経理代行サービス比較13選。メリット・デメリットと選び方
最終更新⽇:2024-10-09
領収書の収集・仕訳、帳簿作成、決算など。企業の経理業務のアウトソースを検討されている方向けの記事です。経理代行サービスのメリットや利用上の注意点、最適なサービスの選び方・比較ポイントなどをわかりやすくご紹介しています。
目次
経理代行サービスとは?
経理代行サービスとは、自社で行う経理業務を外部に依頼するアウトソーシングサービスです。
経理業務は煩雑で対応範囲も広いため、専門的な知識を持った人材が必要です。しかし、適した人材を用意できない企業では、他業務の担当者が経理業務を兼任しているケースも少なくありません。
経理代行サービスを活用すれば、経理業務の一部あるいはすべてを代行可能になります。そのため規模が小さい企業や人手不足で悩んでいる企業などでは、経理業務の負担軽減やバックオフィス業務の効率化が期待できます。
経理代行サービスの業務範囲
概要 | 具体的な業務 | |
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日常業務 | 日々のお金の流れを把握するために行う業務。取引の領収書などをもとに仕訳を行う。 |
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月次業務 | 月内で発生した収入や支払いについて確定し、管理する業務。年次決算で活用する試算表や損益計算書などを月次で作成する。 |
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年次業務 | 年間の決算を確定させる業務。 勘定の確認から財務諸表の作成、申告納税までを行う。 |
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経理業務は上記の表の通り「日常業務」「月次業務」「年次業務」に分けられます。そのため経理代行サービスを利用する際は、上記の業務をすべて代行するか、それとも負担が大きい一部を代行させるか、「どこまで利用するか」を決めていく必要があります。
なお、経理代行サービスはあくまでも経理業務の代行です。融資の申し込みなどの資金調達業務は代行できないため注意が必要です。
経理代行は税理士法違反にならない
経理代行や記帳代行には税理士資格は必要ありません。そのため、資格を持たない経理代行サービス・会社に依頼したとしても税理士法違反にはなりません。しかし、決算申告は税理士法で定められた税理士業務に該当するため、税理士への依頼が必要になります。税理士資格のない経理代行サービスを利用する際は、決算に関してのみ別途税理士への依頼が発生することを覚えておくことが必要です。
経理代行サービスを使用するメリット・デメリット
自社で経理業務を行う場合に比べて、経理代行サービスを利用すると具体的にどのような違いがあるのか。主なメリット・デメリット(利用上の注意点)を紹介します。
経理代行サービスのメリット
経理コストを削減できる
自社で経理業務を行うと当然ながら担当者への人件費を支払う必要があります。社内に適切な人員がいない場合は募集・選考を行う採用コスト、更に採用後の教育コストなども合わせて必要になります。
経理代行サービスは依頼する業務の範囲や依頼先によっても違いはありますが、自社で経理業務を行うのに比べて概ねコスト削減が見込めます。「採用が上手くいかない」「離職してしまった」というリスクもありません。また、年間で業務を委託するのではなく、繁忙期のみに委託するなども可能なため、費用対効果を高める運用も行えます。
計上ミスや不正を防げる
経理業務は専門的な知識を必要とする業務です。取り扱うデータも機密性が高いため、正確な処理が求められます。また、規模の小さい企業だと経理担当者が一人という場合も珍しくなく、業務がブラックボックス化してしまうと不正につながってしまう恐れもあります。
経理代行サービスでは、経理業務のプロフェッショナルが業務を行ってくれるため、仕訳ミスや申告書の記載ミスなどを防ぐことができます。更に社外の人間が経理業務を行うため、横領などの社内からの不正につながる心配もありません。
コア業務に集中できる
負担の大きい経理業務に専門知識のない人材などを配置すると手間暇がかかってしまうのはもちろん、ミスが発生する確率も高くなってしまいます。また、他業務と兼務させると、本来の業務に集中できない可能性もあります。
