健康診断代行14選。サービス内容や選び方、おすすめ業者を紹介
最終更新⽇:2024-05-02
従業員に健康診断の受診を促したり、予約や精算・受診結果を管理したりと、健診に関わる業務が膨大なため、アウトソーシングを検討している方へ。健康診断代行に委託するメリットやサービス内容、タイプ別の選び方とおすすめの業者を紹介します。
目次
健康診断代行とは?
健康診断代行とは、法で定められた従業員の健康診断実施にあたり、煩雑で大きな負担を伴う業務をアウトソーシングできるサービスです。そもそも健康診断には、以下のように多岐にわたる関連業務があります。
- 予約や医療機関の調整
- 未受診者へのリマインド
- 受診後の精算
- 労働基準監督署への報告書作成や受診データ管理
- 従業員からの問い合わせ対応
企業の担当者はこれらの幅広い業務に対応せざるを得ないため、大きな負荷がかかることに。そこで、健康診断代行業者に業務を委託すれば、担当者の負担を大幅に削減可能。受診する従業員の健康診断手続きもスムーズにします。
健康診断代行サービスのおすすめ
タイプごとのおすすめの健康診断代行サービス(業者)は次の通りです。
【健診の提案設計に強み】
「ウィーメックス」
「ネットワーク健康診断サービス」
「NTTビジネスソリューションズ」
「イーウェル」
【アナログ業務の効率化に強み】
「健康管理OC」
「けんさぽ」
「リロクラブ」
「MEDICAL SUPPORT 健康診断予約代行」
【健康管理システムの提供が前提】
「バリューHR」
「H.U.ウェルネス」
「ハピルス健診代行サービス」
「iCARE」
【予約・精算代行に特化】
「ホームネット」
「メディカルサポート」
記事後半に各サービスの紹介も行っているので、今すぐ詳細を知りたい方はおすすめの健康診断代行からご覧ください。
「健康診断代行サービスのことをもっとよく知りたい」「選び方をもう少し詳しく教えてほしい」という方は、このまま記事を読み進めてください。
健康診断代行のメリット
健康診断代行の主な導入メリットは、以下の3つが挙げられます。
1. 健診予約業務の負荷軽減
予約システムの提供や電話予約の代行により、担当者による日程調整や予約対応が不要に。予約変更に伴う、医療機関や従業員との日程の再調整の手間も省けます。工数がかかっていた進捗管理や、未受診者へのリマインドなどがスムーズになることで、受診率の向上も期待できます。
2. 健診結果や請求の管理効率化
健診結果のデータ化や管理、複数の医療機関からの請求の一括処理なども委託できます。業務の正確性を高めながら、紙ベースでの管理であった過去の健診結果のデータ移行にも対応。医療機関ごとに異なる健診結果の形式を、統一のフォーマットへ集約するサービスも。
健診結果の一元管理により、健康状態の「見える化」や、高リスク者への速やかなフォローアップなどを実現します。
3. 企業・従業員の希望条件に合わせた健診の実現
豊富な提携医療機関とのネットワークや、数多くの実績により培った専門ノウハウに基づき、企業の規模や運用方法、従業員のニーズに合った健診を設計・提供してもらえます。
サービスによっては、年一度の定期健診業務の代行にとどまらず、人間ドックや特定健診(メタボ健診)、特定保健指導などの医療系施策の支援にも対応。受診者の要望や利便性を考慮し、地域や健診費用などの条件に合った健診機関のカスタマイズや、健診機関の新規開拓も行っています。
健康診断代行のサービス内容
代行業者によって詳細は異なりますが、一般的なサービス内容について紹介します。
予約代行 | 医療機関と従業員の日程調整を実施。受診日の変更・キャンセルをはじめ、各種問い合わせにも対応します。
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予約・受診管理 | ポータルサイトやシステムの提供により、予約や受診、データ納品状況などを管理。未受診者や二次健診対象者に対し、メールやチャット、電話、はがきなど様々なツールで受診勧奨を行うサービスも。 |
健診費用精算 | 医療機関からの請求内容を精査し、支払業務を代行。複数の医療機関を利用している場合も、医療機関ごとに請求を取りまとめて一括精算できます。 |
健診結果管理 | 健診結果は、専用システムへの入力や、指定のフォーマットでのデータ納品によって通知。紙の健診結果や過去の記録のデータ化に対応するサービスも。 |
労働基準監督署への 報告データの作成 |
