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配送マッチングサービス比較10選。仕組みやタイプ別の選び方

最終更新⽇:2024-12-05

配送マッチングサービス比較10選。仕組みやタイプ別の選び方

配送コストを削減しつつ配送業務を効率化したい事業者(荷主)の方や、新規案件の獲得や空車時間の削減によって営業効率向上を図りたい配送業者の方へ。配送マッチングサービスの仕組みやメリット、タイプ別の選び方、比較ポイントとともに、おすすめのサービスを紹介します。

配送マッチングサービスとは?

配送マッチングサービスとは、荷物を送りたい荷主と荷物を運びたい配送業者をシステム上でマッチングするサービスです。

従来、荷主は取引のある配送業者に電話やFAXで依頼するのが一般的でした。しかし、急ぎの案件などに対応できる配送業者を探すのは難しく、複数社の料金やサービスの比較にも手間と時間がかかるという課題がありました。また、配送業者間に存在する多重下請け構造によって、荷主が高い運賃を支払っても、その運賃が十分に末端の配送業者に還元されないといったことも問題視されています。

配送マッチングサービスの利用により、Webやアプリを通じて荷主と配送業者が直接つながることで、配送業界の透明性や効率性の向上が期待できます。中間マージンを削減しやすくなるだけでなく、複数社を比較検討したうえで、お互いの希望条件にマッチした適正価格でのスムーズな取引が実現。荷主は配送手配や事務作業の負担を軽減でき、配送業者は空車の削減や稼働率の向上を図れるなど、双方に多くのメリットがあります。

配送マッチングサービスの仕組み

サービスによって、またはマッチングのタイプによって異なる部分もありますが、主なステップは次の通りです。

(1)荷主による荷物情報の登録

荷主は、配送したい荷物の情報をサービスのプラットフォームに登録します。登録する情報はサービスによって若干変わりますが、一般的には以下のような項目が含まれます。

  • 荷物の種類、サイズ、重量
  • 集荷場所、配送先
  • 希望の集荷・配送日時
  • 希望の配送メニュー(即日配送、スポット配送、定期配送など)
  • 希望の温度帯(常温、チルド、冷凍など)
  • 希望の運賃(サービスによってはあらかじめ設定されていたり、配送業者が提示したりする場合も)

(2)配送業者への案件通知、または配送業者による検索

サービスに登録している配送業者のメールやアプリ宛に案件(荷物情報)が通知されることによって、または、配送業者が自社の空き状況や対応可能な条件に合った案件を自ら検索するなどして案件を見つけます。

検索する場合、以下のような自社の条件を指定のうえ、案件検索を行います。

  • 車両タイプ(軽バン、軽・中・大型トラック、バイク、自転車、冷凍・冷蔵対応できるかなど)
  • 積載量
  • 車両の所在地
  • 稼働可能な配送エリア・時間帯 など

(3)マッチング

荷主と配送業者をマッチングします。下表の通り、サービスによって様々なマッチング方法があります。

タイプ 方法
入札型 荷主が登録した荷物に対して配送業者が運賃を提示。荷主が運賃を確認したうえで配送業者を選定
エントリー型 荷主の希望条件に合致する配送業者に、サービス運営会社が案件情報を通知。条件が合えば配送業者がエントリー(応募)する
オファー型 荷主または配送業者が登録した情報に対して相手側がオファーを送る
検索型 荷主または配送業者が希望条件を設定して検索し、適切な案件を見つける

たとえば、「トラクルGO」のマッチング方法は入札型。配送業者が運びたい荷物を検索し、条件に合う荷物へ入札します。入札の際に、配送業者が希望の運賃を提示します。

「キャリーオン」は、エントリー型、オファー型、検索型と、様々なマッチング方法を採用しているサービスです。配送を依頼したい場合は、荷物情報を登録後、空きトラック情報を自ら検索したり、おすすめの空きトラック情報を閲覧したり、「キャリーオン」側からおすすめを紹介してもらったりが可能。更に、オファー機能を使えば、空きトラックに対して直接配送の打診が可能です。オファーは1つの荷物情報に対して複数出すことができます。