経理代行サービスなら、担当者は負担の大きい経理業務から解放され、本来のコア業務に時間を割くことができます。特に人的資源が不足しがちな中小企業では、コア業務へのリソース確保にもつながるため大きなメリットとなりうるでしょう。
経理代行サービスのデメリット(利用上の注意点)
社内にノウハウが蓄積されない
経理代行サービスは社内の経理業務にかかる負担を軽減できますが、逆に自社に経理業務に関するノウハウが蓄積されません。経理は経営にも直結する重要な部門のため、経営人材の育成などを考えた場合、デメリットにつながる恐れもあります。対策としては、すべての業務を委託せず、オペレーション作業など一部の業務のみ委託する、などの措置が必要です。
契約内容によっては費用がかさむ
依頼する業務範囲によっては、想定以上の費用が嵩んでしまう恐れがあります。対策としては経理代行サービスに関わる予算を明確にすることです。依頼する際に予算を超えてしまう場合は、業務内容に優先順位を付け、ほかのサービスと比較してみる、自社で巻き取るなどの措置が必要です。中にはオプション費用が必要になるケースもあるため、詳細な見積もりを取ることも忘れないようにしましょう。
スピーディーに対応できない
急ぎの経理処理が発生した場合でも、依頼先と連携が上手く取れずに素早く処理ができない可能性もあります。対策としては、イレギュラーな事態が起きた際にどのように対応するのか、緊急の連絡が必要な場合はどのように連携するのかなどを事前にアウトソーシング先と確認しておくことが大切です。
そのほか、日々のコミュニケーションの取りやすさや、セキュリティリスク対策についてなども確認しておくと安心です。
経理代行サービスのタイプと選び方
経理代行サービスはそれぞれ対応できる業務範囲が異なり、それぞれ代行サービスを利用する目的も異なります。大きく分けると以下の表の通り、3つのパターンに分けられます。
業務内容 | 利用例(目的) | |
---|---|---|
記帳業務 | 領収書、請求書、出納帳などの内容を読み取り、適切な仕訳を行い、専用ツールに入力する。 | オペレーション作業になりがちな記帳のみ委託して、経理業務は自社でカバー。税理士業務は別途依頼。 |
経理業務 | 記帳業務に加えて、請求書発行から入金管理、決算など経理業務全般を代行する。 | 自社のリソースが不足しているので、記帳業務に加えて経理業務も委託したい。税理士業務は別途依頼をかける。 |
税理士業務 | 記帳業務、経理業務に加えて、決算報告書や経営資料の作成など決算申告を踏まえた税務・財務的な業務を行う。 | 経理業務の負担軽減に加えて、迅速な経営判断をするために税務・財務などのより高い視野から経理業務を委託したい。 |
それぞれの業務内容を把握し、自社はどこに課題を感じているのか、どこまで任せたいかを判断することが自社に適した経理代行サービスの導入につながります。
記帳代行さえ行ってくれれば十分な場合
自社で経理担当者がいない、あるいは経理業務を他業務と兼務しているため、日常業務である記帳が満足に行えていないという場合です。
この場合は、「TOP ONE 経理代行センター」や「税理士法人 YFPクレア」など、記帳代行のみにも対応した安価な経理代行サービスを検討してみると良いでしょう。記帳作業はオペレーション作業になりがちで、これを代行するだけでも、業務負担を大幅に軽減できます。まずはスポット的に利用して、自社の経理業務を立て直してみるのもいいでしょう。
記帳以外の帳簿作成・決算まで任せたい場合
記帳代行に加えて、帳簿作成や請求書の発行、経費清算などの経理業務も代行してもらうことで、自社のコア業務にリソースを割きたいという場合です。
この場合は、「Smart 経理」や「Wheat Accounting」など経理業務までカバーした経理代行サービスを活用すると良いでしょう。サービスによって料金やできる幅が異なってくるため、費用対効果を考えながら自社に適しているか検討してみてください。
作業代行ではなく、税理士業務にも取り組んで欲しい場合
専任の経理部署があり、経営資料の作成や決算報告書の作成も行っているものの、業務負担の軽減や、よりスムーズで迅速な経営判断を行いたいという場合です。
この場合は、「FOC経理アウトソーシング」や「NTTファイナンス」など日々の記帳から最終的な税理士業務までワンストップで対応してくれる経理代行サービスを選択すると良いでしょう。本来、税理士業務は税理士に依頼するのが通例ですが、多忙な税理士は記帳業務や経理業務に対応していない場合もあるため、こういった代行サービスを利用するのも手です。