労働基準監督署への報告書作成をサポート。サービスによっては、必要なデータを専用Webページから簡単に出力可能です。 |
そのほか、健診だけでなくメンタルヘルス対策のための「ストレスチェック」にワンストップで対応できるサービスも。高ストレス者の自動判定や組織ごとの集団分析に役立ち、産業医・保健師とのコミュニケーションツールとしても活用できます。
なお、ストレスチェックサービスについての詳細は、「ストレスチェックサービス比較14選。3タイプに分けて選び方紹介」で詳しく解説しています。
健康診断代行のタイプ別の選び方
「どこまでの業務を代行するか」「どの領域に強みがあるか」などによって、以下のタイプに分けられます。
1. 健康診断業務全般に対応
医療機関への打診、受診者の予約・日程調整、精算、受診データの管理・活用まで、健康診断に関わる業務を網羅するタイプです。このタイプは、更に強みや特徴に合わせて3つのタイプに分かれます。
1-1. 健診の提案設計に強み
提携医療機関が充実しているタイプ。受診者一人ひとりの希望や、自社の規模・運用方法に沿って医療機関を選択できるなど、個別のニーズや状況に合わせて健診をカスタマイズしたい場合に適しています。
「ウィーメックス」の総合健診支援サービスは、全国約2,900を超える健診機関との提携により、事業所や従業員の自宅近くなどで受診しやすい環境を創出。従業員の性別や年齢層に合わせた人間ドックやがん検診など、希望の健診コースの設定も可能です。また、テレワークや健康経営の推進に合わせ、新しい健診の設計や運用変更にも対応できます。
1-2. アナログ業務の効率化に強み
BPOサービスが充実しているタイプ。健康診断の実施に伴う事務作業の工数を削減したい場合や、丸ごと業務を任せたい場合などにおすすめです。
「けんさぽ」では、企業ごとに専用の「健康管理センター」を設置し、健康診断の日程調整や予約変更に伴うやり取り、予約勧奨・リマインドなどを対応。更に、健康診断結果の回収・保管から報告書の作成まですべて委託できます。オプションで、紙で保管している過去の健診結果のデータ化代行も可能です。
1-3. 健康管理システムの提供が前提
システム上から従業員自身で予約したり、健診結果の確認・管理ができたりするタイプ。医療機関との交渉や従業員対応、精算処理などは代行してもらいつつ、管理はシステムを利用してある程度内製化したい場合に適しています。
「バリューHR」の健診代行サービスは、利用者ごとに付与されたIDとパスワードを使用し、専用サイト上で予約から所属団体への受診申込手続きまでをワンストップで実施。健診機関の検索、検査項目や料金の確認のほか、メッセージボックスを活用して産業医や保健師への相談も可能です。
なお、健康管理システムの詳細は、「企業向け健康管理システム比較14選。機能・メリットを一覧で紹介」で詳しく解説しています。
2. 予約・精算代行に特化
健康診断の予約と精算の代行のみに対応しているタイプ。健診データの閲覧や管理などは不要で、医療機関と従業員間の調整や請求書の取りまとめといった業務のみアウトソースしたい場合に適しています。
「メディカルサポート」は、専用のWebツールからの予約はもちろん、電話による予約受付を実施。受診完了後に各医療機関からの請求を集約し、一括精算が可能です。そのほか、配偶者健康診断の手配及び事務管理サポート&代行業務や、勤務時間・従事業務内容により追加される特殊健診の代行手配など、企業ごとのニーズに沿ったアウトソーシングサービスを柔軟に提供できるのが強みです。
おすすめの健康診断代行(健診の提案設計に強み)
総合健診支援サービス(ウィーメックス株式会社)
(出所:総合健診支援サービス公式Webサイト)
健康診断に関わる業務負荷を軽減し、受診率100%の実現を支援する健康診断代行サービス。20年以上の実績と、全国約2,900を超える健診機関ネットワークを誇る。
専用システムを活用することで、健診の申込み手続きから結果の回収まで、一連の事務業務をすべて代行。健診データと請求を照らし合わせて、不備や不当な請求などへはスピーディーな対応が可能に。予約状況をリアルタイムで把握できる進捗管理ツールや、受診日の変更・キャンセルなどに対応する専用コールセンターの設営など、受診率を高める施策も充実。未受診者への受診勧奨はがきや架電サービスにも対応する。
更に、テレワークや健康経営の推進など、健診内容は自由にカスタマイズが可能。自社の要望に合わせて最適な健診メニューを構築できる。
