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法人向けタクシーアプリ7選。使い方やおすすめ、特徴を紹介

法人向けタクシーアプリ7選。使い方やおすすめ、特徴を紹介

最終更新⽇:2024-03-07

従業員の移動効率化や、経費管理の手間・コスト削減にお悩みの企業の経理担当の方へ。法人向けのタクシーアプリの仕組みや使い方、利用時の注意点、代表的なタイプや特徴、おすすめのタクシーアプリを紹介します。

法人向けのタクシーアプリとは?

法人向けのタクシーアプリとは、企業や組織の従業員が利用することを目的としたタクシー配車サービスです。スマホアプリを通じて近隣を走行しているタクシーを手軽に呼び出せるため、ビジネスにおける移動を効率化できます。

また、タクシー乗車時の支払い処理や利用履歴の管理を自動化できることから、企業の経費管理の手間を削減できるというメリットもあります。利用明細はアプリを通じて管理者に直接通知されるため、経費精算のプロセスが迅速になり、時間とコストの節約が可能です。

特にビジネス用途で外出や出張が多い企業において、従業員、経理担当者双方にとって、利便性の高いサービスです。

法人向けのタクシーアプリの仕組みと使い方

タクシー利用者であるユーザー側とドライバー、それぞれからの視点から、法人向けタクシーアプリの仕組みや使い方を解説します。

ユーザー側

ユーザー側にとっての法人向けタクシーアプリの使い方は、主に次の3ステップです。

  1. 専用のアプリをスマホにインストールする
  2. アカウントを作成・設定する
  3. 「配車」ボタンをタップする

法人向けタクシーアプリを利用するにあたって、ユーザーは専用のアプリをスマホにインストールし、アカウントを作成・設定します。通常の場合、使用準備はこれだけで完了します。

アカウントの設定後は、移動が必要になったタイミングでアプリを起動し、配車ボタンをタップするだけで、周辺にいるタクシーを簡単に呼び出せます。

多くの法人向けタクシーアプリにおいて、タクシー事業者は複数登録されており、GPS機能を使って利用者の現在地から最も近いタクシーが自動的に配車されます。また、配車前にアプリ上であらかじめ目的地を設定できるため、乗車時に目的地を伝える手間が省けるのもメリットです。

更に、多くの法人向けタクシーアプリには決済機能が備わっており、クレジットカードや企業アカウントを利用してアプリ内で直接支払いを完了できます。従業員は帰社後に改めて経費精算を行う必要がなくなり、管理者も書類の取り扱いを簡略化できるため、社内全体の業務効率化に貢献します。

ドライバー側

タクシードライバー側にとっても、法人向けタクシーアプリは配車効率を向上させるための様々な機能が備わっています。

多くの法人向けタクシーアプリにはカーナビ機能が搭載されており、配車された乗客の位置情報をリアルタイムで受け取れます。ドライバーは的確なナビゲーションによって乗客のもとに素早くたどりつき、より効率的なピックアップが可能です。

また、アプリは乗客の目的地を事前に把握できるため、配車依頼が進行方向と反対側の場合は、自動的にほかのドライバーに依頼が回るようになっています。無線ではなくインターネット回線を使用していることから、よりリアルタイムに近いデータの更新が可能な点もメリットです。

更に、AIを用いた予約システムによって予約枠を効率的に活用できるアプリなら、ピークタイムでもスムーズな配車が期待できます。

法人向けのタクシーアプリを利用する際の注意点

法人向けタクシーアプリの導入は、ビジネスを効率化し、経費管理の手間とコストを削減するための有効な手段です。しかし、利用にあたってはいくつかの注意点があります。

ここでは、特に押さえておきたい2つのポイントを紹介します。

1.プライベート利用と分けて管理する

法人向けタクシーアプリを導入する際は、プライベート利用とビジネス利用を明確に切り分ける必要があります。

従業員の中に既にプライベートでタクシーアプリを利用している人がいるようなら、ビジネスで利用する際はビジネス用のIDに切り替えて乗車してもらうように徹底しましょう。

多くの法人向けタクシーアプリは、管理者がビジネス用のIDを発行し、従業員が自身のアカウントをアプリ上で紐づける仕組みを採用しています。この仕組みを利用することで、従業員はプライベート用に作成したアカウントを活かしつつ、ビジネスでのタクシー利用を分けて管理できます。

2.アプリ利用に統一する

法人向けタクシーアプリを利用した経費精算の効率化は、アプリ利用に統一することで最も効果が高まります。

現金・クレジットカードなど、アプリ以外の支払いが混在するとかえって処理に手間がかかる可能性もあるため、従業員全員にアプリをインストールしてもらい、業務においてタクシーを利用する際は必ずアプリを使用する運用を徹底しましょう。

