• トップ
  • 特集記事
  • GA4設定代行会社おすすめ17選。支援内容や費用、選び方を紹介

GA4設定代行会社おすすめ17選。支援内容や費用、選び方を紹介

最終更新⽇:2025-10-02

GA4設定代行会社おすすめ17選。支援内容や費用、選び方を紹介

GA4の導入や設定、データ分析にハードルを感じているWebサイト・ECサイトの運営者やマーケティング担当者へ。GA4設定代行会社の支援内容や選び方のポイント、費用相場や注意点をまとめ、おすすめの会社を紹介します。

GA4設定代行会社とは?

GA4設定代行会社とは、企業の代わりにGA4(Googleアナリティクス4)の導入や初期設定をはじめ、データ分析・レポート作成などの活用支援を行う会社です。

GA4は、Googleが無料で提供する最新のアクセス解析ツールで、多くの企業で導入されています。しかし自社で設定・運用を行う場合、まず「どのデータを計測すべきか」を明確にし、それに基づいた正確な設定を行わなければなりません。また、計測したデータを適切に分析するための知識も必要です。

GA4設定代行会社に依頼すれば、社内のリソースを抑えて短期間で計測漏れのない設定環境を整備できます。また、計測したデータの分析やダッシュボードの構築支援、GA4の操作・分析方法のレクチャーなど、企業のデータ活用を包括的にサポートするサービスも。初めてGA4に触れる場合や、知見が不足している場合も安心です。

GA4設定代行会社に依頼するメリット

GA4設定代行会社に依頼するメリットを3点紹介します。

複雑な設定を正確かつ短期間で実現できる

Webサイトに訪問するユーザーの行動を計測するには、ボタンクリック・フォーム送信・資料ダウンロードなどの各種イベントや、CVポイントを設定する必要があります。これらの設定は計測ポイントが多いほど複雑になりやすく、手順を誤ると二重計測や計測漏れが発生する恐れがあります。

更に、別システムである「Googleタグマネージャー」やJavaScriptの知識が必要となるケースも。代行会社に依頼すれば、このような複雑な設定作業を正確に、短期間で行ってもらえます。

集めたデータを効果的にビジネス活用できる

計測したデータを、自社のビジネスに有効活用できるよう整備してくれるのも利点です。
多くの設定代行会社は、計測データをまとめてレポート化するサービスを提供しています。レポートにはWebサイトの訪問数やCV数などの指標がまとまっており、成果につながっている施策や改善すべき課題を定期的に把握可能です。

また、BIツール「Looker Studio」によるダッシュボードを構築してくれる会社もあり、計測したデータを自社で活用したい形にカスタマイズします。その結果、リアルタイムで知りたい情報を抽出しやすくなり、Webサイトの改善におけるPDCAが回しやすくなります。

社内の運用体制整備やデータリテラシー向上に貢献

GA4の使い方やデータの活用方法などのレクチャーをはじめ、実際に出力したレポートの見方の解説や、レポート結果に基づく改善点のアドバイス、日常のGA4運用で生じる疑問に回答するサポートを提供している会社もあります。これらの運用ノウハウを社内に蓄積することで、将来的には自社での内製化を進めることも可能です。結果として社内全体のデータリテラシーが向上し、データに基づいた意思決定がスムーズに進められます。

GA4設定代行会社の支援内容

GA4設定代行会社の支援内容は、主に以下のとおりです。

  • 導入・設定フェーズの支援
  • データ分析・可視化支援
  • マーケティング施策への活用支援
  • 社内運用支援・リテラシー向上支援
  • そのほか

それぞれの内容について詳しく紹介します。

1. 導入・設定フェーズの支援

Webサイトを計測するためのプロパティ(データの蓄積場所)やデータ保持期間、クロスドメインなど多岐にわたる初期設定を行います。ボタンクリック・ページ遷移などのイベント設定や、各社CVのポイントが異なるがゆえに手動での設定が必須となるCV設定も代行可能です。