「Lalamove」は、基本的にエントリー型ですが、アプリで配送手配をする際、荷主がお気に入りのドライバーに優先的に打診することも可能です。

(4)交渉(必要な場合)・成約

荷主と配送事者、双方の条件が合致すると契約が成立します。

入札型の場合は、荷主が配送業者の入札価格を確認のうえ配送業者を選定した時点で。エントリー型の場合は、荷主がサービス運営会社を介して配送業者のエントリーを受け入れたときに。オファー型や検索型の場合、必要に応じて電話やアプリ内のメッセージ機能などを用いて直接交渉し、合意に達した場合に成約となります。

(5)配送の実施

配送業者は、契約内容に基づいて荷物の集荷・配送を行います。多くのサービスでは、ドライバー向けアプリのGPS機能を活用して配送車両のリアルタイム追跡や配送状況の可視化を実現しています。

たとえば、「トラクルGO」は、ドライバーのスマホにアプリ「トラクルGO Drivers」をインストールして利用することで、荷物情報の自動送信や位置情報の共有だけでなく、受領書の送信や日報の自動作成などにも対応。配送に関わる業務を大幅に効率化できます。

「WORKTODAY」は、ドライバー用のアプリに配車機能も備わっており、アプリ上で自社の社員ドライバーや契約している下請け会社のドライバーに、素早く業務を割り振ることが可能です(アプリはiPhone限定)。

(6)決済・評価

配送が完了すると、荷主に対してアプリやメールで「配送完了通知」が送られ、プラットフォームを通じて決済が行われます。荷主と配送業者がお互いのサービスを評価後、取引が完了します。なお、荷主と配送業者の間にサービス運営会社が入る「エントリー型」の場合、評価は行われません。

たとえば、「トラクルGO」は、取引後に荷主・配送業者双方がお互いを評価。初めて取引する相手でもこの過去の評価を参考に選べるので、安心して契約できます。

「Lalamove」は、配達に対して高評価を得ると追加でボーナス収入が得られる、独自のプログラムを導入しています。

配送マッチングサービスのメリット

配送マッチングサービスは荷主・配送業者の双方にメリットがあります。それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

荷主側のメリット

配送コストの削減

プラットフォームを介して複数の配送業者から無料で一括見積もりを取れるサービスもあり、比較検討が容易に。荷主と配送業者が直接つながることで不透明な中間マージンをカットしやすくなり、双方が納得できる適正価格での取引が実現します。

サービスによっては、複数の配送業者と取引した際もサービス運営会社にひとまとめで支払えるため、取引先ごとにかかっていた振込手数料も削減できます。

配送手配・事務作業の効率化

配送業者の過去の取引評価を参考にしながら、Webやアプリから簡単かつスピーディーに配送を依頼できます。繰り返し依頼する場合は、過去の依頼履歴などからスムーズに注文可能です。中には、頻繁に出す荷物をあらかじめ登録できる「テンプレート機能」を備えたサービスもあり、毎回同じ内容を入力する手間を省けます。

また、多くの場合、契約や支払いはサービス運営会社が管理するため、事務手続きの効率化にも寄与。サービスによっては、請求書発行や代金の取り立て代行、運行指示書・日報・請求書の自動作成にも対応可能です。

配送方法の選択肢の拡大

これまでの取引実績に関係なく複数の配送業者と直接取引できるようになることで、配送方法の選択肢が大幅に広がり、自社のニーズや荷物の性質に応じて最適な配送方法を柔軟に選べるように。たとえば、即日配送、スポット配送、定期配送といった多様な配送メニューや、軽バンや軽・中・大型トラックといった車両タイプ、更に常温・チルド・冷凍といった幅広い温度帯にも対応できます。

配送業者側のメリット

空車率の削減

空き車両やドライバーを有効活用することで、復路の空車や積み残しのスペースを効率よく埋められるようになり、積載率が向上。無駄な運行を減らし、収益の改善にもつなげられます。