- 料金:要問い合わせ
ネットワーク健康診断サービス(ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社)
(出所:ネットワーク健康診断サービス公式Webサイト)
導入実績900社以上、企業や健康保険組合の健康診断に関する業務を大幅に効率化する健診代行サービス。
提携する全国約2,000の医療機関から選択でき、Webや電話などから予約可能。24時間予約受付に対応する専用サイト「i-Wellness」では、予約・受診状況はもちろん、健診結果のデータ納品状況までリアルタイムで確認できる。未予約者を専用サイト内から検索することで、メールや電話、ハガキなどから適切なタイミングで簡単に受診勧奨が可能だ。
健診結果はXMLやCSVなどの指定フォーマットでデータ納品。同社の健康管理システム「Growbase」と組み合わせれば、健診結果の取り込みに加え、ストレスチェックの実施・結果の集約、産業医とのオンライン面談などが可能に。より一層スマートな健康管理を実現する。
- 料金:要問い合わせ
健康診断業務アウトソーシング(代行)サービス(NTTビジネスソリューションズ株式会社)
(出所:健康診断業務アウトソーシング(代行)サービス公式Webサイト)
NTTグループの厚生業務で培ったノウハウを活かし、煩雑な健康診断に関わる事務全般の代行をはじめ、人間ドック、特定保健指導などの医療系施策の支援を行うアウトソーシングサービス。製造業からホテル、官公庁まで幅広い業種での導入実績を持つ。運用開始にあたり、代行する業務範囲や健診内容についてはヒアリングを行うため、企業ごとに細やかなカスタマイズが可能。医療機関との調整・予約などの基本メニューに加え、健診前の連絡や健診結果のデータ化、報告資料の作成といったオプションメニューを組み合わせられる。従業員数の多少に関わらず、企業規模やニーズに合わせて柔軟に対応できるのが強み。
取得した情報は、情報アクセス制限をはじめとするセキュリティ対策を徹底して管理・運用。安心してサービスを利用し続けられるのもポイント。
- 料金:要問い合わせ
健診事務代行サービス(株式会社イーウェル)
(出所:健診事務代行サービス公式Webサイト)
企業、従業員、健保、健診機関のすべての窓口となり、健診業務を一括代行するサービス。全国約3,000の健診機関とのコネクションを活かした健診手配や調整、問い合わせ対応、完全内製化され厳重なチェック体制下での健診結果回収・データ化作業などにより、大幅な業務効率化を実現する。
医療機関によって異なる健診結果の判定は、企業ごとのオリジナル基準に一元化。従業員一人ひとりの健康状態を見える化する。
サービス導入後のフォロー体制も充実。セミナー・情報交換会の開催や、個人情報保護に関する監査・見学会、制度評価・改善提案などを継続的に実施。健診業務のPDCAサイクルを回し、利用者の要望や利便性を考慮しながら、健診機関の新規開拓にも力を入れている。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの健康診断代行(アナログ業務の効率化に強み)
健康管理OC(共同印刷株式会社)
(出所:健康管理OC公式Webサイト)
企業の健康管理事務をアウトソーシングすることで、担当者が本来行うべき健康管理施策や健康経営の推進をサポートするサービス。
委託範囲は企業の業態や規模、予算、要望、課題などを踏まえ、様々な条件に合わせて柔軟に対応可能。健康診断やストレスチェックの進捗管理・実施代行はもちろん、結果のデータ化や判定結果の基準統一、診断結果の組織分析まで幅広くカバー。一律のパッケージサービスではなく、企業ごとのニーズに応じたサービスを提供する。
従業員の健康状態や組織の課題が明確化でき、新たな施策の検討・実施がしやすくなるといったメリットも。更に、健康経営認定取得支援のコンサルティングにも対応している。
- 料金:要問い合わせ
けんさぽ(株式会社Personal Health Tech)
(出所:けんさぽ公式Webサイト)
健診日程調整から受診勧奨、二次健診予約など、健康診断にかかるアナログ業務を請け負う健診代行サービス。
各企業の従来のやり方をヒアリングし、そのままの方法で業務プロセスを引き継ぐので、混乱なくスムーズなサービス導入を実現。企業ごとに専用窓口である「健康管理センター」を設置し、日程調整や各種変更、質問はすべて専任スタッフが対応。受診勧奨は電話やメール、チャットなど、企業ごとの希望に合わせたツールで行える。