そのほか、Googleタグマネージャーを使用したタグの設置管理や、自社の従業員を含めた関係者の内部アクセスを除外するため、IPアドレスの除外設定も実施。より正確なデータが計測できるよう整備します。

2. データ分析・可視化支援

Looker Studioを使用したダッシュボードの構築や、KPIに基づく指標(ボタンクリック数・CV・CVRなど)をまとめたレポートの作成などを通して、計測したデータを活用しやすい形に整えます。

更に、Googleが提供する「BigQuery(ビッグデータを高速処理可能なデータウェアハウス)」との連携もサポート。大量のデータを即座に分析できるようになるほか、外部のシステムから出力したCRM・広告・営業データとの統合分析も可能です。

3. マーケティング施策への活用支援

GA4で出力したデータを活用し、Webサイトの改善やマーケティング施策の立案をサポートします。

一例として、クリックやスクロールなど、Webサイト内で発生したユーザーの行動を分析してサイトの導線改善を提案。ほかにも、SEO施策・広告施策と連携した流入チャネルの最適化についてアドバイスします。

更に、目標となるKPI・KGIを設定したうえで、進捗状況を確認できるレポートの作成やダッシュボードの構築を実施。このようにデータの抽出基盤を整備したうえで改善施策を提案し、実行支援を行います。中には施策実行後、結果を振り返るためのミーティングを行ってくれる企業もあり、改善サイクルを継続的に回す体制が整います。

4. 社内運用支援・リテラシー向上支援

GA4の運用を外部に任せきりにせず、自社でデータを活用できる体制づくりを支援します。具体的には、GA4の操作方法やレポートの見方を担当者向けにレクチャーする勉強会や、OJTでのトレーニングを開催。設定内容をまとめたマニュアルも提供してもらえます。

GA4導入後、チャットや定期ミーティングを通じて質問や相談に応じているサービスもあり、内製化とデータリテラシー向上を並行して進められます。

5. そのほか

ほとんどの会社が、GA4の基本的な支援に加えて、Webサイトとアプリの横断計測や、Google広告、Googleサーチコンソールとの連携支援に対応しています。

また、「BigQuery」以外の社内ですでに使っているデータウェアハウスとGA4を連携し、基幹システムや営業データと統合した分析環境の構築に対応する会社も。オンラインとオフラインを横断した包括的なデータ活用体制を整備できます。

GA4設定代行会社のタイプと選び方

(1)CVR改善提案を重視

ただデータを計測・可視化するだけでなく、CVRの改善提案まで踏み込んでサポートしてほしい企業におすすめのタイプ。

たとえば「WACUL」の場合、独自のAI解析ツール「AIアナリスト」を活用した支援が特徴です。GA4のデータと、同社が保有する豊富な支援実績に基づく施策パターンを組み合わせて、具体的なCVRの改善プランを提案してもらえます。

「THE MOLTS」は、KPIの達成に必要な情報から逆算して取得すべき計測データを洗い出し、構築作業を実施。欲しいデータの計測漏れリスクを防げます。そのうえでデータを正確に分析し、PDCAを回しながら改善策を提案してくれるのが強みです。

(2)活用支援+分析スキルの向上を重視

GA4を導入して終わりにせず、社内でデータを活用できるようにしたい企業におすすめのタイプ。

たとえば「ミエルカSEO」は、GA4導入にあたって作成する実装設計書に基づき、実装した内容をどのように分析に活かせるのかレクチャーを行います。また、アクセス解析に精通した同社の担当者によるGA4勉強会も実施。勉強会のテーマは、Webサイトの改善方法やLooker Studioの使い方などがあり、依頼企業に最適な形でカスタマイズも可能です。

「TAM」は、3カ月間のレクチャーやサポートを通じて、GA4運用の内製化を見据えた支援を行っています。GA4のデータを活用して自社で改善施策を見出す方法や、ダッシュボードを使った複合的な分析方法などを習得できます。