「積込日」や「納品日」といった細かな条件まで指定して検索できるサービスもあり、空き時間や運行可能エリアに応じた荷物をスムーズに探せます。

新規顧客の獲得

サービスによっては、希望の荷物を膨大なデータベースから効率良く検索できるため、新たな荷主と出会うチャンスが増えます。中には、月間平均23万件以上の荷物情報を取り扱うサービスもあり、新規開拓がスムーズになります。

適正な運賃の確保・トラブル回避

荷主が登録した荷物に対して配送業者が運賃を提示する入札形式を採用したり、サービス運営会社が相場運賃をもとに価格設定を行ったりと、適正価格で受注できる仕組みが整っています。

サービスによっては、有料オプションで運賃未払いを100%保証するサービスを用意しているところも。荷主との間に入ってサポートしてくれるサービスもあり、煩雑な契約やトラブルの際も安心です。また、報酬の即日払いに対応しているサービスもあり、キャッシュフローの改善に役立ちます。

配送マッチングサービスのタイプ別の選び方

配送マッチングサービスにはいくつかのタイプがあり、目的によって適したサービスが異なります。

(1)プラットフォームタイプ

荷主と配送業者、あるいは配送業者同士をプラットフォーム上でマッチングするタイプ。プラットフォームを利用して、条件にあった荷主や配送業者を自ら探したい場合に適しています。

たとえば、「トラクルGO」は、荷主が登録した荷物に対して配送業者が運賃を示し、荷主が運送会社を選定後、成約。

「キャリーオン」は、互いの要望を登録し、ニーズに合った業者を検索して見つけるのが基本ですが、サービス運営会社から紹介してもらえる場合や、登録された特定のトラックに荷主側から「この荷物を運べませんか?」と直接打診できるオファーシステムも備えています。

「トラボックス」は、荷物検索では発地/着地/重量/車種、空車検索では、空車地/行先地/重量/車種など、細かな条件を設定して検索できるので、案件が素早く見つけられるのが強みです。「運賃全額保証サービス」や「おまかせ請求」など、100%入金保証付きオプションを備えているので、万一の不払いなどを気にせず、新規の取引先を積極的に開拓できます。

(2)配送手配タイプ

条件を入力するだけで、サービス運営会社が間に入って荷主と配送業者をマッチングしてくれるタイプ。配送ネットワークが充実しており、温度管理や緊急便に対応するなど、配送方法の種類が豊富な点が特徴です。自ら直接情報を探す必要がないため、マッチングに人的リソースを割けない企業などにおすすめです。

たとえば、「ピックゴー」は、全国約70,000の配送パートナーによって、24時間365日・全国どこでも簡単に車両の手配が可能です。依頼から最短56秒で手配が完了する緊急配送のほか、定期配送にも対応。希望の車種(軽トラック、2t/4t/10tトラックなど)や温度帯(冷凍、常温、チルド)、料金プラン(距離制、時間制)を選択可能です。

「ハコブリッジ」は、Web・電話・FAXから簡単に注文でき、温度帯(常温、冷蔵、冷凍、温度指定)や車格(軽車両、一般大型車両など)の指定も可能。軽車両は、最速1分以内、一般大型車両(2t~大型)も、オペレーターが交渉のうえ、30分以内で配車が完了します。

「ハコベル」は、まとまった個数なら宅配便より安価な「カーゴ便」、冷蔵・冷凍に対応する「軽トラック便」、1~2t車両の「小型トラック便」、3t以上の「中・大型車両」の4車種と2つのプラン(距離制・時間制)を用意しており、荷物の量や種類、配送の距離や時間によって最適な車両と料金プランを選択できます。

(3)マッチングアプリタイプ

軽貨物に特化し、限られたエリア内で手軽に利用できるタイプ。やりとりがスマホアプリ内で完結する手軽さが魅力で、プロの配送業者だけでなく、副業などで配送を行っているドライバーにも使いやすいのが特徴です。

たとえば、東京23区内をはじめとした主要都市でサービスを展開している「DIAq」は、荷物を届けてほしい人が、アプリの地図上で近くにいる運送者を探して直接配達を依頼できます。オファー前に料金や実績、評価をチェックでき、配送状況はアプリからリアルタイムで確認可能。配送中の荷物に万一トラブルが起きても、最大100万円まで補償される運送保険が適用されるので安心です。