アプリをいち早く現場に浸透させるためには、研修や勉強会などを積極的に開催し、従業員に導入の意義やメリットを積極的に伝えることが重要です。アプリの利用が経費精算をどのように効率化し、従業員自身にどんなメリットがあるのかを説明したり、使用開始までの手続きをスムーズにするために、インストールや使い方のマニュアル・サポートを提供したりすると効果的です。

法人向けのタクシーアプリのタイプや特徴

都内をカバーしている有名な法人向けのタクシーアプリのタイプや、それぞれの特徴を紹介します。

1.配車手配・経費管理に強み

タクシー利用が多く、経費の確認や立て替え負担が大きくなりがちな企業では、いかに配車手配と経費管理を効率化するかが重要です。ビジネス目的で日常的にタクシー移動が多いようなら、配車手配や経費管理に強みを持つアプリを選ぶことをおすすめします。

配車手配や経費管理を得意とするアプリを利用することで、タクシーが必要になったときに速やかに配車を行うとともに、利用後の経費をシステム管理画面で一元管理して従業員のタクシー利用履歴を効率的に追跡・管理できます。

たとえば、配車アプリの「GO BUSINESS」は経費精算システム「Concur」との連携が可能であり、経費処理を効率化できる点が特徴的です。

また、「S.RIDE」は法人向けタクシー専用決済サービスであるCAB CARDモバイル決済との連携に対応しており、インボイス発行や電子帳簿保存法(電帳法)対応など、タクシー利用に伴う運用を効率化しやすいという強みを持っています。

2.顧客向けの配車負担の軽減に強み

飲食店やホテルなど、サービス品質が重視される業種・業態においては、顧客の配車負担を少しでも軽減することが求められます。このような場面においては、配車負担の軽減に強みを持つアプリを選ぶと良いでしょう。

たとえばユーザー自身がアプリを通じて手軽にタクシーを呼べるタクシーアプリの「DiDi」では、アプリを案内するためのリーフレットや名刺サイズのカードなどを飲食店やホテルなどの事業者向けに提供しています。

これにより、事業者側にとっては顧客へのタクシーアプリの案内を効率化できるだけでなく、顧客にとってもスムーズにタクシーを呼ぶことが可能になり、企業としてのサービス品質向上につながります。

3.特定のタクシー会社を選択

企業が独自に提供しているアプリなど、特定のタクシー会社のみの配車に対応している場合もあります。

毎回決まったルートでの移動が多い場合や、特定のタクシー会社と独自に契約を行っている場合は、専用のタクシーアプリを通じて配車依頼をするだけで手軽にタクシーを手配できるので便利です。

特定のタクシー会社がリリースしている代表的なアプリとしては、「kmタクシー」や「ココきて・TAXI」「東京無線」などが挙げられます。

4.福利厚生としての利用

タクシーアプリの中には、従業員の福利厚生としても利用できるものもあります。

福利厚生の一環として用いられるタクシーアプリの代表例が、「Uber for Business」です。このアプリでは、従業員の通勤や出張における配車だけでなく、食事提供プログラムを利用してUberEatsで食事の手配を行えます。

企業の福利厚生として従業員が任意のタイミングで食事を注文できるように準備しておけば、従業員満足度や企業イメージの向上にもつなげられます。

おすすめのタクシーアプリ(配車手配・経費管理に強み)

GO BUSINESS(GO株式会社)

GO BUSINESS公式Webサイト

(出所:GO BUSINESS公式Webサイト)

圧倒的な対応車両数を誇る「GO」が提供する法人向けタクシーアプリ。タクシーの配車から経費管理まで、ビジネスシーンに求められる基本的な機能を網羅しており、運用の効率化を図れる。
特に経費精算システム「Concur」との連携に対応しており、経費精算を自動化して管理工数を削減できる点が強み。電子タクシーチケットの発行から利用までオンラインで完結でき、利用データも即時反映されるため、経費管理がよりスムーズになる。
乗車データをリアルタイムで確認できるため、社内のタクシー利用状況を透明化し、不正利用を抑制する効果も期待できる。

  • 料金:月額・初期費用無料(サービス利用料は要問い合わせ)

詳細はこちら

S.RIDE(S.RIDE株式会社)

S.RIDE公式Webサイト

(出所:S.RIDE公式Webサイト)

東京最大級のネットワークを持つタクシーアプリ。東京都内のタクシー約3台に1台がサービスに対応しており、どこにいても気軽かつスピーディーに配車が可能な点が魅力。
ユーザーインターフェースは非常にシンプルで、アプリをスライドするだけで現在地に最も近いタクシーを呼び出すことが可能。更に、法人向けアプリでは、タクシー専用決済サービス「CAB CARDモバイル決済」との連携が可能であり、支払い処理の効率化につながるというメリットも。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