(3)活用支援+ダッシュボード構築に対応

日々の業務で活用しやすいよう、GA4のデータを整理したい企業におすすめのタイプ。ダッシュボードにより、データを表やグラフに見やすく出力できる体制が整います。

たとえば「JADE」は、Looker Studioを活用して見やすく整理されたダッシュボードを構築。あわせてダッシュボード上に各グラフの見方を注記したり、使い方をまとめたマニュアルを作成したりと、数値の意味を直感的に理解できるようサポートします。

(4)分析レポート代行を重視

自社にとって必要な情報がまとまったレポートや、分析結果に対する具体的なアドバイスが欲しい企業におすすめのタイプ。専門家が分析結果を整理してレポート化してくれるため、効率的に改善点を把握できます。

たとえば「ナイル」では、レポートの出力内容がイメージと相違ないか依頼企業と綿密に擦り合わせながら設定を実施。レポート内の数値の見方もレクチャーしてもらえます。

「カイセキコモン」は、訪問ユーザーの情報や、Webサイトへの流入元など、必要なポイントだけに絞り込んだレポートの作成を代行。レポートの内容は別途オンラインで解説してくれます。更に、レポートの結果を踏まえて専門家から改善アクションのアドバイスを受けられるので、次の打ち手が明確になります。

(5)設置代行がメイン

コンサルティングや改善提案までは不要で、GA4をコストを抑えてミスなく導入したい企業におすすめのタイプ。

たとえば「リンクアット・ジャパン」は、解析タグの埋め込みやCV設定などの初期設定を一括で代行。20ページを超える大規模サイトについても、1ページあたり500円の追加料金で計測設定が可能です。

「スターキッド」は、GA4の設置だけのシンプルなプランと効果検証まで含めたプランの2種類を用意。依頼企業のリソースや目的に合わせて、必要な範囲をサポートしてもらえます。

「マーケティングセットアップ」は、最短3日、平均約2〜4週間でGA4の導入・設定を完了できるスピード感が魅力です。導入後1カ月間はメールやチャットのサポートがあるため、運用中に生じた疑問もすぐに解決できます。

GA4設定代行会社の注意点

GA4設定代行を依頼する際には、以下の点に注意が必要です。

サイト改修に関する責任範囲

ユーザー行動の計測データをGA4に正しく反映するには、タグの設置に加えてサイトのコード修正も必要になるケースがあります。その場合、代行会社がサイトの改修まで対応するのか否かをあらかじめ確認しましょう。

「THE MOLTS」の場合は、GA4の分析結果や、改善施策を反映したサイトの改修も同社で実施。外部のベンダーをはさまないためスピーディーな改善が見込めます。

「cooboo」でも同様、サイト改修にもワンストップで対応。更に、データを分析する中で明らかになった「このフォームが入力しにくい」などのUI/UXの課題にも対処します。

必要な支援への対応

BigQueryとの連携、ダッシュボード構築、カスタムイベントやCVの設定など、支援してほしい項目が明確な場合は、検討中の代行会社がそれらに対応できるかを確認しましょう。また、対応が可能な場合でも標準プランではなくオプション扱いとなり、別途費用がかかるケースもあるため注意が必要です。

たとえば「JADE」は、計測環境の整備、GA4運用内製化サポートなど4つのメニューを提供しており、それぞれに料金が設定されています。依頼企業が必要なメニューを選択できるので、余計なコストがかかりません。

「メディアリーチ」は、「特定のイベント計測がうまくいかない」「設定した内容を確認してほしい」といったスポットでの設定代行やアドバイスを実施。コストを抑えてサポートを受けたい企業におすすめです。

GA4設定代行会社の費用

GA4設定代行会社の費用は、サポートの範囲や設定が必要なサイトのページ数によって大きく異なります。

基本設定のみ

タグの設置やCV設定といった基本的な設定のみであれば、数万円程度から依頼できます。

たとえば「リンクアット・ジャパン」は、20ページ以下のサイトであれば30,000円で依頼可能。GA4のアカウント登録から、基本設定後のデータ取得テストまで対応しています。なお、20ページを超える場合は1ページあたり500円の追加料金がかかります。