プロのドライバーだけでなく、主婦や学生、出前のバイクなど、多種多様な人々が運送者として登録しており、それぞれの移動時間や隙間時間を利用して配送を行なっているのが特徴です。ドライバー用のアプリから事前に注文内容(集荷先・配送先・荷物情報など)を確認できるので、初めての配送でも戸惑わず受注できます。

配送マッチングサービスの比較ポイント

次に、配送マッチングサービスを導入する際に、比較するべき3つのポイントについて解説します。

(1)登録パートナー数や案件数

まずは、サービスへの登録社(者)数や、取り扱っている案件数をチェックしましょう。数が多ければ多いほど、必要なタイミングや条件に合った荷主・配送業者とマッチする確率が高まります。

また、希望条件の絞り込みやすさもチェックするといいでしょう。条件を明確に絞り込むことで、自社に合った案件とマッチする確率が高まり、効率的に受注できます。

たとえば、「ピックゴー」の会員は11万6,000社以上。配送パートナーは、軽貨物50,000人、二輪20,000人、一般貨物2,000社にのぼります。

「トラボックス」は、累計運送会員数20,000以上。月間平均23万件以上の荷物情報、11,000以上のトラック情報を掲載しています。荷物検索の場合は、発地/着地/重量/車種、空車検索の場合は、空車地/行先地/重量/車種など、条件を細かく設定のうえ検索できるので、欲しい案件が見つけやすいです。

(2)対応する車種

配送業者として請け負う場合も、荷主として依頼する場合も、運ぶ荷物に対して適切な車両を備えているかも事前に確認する必要があります。

・トラック中心(大型の荷物向き)

たとえば、「トラクルGO」や「キャリーオン」「トラボックス」などの車両はトラックに特化。「ハコベル」は、軽ワゴン車両や冷蔵・冷凍に対応する軽トラック便から10t以上の大型車両まで手配可能ですが、バイクや自転車などでの配送には対応していません。

・バイクやバンなど(軽貨物向き)

一方、「DIAq」は、バイクや自転車、原付、小型二輪などが中心。機動力を活かした、近距離での急ぎの配送に適しています。そのほか、軽四輪も手配可能です。

・幅広い車種(様々なニーズに柔軟に対応)

「ピックゴー」は、軽貨物用の軽トラックやバン、小型・中型・大型トラック、バイク・自転車など、幅広い車種を手配できます。「Lalamove」は、小型軽貨物車、軽バン、軽オープントラック、軽ボックストラックなどを用意できます。

(3)料金体系

料金体系や料金が発生するタイミングは、サービスによって大幅に異なります。

荷主側が支払う運賃は、距離制や時間制で設定しているところが一般的。配送業者側には、決済代行手数料や成約手数料が発生する場合もありますが、手数料がかからないサービスも多いです。

運賃例や手数料率などは、各社のサービス紹介HPで公開されていることが多いので、事前にチェックしておくと安心です。

たとえば、「トラクルGO」や「キャリーオン」は、基本的に成約までは料金は発生しませんが、成約時に手数料がかかります。

「トラクルGO」の場合、荷主側が1カ月に登録した荷物が20件以上の場合、1件につき500円の成約手数料がかかり、配送業者側には、決済代行手数料として取引高の3%の支払いが発生。「キャリーオン」は、配送業者に対して成約手数料として運賃の5〜15%がかかります。

「トラボックス」は、荷主・配送業者ともに、月額9,000円の利用料がかかりますが、有料のオプションサービスなどを利用しない限り、運賃以外に追加料金は発生しません。有料のオプションサービスには、月額5,000円〜で運賃未払い時に100%保証される「運賃全額保証サービス」や、取引先への請求業務を代行してもらえる「おまかせ請求」(請求額に応じて手数料が発生)などがあります。

おすすめの配送マッチングサービス(プラットフォームタイプ)

トラクルGO(エイクロス株式会社)

トラクルGO公式Webサイト

(出所:トラクルGO公式Webサイト)

