットソリューション。全国約3,500台以上の導入実績を持ち、清掃ロボットでは「KEENON C30」「PUDU CC1」「Phantas」など、特化型から多機能型まで国内外のロボットメーカー製品を幅広く取り扱う。床面の材質や業種を問わず、店舗/施設要件や予算、システム連携などを考慮し、最適な機体を提案してもらえるのが心強い。
導入から活用定着まで手厚い伴走支援体制が強み。運用マニュアルの展開や実機を用いた設定/操作/メンテナンスのレクチャー、勉強会の開催など、現場に浸透するまでサポートする。自社完結型の保守運用サポートも提供。全国140カ所の保守拠点からの独自のオンサイト保守に加え、代替機交換も可能。DFA内で部品在庫を管理しているため、万が一の場合にもスピーディーに修理対応を受けられるのも安心だ。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの業務用ロボット掃除機(レンタル:清掃サービスに特化)
おそうじレンタル(リ・プロダクツ株式会社)
(出所:おそうじレンタル公式Webサイト)
1973年の創業以来、清掃サービス業に携わってきた同社が展開する、業務用ロボット掃除機のレンタルサービス。
「DEEBOT T10」「DEEBOT X2 OMNI」「RC200DZSP」「RC300DZ」「Whiz i」などの業務用ロボット掃除機の貸し出しにとどまらず、商品選定や操作方法、必要な資材や清掃方法のアドバイス、使用環境に適した効果的な使い方や想定されるトラブルへの対処法といったアフターフォローまでトータルでサポート。清掃会社の視点から清掃にかけるコストの削減方法や、より効率的な清掃の提案も行なっている。
レンタル料には、紙パックやブラシといった付属消耗品の料金も含まれており、年に一度、必要量を送付したうえで、足りない場合は追加送付も可能。また、レンタル期間中であれば、メーカー保証期間外の場合も自然故障なら何度でも無料交換でき、自然故障以外の場合も上限2,000円で交換できる。
- 料金:月額8,000円(DEEBOT T10の場合)、初期費用なし
※最低利用期間6カ月
お掃除サブスク(株式会社New Innovations)
(出所:お掃除サブスク公式Webサイト)
プロ向けの高性能ロボット掃除機が定額レンタルで使い放題のサービス。
「Dyson 360 Vis Nav」など、世界的に導入台数が多い信頼できるメーカー製で、かつ、同社の評価もクリアした製品のみを厳選して提供している。
メンテナンスや消耗品代もすべて月額料金に含まれ、故障時に届く代品に対しても追加料金は不要。契約期間中は必要な消耗品が無料で送付されるので、面倒な消耗品の管理・購入の手間もない。
「全国にある事業所の清掃品質やコストのばらつきが合理化できた」といった声も。
- 料金:月額36,250円(Dyson 360 Vis Navの場合)、初期費用なし
※初月無料
業務用清掃ロボット(株式会社ダスキン)
(出所:業務用清掃ロボット公式Webサイト)
モップやマットのレンタルをはじめ、様々な事業をフランチャイズ展開するダスキンによるレンタルサービス。「Whiz」「Whiz i アイリスエディション」を取り扱っている。
導入前には、ロボットの使用に適した施設かどうかの判断や運用アドバイスを実施。使用開始後は、月1回の頻度でダスキンスタッフが消耗品・付属品の交換を含む保守点検・メンテナンスを行うなど、ダスキンならではのきめ細かなサポート体制が特徴。
有償のサポートメニューも用意しており、基本操作やルート作成方法などのレクチャーをする「導入支援」や、走行ルート作成や自律走行テストを行う「ティーチングサービス」など、要望に合わせて選択できる。
- 料金:月額 40,000円(Whizの場合)、初期費用なし
おすすめの業務用ロボット掃除機(レンタル:幅広いレンタル品に対応)
レントプラス(株式会社フォーバルテクノロジー)
(出所:レントプラス公式Webサイト)
ネットワーク関連機器、オフィス家具やBCP対策用品、衛生関連・感染症対策用品、OA機器全般など、幅広いアイテムのレンタルに対応する、法人向けレンタルサービス。
業務用ロボット掃除機では、4つの清掃モードを備えた「Phantas」をはじめとした、Gausium製品を定額サブスクで提供。サブスク料金には、ロボットの送料、故障時にエンジニアが対応する駆けつけサービス、問い合わせに対応するサポートセンター、消耗品の定期配送が含まれており、ニーズに合わせて3年、4年、5年のプランから選択できる。
なお、本体のみレンタルできるシンプルプラン、本体のみの購入にも対応しており、消耗品発送やサポートセンターなどサポートがない分、リーズナブルになっている。
- 料金:月額60,900円〜
まとめ
業務用ロボット掃除機とは、オフィスや工場などの広大なエリアを効率的に自動清掃できるロボットのことです。「人件費や従業員の負担を削減できる」「清掃品質が向上する」「清掃を効率化できる」いったメリットがあります。
業務用ロボット掃除機は以下の3つに分類されます。
(1)メーカー直販
(2)代理店
(3)レンタル:幅広いレンタル品に対応
3-1)清掃サービスに特化
3-2)幅広いレンタル品に対応
自社の課題やニーズ、予算などを考慮したうえで、以下のポイントを比較検討し、候補を絞り込んでいきましょう。
(1)規模・用途にあったロボットに対応しているか
(2)アプリやシステム、パネルの使いやすさ
(3)メンテナンスのしやすさ
実機を一定期間無料で貸し出してもらえるサービスなどもあるので、気軽に問い合わせてみてください。
業務用ロボット掃除機のサービスをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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