関連サービス「けんさぽ 健康管理システム」や専用の健康管理アプリ「ログシル」の併用により、健診結果の一元管理や健康状態の可視化ができるのもポイント。企業の義務である従業員の健康管理の効率化だけでなく、健康経営優良法人認定の取得要件のクリアも支援する。
- 料金:月額100円/人〜
健康診断代行サービス(株式会社リロクラブ)
(出所:健康診断代行サービス公式Webサイト)
健康診断実施に伴う関連業務を一括でアウトソーシングできるサービス。健康診断のお知らせや日程調整、費用の精算、労働基準監督署への報告など、手間のかかる業務の負担を軽減し、企業の健康経営の推進を支援。各企業の課題や要望に合わせ、サポート内容はきめ細かくカスタマイズできる。従業員側も予約手続きの簡略化や、システム上での最新・過去の健診結果の閲覧が可能に。従業員専用のマイページ上では、ストレス度の確認ができる機能も搭載している。
また、全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入、かつリロクラブの「福利厚生倶楽部」に入会している企業・団体向けの健康診断代行パッケージプラン「Relo健診パック」を利用すれば、健康診断の予約・結果管理まで、リロクラブの一貫したサポートが受けられる。
- 料金:要問い合わせ
MEDICAL SUPPORT 健康診断予約代行(株式会社データセレクト)
(出所:MEDICAL SUPPORT 健康診断予約代行公式Webサイト)
電話応対に強みを持つ健康診断予約代行サービス。自治体や協会けんぽ、健診センターなどから多くの業務を受託して得たノウハウで、安定性の高いコールセンターを運営。年間8,000人超の予約受付・約90,000件の勧奨コール実績を誇る。
健康診断の予約や医療機関との調整、結果表の入力、受診勧奨、問診セットの発送、労基データ作成など、健康診断関連の業務をトータルで代行するほか、要望に応じて専用の予約・勧奨システムの独自開発も可能。システム上でのデータの一括管理や、検索・抽出などがスムーズになり、より手軽に健診の予約状況や結果共有ができるように。
トライアルや忙しい時期の業務補助として、単発での利用も提供。マニュアルを作成し、最短5日でコールセンターの開設を実現する。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの健康診断代行(健康管理システムの提供が前提)
健診代行サービス(株式会社バリューHR)
(出所:健診代行サービス公式Webサイト)
健康診断の予約・結果の管理、健診費用の支払代行、未申込者への受診勧奨などを行うことで、健診実施にかかる業務の効率化と、受診者及び管理者の利便性向上を支援する健康診断代行サービス。
健診予約システムから24時間365日いつでも予約でき、同時に企業・健保への申請にも対応。ユーザー画面に、受診者の年齢に応じた健診コースを自動表示させることで、健診コースの受診間違い防止を図るといった工夫も。健診結果のデータ管理に対応し、複数の健診機関の判定基準も統一。経年管理だけでなく、報告書作成や結果分析も行える。全国3,000以上の提携機関とのネットワークを活かし、健診契約を依頼可能。従業員や健診機関の問い合わせ対応は、専門オペレーターが正確かつスピーディーに対応する。
- 料金:要問い合わせ
H.U.ウェルネスの健診代行サービス(H.U.ウェルネス株式会社)
(出所:H.U.ウェルネスの健診代行サービス公式Webサイト)
健診予約システムを提供し、予約受付や変更・キャンセル、受診勧奨、健診費用の精算代行といった健康診断に付随する業務を効率化する健診代行サービス。受診者の利便性向上による受診促進と、健康保険組合や企業担当者の予約・健康管理業務の負担低減に寄与。700を超える団体との豊富な取引実績を持つ。
ヘルスケア領域に幅広くビジネスを展開するH.U.グループとして培った全国の医療機関とのネットワークを活かし、地域や健診内容などに応じた最適な健診機関のピックアップが可能。医療機関によって書式や判定基準が異なる健診結果もシステム上で基準を統一し、一元管理できるといったメリットも。
- 料金:要問い合わせ
ハピルス健診代行サービス(株式会社ベネフィット・ワン)
(出所:ハピルス健診代行サービス公式Webサイト)