荷主と運送業者を直接つないで適正価格を実現する、配送マッチングサービス。荷主が登録した荷物に対して運送業者が入札し、荷主が入札価格を確認のうえ運送業者を選定。取引後にお互いを評価する仕組み。
荷主側は、複数社から無料で一括見積もりが可能。頻繁に出す荷物を事前登録できる「テンプレート機能」を使えば、日付を変更して登録するだけで荷物を出せるように。
運送業者側は、希望エリアで積み込み可能な荷物を検索すれば、効率の良いルートで運搬ができ、積載率アップが見込める。位置情報の共有や受領書の送信などに対応する、ドライバー用アプリも利用可能。
初めての取引相手でも過去の評価を参照のうえ安心して契約できたり、決済は「トラクルGO」が一括代行するため、支払い業務や入金確認といった事務作業が軽減されたりなど、荷主・運送業者双方にメリットがある。

  • 料金:月額無料
    [荷主]運賃は入札金額によって変動あり、成約手数料500円/件(1カ月に登録した荷物が20件〜)
    [配送業者]決済代行手数料 取引高の3%

詳細はこちら

キャリーオン(キャリーテック株式会社)

キャリーオン公式Webサイト

(出所:キャリーオン公式Webサイト)

「荷物を探している運送業者」と「トラックを探している運送業者」をマッチングするサービス。登録された荷物情報をもとに、「キャリーオン」の会員同士や姉妹サイトの「キャリーアップ」(一般企業向けの運送マッチングサイト)会員間で、互いの要望をマッチングさせスムーズに受委託が可能。サービス側から紹介してもらえる場合もあり、いずれも電話にて双方が詳細を確認後、成約となる。
トラックサイズ・運送行程をマッチングし、同社が設定した距離に応じた相場運賃で運用するため、適正価格で受託できるのがメリット。自身でも運賃設定は可能で、その場合、設定運賃の95%を下限とし、上限はない。
更に、荷物を運んで欲しい企業が空きトラックに直接打診できる「オファー機能」も搭載。オファーは1つの荷物情報に対して複数出すことができ、最初に応じたユーザーと成約となる。

  • 料金:月額無料(同時ログイン2アカウント/月まで)
    [荷主]運賃は要問い合わせ
    [配送業者]成約手数料 運賃の5〜15%

詳細はこちら

トラボックス(トラボックス株式会社)

トラボックス公式Webサイト

(出所:トラボックス公式Webサイト)

月間平均23万件以上の荷物情報、10,000以上のトラック情報を掲載する、国内最大級の運送社間マッチングサービス。
荷物検索では発地/着地/重量/車種、空車検索では、空車地/行先地/重量/車種など、細かな条件を設定して検索可能。更に、会員同士が電話で直接交渉できるため、最短1分でスピーディーに成約できる。
万一の運賃未払いに備える「運賃全額保証サービス」や、取引先への請求業務を「トラボックス」が代行する「おまかせ請求」などの有料オプションサービスを用意することで、新規の取引先との取引も積極的に取り組めるように。不明点があればいつでも電話サポートを受けられる。

  • 料金:月額9,000円(プレミアムプランの場合)
    [荷主]運賃は要問い合わせ
    [配送業者]手数料なし

詳細はこちら

おすすめの配送マッチングサービス(配送手配タイプ)

ピックゴー(CBcloud株式会社)

ピックゴー公式Webサイト

(出所:ピックゴー公式Webサイト)

荷主と配送パートナーを直接つなげる、主に軽貨物を取り扱う配送プラットフォーム。
全国どこからでも最短30分で出荷できる「チャーター便」、主にECサービスを提供する事業者向けの配送サービス「ピックゴー宅配」などを提供している。
軽貨物50,000人、二輪20,000人、一般貨物2,000社の配送パートナーが登録しており、24時間365日、全国どこへでも簡単に車両を手配できるのが強み。 企業はWebから、個人はスマホアプリから配送依頼ができる。
配送パートナーは、日本全国の多彩な案件から自由に仕事を選んで入札可能。稼いだ分は最短即日入金され、公正な評価制度と24時間サポートで安心して働けるのがメリット。割引価格で車両整備できる「カーサポ365」、輸送中の事故などを補償する「貨物保険制度」など、安心して働くための支援制度も充実している。