その他(国際税務への対応など)
海外にも拠点を置いている、もしくは日本国内の外資系企業に該当するなど、経理業務を国際税務の観点からも対応しなければいけない場合です。
この場合は、たとえば「アイエーピーの経理代行サービス」など、スタッフ全員が国際会計税務の専門家で経理税務に関わるすべてに対応してくれる経理代行サービスを選択すると良いでしょう。国際財務報告基準(IFRS)などの国際的な会計基準に則した処理を行なってもらえます。
経理代行サービスの比較ポイント
ある程度自社に合ったサービスが絞り込めたら、今度は具体的に製品の比較検討をしていく番です。以下のような比較ポイントを確認しながら、検討してみてください。
1.スポット依頼への対応
経理代行サービスは、依頼できる業務がパッケージ化されているものもあれば、業務内容を切り分けてスポット対応してくれるものもあります。自社の業務範囲や優先順位を明確にした後、どこに何を依頼すると良さそうか、費用対効果を比較検討してみましょう。
たとえば、「Smart 経理」のスタンダードプランは請求書の発行や給与計算、会計入力などをすべて請け負ってくれますが、個別のスポット対応を行うことはできません
一方「Wheat Accounting」は、記帳代行や月次決算などの経理業務を基本とし、支払い代行や給与計算などの業務はスポット対応になっています。
2.帳票の受け渡し方法
経理業務などを依頼する際に、自社宛の「請求書や領収書はどのように共有するのか」も大切なポイントです。具体的には、紙やFAXで送られてきた請求書をスキャンしてPDF化するのか、それとも画像にして送るのか、そのまま郵送で送付するのかなどです。自社の運用形態も考え、スムーズな受け渡しを行えるサービスを選びましょう。
たとえば、「経理入力PRO領収書入力代行サービス」は、領収書や請求書などの取引資料をそのままレターパックで丸投げするか、アプリでデータ化し送付するかを選択することが可能です。また「Smart 経理」は、領収書などをデータ化し、クラウドでのデータ共有を行っています。
3.業界ならではの特殊な処理への対応
医業や薬局などは仕訳項目が一般の業界とは異なり、特殊な経理処理が発生する場合があります。こういった取引形態や業種に対応できるかも比較ポイントです。
たとえば、「TOP ONE 経理代行センター」は、医業、薬局、手形取引や建設、海外取引など特殊な経理処理が発生する業界については、特殊取引オプションで対応をしてくれます。
4.経理業務の効率化支援
経理代行サービスの中には、経理業務のアウトソーシングだけでなく、「どうしたらより効率的に業務を行えるのか」を提案してくれるサービスもあります。更なるDXを考えている場合は、RPAの導入支援も手掛ける「FOC経理アウトソーシング」のようなサービスがおすすめ。ほかにも経理部門のペーパレス化を実現するためのサポートも行ってくれます。
5.顧問税理士とのやりとり
決算報告書や経営資料の作成など、税理士業務になると、経理代行サービスだけでは対応できず、顧問税理士との調整が必要になる場合があります。そのため顧問税理士がいる場合は、あらかじめ直接やりとりしてくれる経理代行サービスを選んでおくと便利です。
たとえば「i-StaffAccounting」は、自社の対応を行ってくれるスタッフが経理アシスタントとして、顧問税理士とのやりとりを専任で行ってくれます。スタッフがやりとりをすべて行ってくれるため、自社と顧問税理士の間でやりとりを行う必要はありません。
おすすめの経理代行サービス(記帳のみ代行したい場合)
TOP ONE 経理代行センター(株式会社TOP ONE)
(出所:TOP ONE 経理代行センター公式Webサイト)
記帳代行のスポット対応が特徴の経理代行サービス。領収書やレシートをまとめて郵送するだけで記帳代行を行ってくれる「記帳代行丸投げパック」や、現金出納帳のみ自社で作成することで価格を抑えて利用できる「記帳代行入力サポート」など。
取引形態によって変わる特殊な経理処理にも対応する「特殊取引オプション」も設定可能。100仕訳ごとに料金体系が変わるため、自社の業務量に応じてコストを適正化できる。
- 料金:月額10,000円(100仕訳まで)〜
記帳代行サービス(税理士法人YFPクレア)
(出所:記帳代行サービス公式Webサイト)