基本設定+ダッシュボード構築・分析サポートなど

GA4の初期設定に加えて、Looker Studioなどを使用するダッシュボード構築や、コンサルタントによる分析・改善提案などのサポートを受けたい場合は、10万円以上かかるケースがほとんどです。

たとえば「Sitest」のアドバンスドプランなら、GA4の初期設定とイベント設定、ダッシュボード構築を10万円から依頼できます。BigQueryの連携やコンサルティング、GA4運用の内製化サポートも含まれるプレミアムプランは、20万円から依頼可能です。

「THE MOLTS」のアドバイザー支援プランは、分析手法やGA4の設定についてプロからのアドバイスを受けられて、料金は月額10万円から。また、運用・分析代行も月額10万円から、インハウス化支援プランは月額50万円から依頼できます。

「TAM」のGA4×BigQueryプランは60万円から利用可能。BigQueryの連携やダッシュボード構築、分析などを含めた3カ月間の伴走支援を行います。

おすすめのGA4設定代行会社(CVR改善提案を重視)

WACUL(株式会社WACUL)

WACUL公式Webサイト

(出所:WACUL公式Webサイト)

約40,000件のWebサイトデータと12,000回以上の改善実績に基づき、成果につながるパターンを活用した支援が強みの会社。GA4の導入・設定に加え、Webサイト内の離脱率が高い箇所や導線設計から課題を特定し、CVRの改善施策を提案する。
また、独自のツール「AIアナリスト」を用いて、解析したGA4のデータと同社が保有する施策パターンを組み合わせ、優先度の高い改善策を洗い出す。イメージしづらい施策については、画面で具体的な改善案を提示しながら説明するため実行に移しやすい。このようなCVR改善のほか、SEOの内部対策や記事執筆、広告やメルマガの運用といった多角的な視点からCVの最大化も支援する。
改善施策の実行手順やスケジュールの決定後は、サイトを定期的にレポーティングし更なる改善案を提案。Webサイトのブラッシュアップを継続的にサポートする。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

THE MOLTS(株式会社THE MOLTS)

THE MOLTS公式Webサイト

(出所:THE MOLTS公式Webサイト)

様々な企業でマーケティング支援をしてきた知見をもとに、成果にこだわりデジタルマーケティングを総合的に支援する会社。GA4の設定・実装、マーケティング視点での分析、施策提案を自社で完結する。
CVRの改善においては、KPIの達成に必要なデータから逆算して「このデータも取得できるよう設定すべき」といった先回りの提案を実施。また、広告・キャンペーンなど様々な経路からのユーザー流入や、複雑なURL構造によりタグの設置漏れが懸念される場合も、要件定義から最適な設定まで一貫して主導する。その結果、後からでは取得できないデータの計測漏れを防げる。
コンテンツマーケティングやSEOといった各領域のプロが在籍しており、流入数増加などの集客フェーズにおける課題の解決もサポートする。

  • 料金:月額10万円〜(アドバイザー支援プランの場合)

詳細はこちら

PRINCIPLE(株式会社プリンシプル)

PRINCIPLE公式Webサイト

(出所:PRINCIPLE公式Webサイト)

Webサイトのパフォーマンス改善に向けて、コミュニケーションを大切にした伴走型支援を実施する会社。これまでに蓄積したデータに基づき、戦略パターンを立案。その後は依頼企業との綿密なコミュニケーションを通して、本当に必要な施策を厳選していく。競合サイトと比較したうえで打開策を提案するのも特徴で、ワンパターンになりがちな施策から一歩踏み込んだアプローチが実現する。
そのほか、GA4の初期設定・実装にも対応。すでに導入しているものの、必要なデータを取得できていない企業へのアドバイスも行っており、改善のPDCAを回しやすい環境を整える。

  • 料金:月額80万円〜(アクセス解析コンサルティングプランの場合)

詳細はこちら

cooboo(株式会社コーボー)

cooboo公式Webサイト

(出所:cooboo公式Webサイト)