  • 料金:月額無料
    [荷主]運賃4,950円〜(チャーター便、軽トラック、常温、距離制料金の場合)
    [配送業者]手数料なし

詳細はこちら

ハコブリッジ(株式会社ルーフィ)

ハコブリッジ公式Webサイト

(出所:ハコブリッジ公式Webサイト)

企業間配送に特化した配送マッチングサービス。荷主は、スポット便をWeb・電話・FAXから簡単に注文でき、温度帯や車格の指定も可能。配車の可否をスピーディーに回答できるのが特徴で、軽車両は、最速1分以内で、一般大型車両(2t~大型)も、オペレーターが交渉のうえ、30分以内に案内できる。
運送業者・個人ドライバーは、スマホアプリへのプッシュ通知で案件情報を確認し即エントリーが可能。空車状況を登録することで効率良く仕事を組み合わせられ、空き時間を有効活用できるように。「ハコブリッジ」の管理画面で運行状況を随時確認できるため、荷主からの問い合わせ業務も削減される。
トラブルや問い合わせには365日24時間常駐のオペレーターが対応するため、安心して利用できる。

  • 料金:月額無料
    [荷主]運賃5,800円(常温、距離制料金で〜20kmの場合)
    [配送業者]手数料なし

詳細はこちら

Lalamove(ララムーブ)(Lalamove Japan 株式会社)

Lalamove公式Webサイト

(出所:Lalamove公式Webサイト)

配達を依頼したい利用者と配達ドライバーをスピーディーにつなげる、24時間年中無休のインスタント配達アプリ。
個人でも法人でも、プロの配達パートナーが運行する配送車両での配送サービスを、アプリやWebから簡単に利用可能。様々なニーズに対応できるよう、軽バン、軽オープントラック、小型軽貨物車など、各種車両を用意。アプリ内の追跡機能を使用すれば、配達中の荷物をリアルタイム追跡もできる。
配達パートナーは、スポットや日時指定の注文から、自由に選んで即受注可能。手数料なしで稼いだ分を全額受け取れるほか、車体にステッカーを貼るだけで、毎月報酬がプラスされる「ステッカープログラム」や高評価に対してボーナス収入がもらえる「ミッションボーナス」などの特典も用意されている。

  • 料金:月額無料
    [荷主]運賃1,980円(税込)(軽貨物車、距離制料金で〜2kmの場合)
    [配送業者]出金手数料なし

詳細はこちら

ハコベル(ハコベル株式会社)

ハコベル公式Webサイト

(出所:ハコベル公式Webサイト)

90,000アカウント突破。国内最大級のシェアを誇るネット配送サービス。
運送会社の非稼働時間や個人ドライバーを有効活用することで、低価格で高品質の配送サービスを提供しているのが特徴。
厳しい審査をクリアした28,000人以上のドライバーが、急ぎの配送にも高品質で対応。Webからの即時見積もりや配送状況のリアルタイム確認ができるほか、追加料金不要で貨物保険も完備。物流のプロによるサポート体制も充実しているため、安心して任せられる。
配送パートナーは、個人事業主・法人ともに1件からの配送でもOK。スマホとアプリを利用して自由度高く収入を得られるのがメリット。売上は月末締め翌月25日払い、現金即払い(ハコベル現金即払い)にも対応。荷主との契約には「ハコベル」が間に入ってサポートするため、安心して業務に専念できる。

  • 料金:月額無料
    [荷主]運賃4,800円(税込)(カーゴ便、距離制料金で〜1kmの場合)
    [配送業者]手数料なし

詳細はこちら

WORKTODAY(ワークプランニング合同会社)

WORKTODAY公式Webサイト

(出所:WORKTODAY公式Webサイト)