おすすめのタクシーアプリ(顧客向けの配車負担の軽減に強み)

DiDi(DiDiモビリティジャパン株式会社)

DiDi公式Webサイト

(出所:DiDi公式Webサイト)

利用者とタクシーを瞬時にマッチングするタクシーアプリ。日本全国の主要地域でサービスを展開しており、京都内では全タクシーのうち約3台に1台がDiDiに対応している。ユーザーは目的地と乗車地点を入力するだけで、現在地から最もスムーズに到着可能なタクシーを自動で配車可能。
「呼ぶ」「乗る」「降りる」の3ステップで構成されており、直感的で利用しやすいインターフェースを備えている点が特徴。法人顧客向けのサービスも充実しており、ホテルや飲食店などがDiDiを案内するためのリーフレットや名刺カードなども提供しているため、業務効率化の一環としても利用しやすい。

  • 料金:無料

詳細はこちら

おすすめのタクシーアプリ(特定のタクシー会社を選択)

kmタクシーアプリ(国際自動車株式会社)

kmタクシーアプリ公式Webサイト

(出所:kmタクシーアプリ公式Webサイト)

法人契約数が業界最大手のkmタクシーによるアプリ。東京を中心に約4,100台が登録されている。
今すぐタクシーを利用するための配車だけでなく、乗車地と降車地を入力するとその場で概算料金がわかる「料金検索」や、羽田空港・成田空港へのアクセス時に重宝する「空港定額タクシー」など、日常の移動を便利にする機能が備わっている。
そのほか、乗車の確約はできないものの、迎車料金がかからない点が特徴の「フルクル」アプリも展開。スマホを振るだけで空車のタクシーが来てくれる仕組みで、空車タクシーを待機している間でも先にほかのタクシーが見つかれば、乗ってしまってよいという気軽さが魅力。

  • 料金:無料

詳細はこちら

ココきて・TAXI(帝都自動車交通株式会社)

ココきて・TAXI公式Webサイト

(出所:ココきて・TAXI公式Webサイト)

ユーザーが時間を効率的に活用できるように設計された、帝都自動車交通が提供するタクシーアプリ。事前に乗車時間や料金を確認してから配車を依頼できるため、安心して利用しやすい。
よく利用する場所をあらかじめ登録しておく機能や、注文履歴から過去に利用したメニューをそのまま再注文する機能が搭載されており、日常的な利用もストレスなく行える。更に、私鉄協同無線センター・小田急交通・京急交通と提携しているため、帝都自動車交通株式会社以外の一部のタクシー会社も利用可能な点も魅力のひとつ。

  • 料金:無料

詳細はこちら

東京無線(東京無線協同組合)

東京無線公式Webサイト

(出所:東京無線公式Webサイト)

都内有数の配車実績を誇る東京無線による、東京23区、武蔵野市、三鷹市をサービス範囲とするタクシーアプリ。ユーザーは最小3タップの簡単な手順でタクシーを手配でき、約3,500台の車両が10分以内に到着するため、乗りたいときにいつでも迅速に利用可能。
事前登録を必要とせず、アプリを通じて地図上でピックアップ場所を指定できるほか、タクシーの到着をリアルタイムで確認できる機能や、現在地から半径500m以内のタクシー位置を表示する機能も備えている。Tカードと連携しているため、利用のたびにTポイントが貯まる点もメリット。

  • 料金:無料

詳細はこちら

おすすめのタクシーアプリ(福利厚生としての利用)

Uber for Business(Uber Technologies Inc.)

Uber for Business公式Webサイト

(出所:Uber for Business公式Webサイト)

配車・食事管理・経費管理などをひとつのダッシュボード上で可能にする、タクシー配車機能を含むビジネス向けのアプリ。17万社以上の企業が利用している実績があり、世界中で広く浸透している。
食事提供プログラムを利用すると、従業員が企業負担でUberEatsから食事を注文できるようになるため、出張時の食事の提供のほか、従業員への福利厚生としても活用しやすい。ビジネス用のIDを既存のUberアカウントに追加して利用できるため、既にプライベートで利用している従業員がいる場合でも、ビジネス利用との明確な切り分けが可能。

  • 料金:無料

詳細はこちら

まとめ

法人タクシーアプリを導入することで、ビジネスにおける移動や経費管理を効率化し、経費管理の手間を削減できます。ユーザーはスマホから手軽にタクシーを手配でき、経理担当者や顧客への配車サービスを提供する飲食店やホテルの担当者にとっては、業務の効率化を達成するための有効な手段となります。

法人向けのタクシーアプリには様々な種類がありますが、それぞれ強みが異なるため、自社の課題に合ったものを選択することが大切です。本記事も参考に、現場に即した運用を実現して効果を最大化しましょう。

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