関東に複数の事務所を展開する税理士法人YFPクレアが展開する記帳代行サービス。会計ソフトを自社で利用していない場合でも、YFPクレアの会計ソフトに記帳代行を行い、PDFあるいは印刷して試算表を返却してくれるため安心。オプションとして「給与計算オプション」や「年末調整代行」なども用意。
- 料金:月額10,000円(100仕訳まで)〜
経理入力PRO領収書入力代行サービス(株式会社シスプロ)
(出所:経理入力PRO領収書入力代行サービス公式Webサイト)
アプリを利用した領収書送付に特徴を持つ領収書入力代行サービス。領収書をスマホで撮影してアプリからデータを送信するだけで、仕訳データとして登録。アプリの利用が難しい場合でも、レターパックなどの送付にも対応しているため安心。納品データは専用のマイページに反映され、いつでも好きな時にダウンロードして会計ソフトに取り込むことが可能。
- 料金:980円/アプリ送信プラン(30件まで)〜
おすすめの経理代行サービス(月次決算・帳簿作成まで代行したい場合)
Smart 経理(株式会社M&Tコンサルティング)
(出所:Smart 経理公式Webサイト)
全スタッフが「簿記2級以上」を所持したチーム制で、専門的知識を活かした経理業務のサポートを行ってくれる経理代行サービス。支払い業務や給与計算などの経理業務を一括で請け負う「スタンダードプラン」と、融資相談や資産管理まで行ってくれる「エキスパートプラン」を用意。領収書は専用のスキャナーでスキャンし、クラウドで共有するため郵送やファイリングなどの手間がかからない。
支払い業務、給与計算を含む経理業務全般を一括して請け負うスタンダードプラン(月額15万円~)のほか、スタンダードプランに加え、資金繰りや融資相談、資産管理などの経営課題サポートも含まれるエキスパートプラン(月額30万円~)も。
- 料金:月額15万円/スタンダードプラン〜
Wheat Accounting(株式会社Wheat)
(出所:Wheat Accounting公式Webサイト)
経理に関わる業務をまるごと代行してくれる経理代行サービス。月次決算や帳簿作成などの経理業務を基本に、追加の記帳代行や給与計算、支払代行などもスポットで対応してくれる。専属のコンサルタントが配備され、経理業務のオペレーションを運用する税理士、記帳を行うオペレーターの3人以上のチーム体制で業務を行う。
オプションでは、記帳代行(100仕訳追加ごとに+7,000円/月)、給与計算、支払代行、早期月次対応、請求書発行、売掛金/買掛金管理、管理会計、各種システム導入、会計・税務相談、労務管理・労務手続など、顧客のニーズに合わせて、サービスを追加できるようになっている。
- 料金:月額30,000円(300仕訳まで)+オプション対応
i-StaffAccounting(ファイブスターネット株式会社)
(出所:i-StaffAccounting公式Webサイト)
記帳サポートに加え、請求書発行などの経理業務、顧問税理士とのやりとりまで代行してくれる経理代行サービス。全国にいるすべてのスタッフが「簿記2級以上」を保持。更に「実務経験3年以上」「PC操作テスト」などの条件をクリア。高品質なサービスが期待できる。案件の企業規模に合わせて2〜5名のチームで対応し、月々の契約時間が余った際には、経理業務以外の依頼も可能。
経理代行サービスの料金は、月額料金ではなく、時間制料金となっており、2,600円/時間(41~80時間/月)で設定されている。
- 料金:月額25,800円/PREMIUMプラン(300仕訳まで・スキャンデータ化+記帳サービス)+2,600円/時間(経理特化型オンラインアシスタント・41〜80時間/月)
おすすめの経理代行サービス(年次の決算調整まで代行したい場合)
FOC経理アウトソーシング(芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社)
(出所:FOC経理アウトソーシング公式Webサイト)
企業の課題に応じて、サービスをアレンジすることに特徴を持つ経理代行サービス。30年に渡り1,000社以上の豊富な実績を持ち、アウトソーシング専属チームには、公認会計士、20年以上の経理実務経験者、事務処理テストをクリアした事務エキスパートが在籍する。
スポット的なサービス提供ではなく、事前ヒアリングを行い、その内容をもとに真に課題解決に果たす業務設計を行ってくれる。代行だけでなく、企業の規模感や商習慣に合わせたシステムの導入を支援したり、業務内容についての改善提案を財務コンサルティングの視点から行ってくれたりするのも心強い。
- 料金:要問い合わせ