プロの軽貨物ドライバーの空き時間を活用することでリーズナブルな価格を実現する、法人向け配送マッチングサービス。
荷主は、荷物の個数、引き取り先、届け先を入力後、運送会社からの応募を待つだけ。荷物情報が待機ドライバーへ一斉通知されるので、最短10秒、平均3分以内に成約できるスピーディーさが魅力。
配送業者は、配送パートナーとして会員登録することで専用アプリへ配送案件が無料で届く仕組み。届いた配送案件へエントリーし、指名されると契約が確定する。
ドライバーアプリ(iPhone限定)の使い勝手が良いのが特徴。集荷や配送状況はアプリで簡単に報告でき、受領書もスマホで撮影・アップロードするだけで完了。配車機能を活用すれば、車両の追加や社員、下請け会社への割り当てもスムーズ。報酬は月末締め翌月末払いのほか、即金サービスにも対応しており、効率的で柔軟な働き方を実現できる。

  • 料金:月額無料
    [荷主]運賃980円(3辺合計が160cm、50Kg以内、届け先まで〜5kmの場合)
    [配送業者]手数料なし

詳細はこちら

おすすめの配送マッチングサービス(マッチングアプリタイプ)

DIAq(ダイヤク)(株式会社セルート)

DIAq公式Webサイト

(出所:DIAq公式Webサイト)

最短30秒で配達依頼できるスマホアプリ。現在、東京23区内をはじめ、大阪市、横浜市など主要都市で展開中。
アプリ上で配送内容を入力するだけで、集荷先の近くにいる運送者の「予定時間」「料金」「評価」を比較のうえ、最適な運送者に直接オファー可能。運送中の事故や破損には最大100万円まで補償される運送保険が適用されるため、安心して利用できる。
また、ECサイトや買取サービス向けに、当日配送・回収を手頃な価格で実現できるAPIを提供。ECサイト構築からAPI連携までを包括的にサポートするサービスも提供しており、幅広いニーズに対応する。
運送者側は、車やバイク、自転車で自由に働け、運賃も自分で設定できるのがメリット。成約時のシステム利用料以外に料金は不要。報酬は専用ウォレットへのチャージや月1回の銀行振込から選択できる。

  • 料金:月額無料
    [荷主]運賃2,000円〜(軽四輪)
    [配送業者]システム利用料(成約時) 要問い合わせ

詳細はこちら

サポロジ(株式会社サポロジ)

サポロジ公式Webサイト

(出所:サポロジ公式Webサイト)

福岡を中心に九州地方で展開する、軽貨物に特化した配送マッチングサービス。Webやアプリから荷物と届け先を設定すれば金額が確定し、「サポロジ」登録ドライバーが集荷・配送を行うシステム。配送状況がリアルタイムで確認でき、万一荷物に損害などがあっても貨物保険により補償されるのでストレスなく利用できるのがメリット。スポット便に加え、グループ店舗間での荷物移動を行う「企業専属便」や、特定の配送先に向けて一定量の荷物を定期的に配送する「ルート便」などにも対応する。
ドライバーは、スマホからいつでも配送案件を受注可能。福利厚生、保険やガソリン代の割引といったドライバーに対する保証サービスも充実。

  • 料金:月額無料
    [荷主]運賃 要問い合わせ
    [配送業者]手数料なし

詳細はこちら

まとめ

配送マッチングサービスとは、荷主と配送業者をプラットフォーム上でダイレクトにつなげるサービスのことです。双方の希望条件にマッチした適正価格でのスムーズな取引が実現します。荷主は煩雑な配送手配や事務作業を効率化でき、配送業者も空車率が削減され、効率的に稼働できるようになるなど、双方に様々なメリットがあることから普及が進んでいるサービスです。

配送マッチングサービスはマッチングの仕方や目的によって以下の3タイプに分けられます。
(1)プラットフォームタイプ
(2)配送手配タイプ
(3)マッチングアプリタイプ

サービスを比較検討する際は、自社の課題やニーズ、サービスの利用頻度などとあわせて、以下のポイントも考慮のうえ、候補を絞り込んでいってください。
(1)登録パートナー数や案件数
(2)対応する車種
(3)料金体系

成約までは費用が発生しないサービスが大多数であり、月額料金がかかるサービスでも無料でトライアルできる場合もあるので、まずは気になるサービスに登録してみて、検索画面などの使い勝手を試してみるといいでしょう。