健診に関するあらゆる業務を代行するサービス。全国約3,000機関から「エリア検索」「ランキング検索」「フリーワード検索」のほか、「クレジットカード対応」や「子連れ対応」の有無といった豊富な検索条件に基づき、受診者のニーズに合った健診先や健診コースの選択を実現。健診の予約・受診の利便性を高めることで予約のハードルを下げ、受診率アップを図る。
予約・受診状況は担当者の管理画面からも確認できるほか、労基署向けをはじめとした各種集計機能も備えている。未予約者・未受診者へは、メールによる催促も可能。健診結果は受診者各々の専用ページで確認できるため、自身の健康状態の把握が容易に。健康結果の見える化により、健康リテラシー向上につながるといったメリットも。更に、法令対応のストレスチェックが無料で利用できるのも便利。
- 料金:要問い合わせ
健診予約代行サービス(株式会社iCARE)
(出所:健診予約代行サービス公式Webサイト)
健診機関への連絡、従業員の日程調整、受診状況の進捗管理など、健診業務に関わる予約業務を代行するサービス。全国の健診予約代行に対応する。
健診予約は、Web上で設定した健診機関の受診候補日から、従業員自身が希望日時を選択可能。予約状況や受診状況をリアルタイムで確認でき、受診勧奨や受診報告のリマインドは自動で実施。予約日程再調整やオプション変更など、健診機関と従業員のやり取りはすべてシステム内で完結。人事・総務の担当者にかかっていた手間の大幅な削減をサポートする。導入後、健診予約に関する工数を93.3%削減できたという事例も。紙の健診結果や過去の記録をデータ化し、「Carely健康管理クラウド」へ移行すれば、健診の事後措置への負担も削減できる。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの健康診断代行(予約・精算代行に特化)
健康診断予約代行サービス(ホームネット株式会社)
(出所:健康診断予約代行サービス公式Webサイト)
約2,000の医療機関と提携し、健保組合・共済組合との豊富な取引実績を持つ健診代行サービス。電話受付代行や健康相談など、コールセンターサービスに強みを持つ企業が提供。人事担当者に代わり、社内定期健診にかかる予約・精算業務を行うことで、業務効率化を実現する。
同社コールセンターにてWebやFAXによる予約手配、予約データ管理、受診券発行、請求書やフォーマットの異なる結果の取りまとめ、医療機関への健診費用の支払いなどを対応。健康保険組合で提供している各種健診の補助事業のサポートも行う。「予約代行」「精算代行」「結果回収」など、自社に必要なサービスを選んで委託できるため、最小限のコストで導入できるのもうれしい。
- 料金:要問い合わせ
メディカルサポート(株式会社メイサービス)
(出所:メディカルサポート公式Webサイト)
企業健診に関わる業務をアウトソーシングできる健康診断代行サービス。入社時健康診断といった定期健診以外の健診の外注や、予約ツールが利用できない従業員向けの電話予約対応、健診結果のデータ化など、企業の環境やニーズに応じた運用のアレンジメントが可能。
全国の医療機関に対応し、管理者には予約・受診状況がリアルタイムでわかる管理ツールを提供。受診忘れ防止のための「お知らせメール配信サービス」も利用できる。また、複数の医療機関からの請求を取りまとめて一括精算できるため、経理処理もスムーズに。導入後、予約率100%を達成した企業や、「高齢の従業員が多いなか、Web上から従業員自身で手配ができるようになった」という担当者の声も。
- 料金:要問い合わせ
まとめ
担当者の業務負担を減らし、受診者の利便性向上に寄与する健康診断代行サービス。「健診予約業務の負荷軽減」「健診結果・請求管理の効率化」「企業・従業員の希望条件に合わせた健診の実現」といったメリットが得られます。更に、担当者は本来注力すべき業務に専念できるようになるとともに、業務の標準化につなげられるのも大きなポイントです。
健康診断代行サービスは、アウトソーシングできる業務範囲や強みを持つ業務領域に合わせて、以下のタイプに分類されます。
1. 健康診断業務全般に対応
- 1-1. 健診の提案設計に強み
- 1-2. アナログ業務の効率化に強み
- 1-3. 健康管理システムの提供が前提
2. 予約・精算代行に特化
健康診断に関わる業務のなかで自社の課題となっている部分を明確にし、その課題解決につながるサービスを提供する代行業者を選ぶとよいでしょう。