Merry Biz(メリービズ株式会社)
(出所:Merry Biz公式Webサイト)
企業の規模、業種を問わず、オンラインで対応してくれる経理代行サービス。東証一部上場企業から中小企業、スタートアップ企業まで幅広い導入実績を誇る。対応する経理スタッフは、「簿記2級以上」で実務経験が豊富なため、高品質な仕事が期待できる。
また、個々のスタッフではなく、チームとして対応を行うためノウハウが属人化せず、自社の業務フローの変化にも柔軟に対応してくれるのもポイント。
- 料金:要問い合わせ
経理業務アウトソーシングサービス(NTTファイナンス株式会社)
(出所:経理業務アウトソーシングサービス公式Webサイト)
日常業務から決算業務までワンストップで対応してくれる経理代行サービス。NTTグループの経理シェアードサービスセンターが長年培ったノウハウとナレッジに基づいたサービスを提供。「記帳業務のみ」など部分的なアウトソーシングの依頼にも対応可能。事前に課題のヒアリングを行い、適切な業務範囲のアウトソーシングを提案してくれるので、とりあえず相談してみるのもおすすめ。
- 料金:要問い合わせ
H2Rコンサルティング(H2Rコンサルティング株式会社)
(出所:H2Rコンサルティング公式Webサイト)
企業の経理・財務業務をアウトソーシングするサービス。複雑な業務や緊急事態にも対応できるように、初動を重視した人員配置を行っているのが特徴。
対応システムは、企業独自システムを含め、freee会計、弥生会計、マネーフォワード会計などの主要な会計ソフトから、楽楽精算、マネーフォワード経費などの経費精算システム、商蔵奉行クラウド、弥生販売などの販売管理システムなど、多岐に渡るため、業務環境を問わず依頼しやすい。サービス内容も、経理処理、財務処理、税務申告付随業務、管理会計・財務分析など、幅広く対応している。
上場準備会社や上場企業への対応実績も豊富で、企業の経理・財務部門だけでなく、経営企画部門の課題解決にも貢献できる体制を整えている。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの経理代行サービス(バイリンガル対応したい場合)
株式会社アイエーピー
(出所:株式会社アイエーピー公式Webサイト)
国際会計、国際税務に精通したスタッフが対応してくれる。経理サービスは日常業務から税務申告まで、すべての経理業務をフルアウトソースサービス可能。企業ごとにオーダーメイドで提供するほか、日本語と英語の両言語で対応可能。バイリンガルで対応できるため、世界中に拠点を持つ場合でも安心。決算や税務申告まで受け持ってくれる。
- 料金:要問い合わせ
リエゾンインターナショナル株式会社
(出所:リエゾンインターナショナル株式会社公式Webサイト)
海外現地法人が対応しなければならない英文経理業務もサポートしてくれる。海外現地法人からの直接の依頼、日本からの依頼、どちらにも日英バイリンガルで対応。スタッフは英文会計実務経験が豊富な日本人スタッフ。海外現地で作成した会計処理については、日本語で日本本社への説明も行ってくれるため安心。
- 料金:要問い合わせ
マルチブック 海外クラウド経理部(株式会社マルチブック)
(出所:マルチブック 海外クラウド経理部公式Webサイト)
海外現地法人の経理業務はもちろん、海外拠点に関する本社での経理業務まで一貫して任せられるアウトソーシングサービス。現地での経理人材採用・育成や、各国法令への対応、本社への報告業務など、海外経理に関するあらゆる課題を解決する。
一般会計、債務・支払管理、請求・債権・入金管理、本社業務、口座管理、各種申告業務など、様々な業務内容に対応可能。30カ国の経理業務を支える「multibookプラットフォーム」の活用のもと、各企業専用の経理チームが支援にあたる。
- 料金:要問い合わせ
まとめ
経理代行サービスを活用すると、計上ミスの防止や自社の人的資源をコア業務に集中できるなどのメリットがあります。
しかし、経理代行サービスによって、業務範囲は様々。たとえば、記帳代行のみのサービスもあれば、請求書発行や入金管理、決算などの経理業務全般を代行するサービスもあります。加えて、業界特有の処理に対応しているか、国際税務に対応しているかなども確認が必要です。
自社に適したサービスを選ぶには、自社の経理業務の課題やアウトソーシングしたい業務範囲を明確にすることが重要です。
本記事で紹介したサービスを参考に、自社に最適な経理代行サービスを比較検討してみてください。