GA4の活用支援をはじめ、SEOを意識したコンテンツ制作やWebサイトのデザイン・システム開発まで一気通貫で担う会社。まずはコンサルタントが、GA4のデータからユーザーのコンテンツ利用率やCV率などを把握。そのうえで、クリエイティブの視点からWebサイトの導線の課題を洗い出し、ユーザーが離脱しにくいサイトの構成やCVRの向上につながる施策を提案する。また、Web制作事業も行っているため、コンサルタントの提案内容をWebサイトへすぐに反映可能。提案から実装までのタイムラグの短縮やコミュニケーションコストを削減できるのも強みだ。
Googleマップでの検索上位表示を狙うMEO領域でのサポートも実施。4,000件以上の支援実績で得た豊富なノウハウにより、GA4の施策と組み合わせれば更に集客力を強化できる。

  • 料金:12万円〜(コンサルティングプランの場合)

詳細はこちら

おすすめのGA4設定代行会社(活用支援+分析スキルの向上を重視)

ミエルカSEO(株式会社Faber Company)

ミエルカSEO公式Webサイト

(出所:ミエルカSEO公式Webサイト)

18年以上のWebマーケティング支援実績をベースに、GA4活用やSEO施策、コンテンツ制作といったWebマーケティングをサポートする会社。GA4を導入する際の実装設計書はExcelデータで共有されるため、社内のノウハウとして蓄積が可能。設計書に基づき、実装内容が分析にどう活用できるのかレクチャーも行う。更にGA4の設定・分析中に生じた疑問については、サポートデスクを利用することでスピーディーに解決できる。
また、アクセス解析に精通した担当者によるGA4勉強会も実施。Webサイトの改善方法やLooker Studioの使い方、KPIの設定など、依頼企業に最適な内容をカスタマイズして対応する。勉強会のアーカイブやWebマーケティング教材の動画も共有されるため、当日参加できない社員も知識を習得できる環境が整う。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

ミツエーリンクス(株式会社ミツエーリンクス)

ミツエーリンクス公式Webサイト

(出所:ミツエーリンクス公式Webサイト)

Webサイトの制作事業を軸に、システム開発やアクセス解析などワンストップで幅広いサービスを提供する会社。GA4が適切に設定されているかを診断のうえ改善提案し、設定を代行。必要に応じて、クロスドメイン設定や閲覧時間・スクロール量の計測などの複雑な設定にも対応する。GA4を導入したが活用方法がわからない企業には、ヘルプデスクで質問に対応。「この数値を計測する方法を知りたい」「こういった内容のレポートは出力できるか」といった、GA4を利用する中での疑問を解決できる。
社内でGA4の理解を深めるためのサポートも充実。具体的にはアクセス解析の流れや関連用語、GA4の設定・活用方法について3時間でレクチャーを実施し、社内運用を後押しする。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

TAM(株式会社TAM)

TAM公式Webサイト

(出所:TAM公式Webサイト)

GA4の導入やレポートの作成にとどまらず、データの分析・改善を自社で行えるように手厚くサポートする会社。活用支援を行う際は、まず現状を把握し目標に沿った施策を段階に分けて設計。その後Looker StudioでGA4のデータを整形し、CVしたユーザーの流入経路やよく閲覧するページ・動画の分析などができる設定にして顧客エンゲージメントを評価する。更に、BigQueryを活用して営業活動データなどの外部データを連携させる複雑な分析も可能だ。
最終的にはGA4を自社で運用できるよう、3カ月間レクチャーやサポートを実施。GA4のデータを活用して自社で改善施策を見出す方法や、同社が作成したダッシュボードを使い複合的な分析を行う方法などをレクチャーする。

  • 料金:60万円〜(GA4×BigQueryプランの場合)

詳細はこちら

メディアリーチ(株式会社メディアリーチ)

メディアリーチ公式Webサイト

(出所:メディアリーチ公式Webサイト)

GA4設定・運用代行の内製化と外注化、両方に対応したサービスを提供する会社。Looker Studioの構築・運用やGoogle広告との連携、自社で運用するアプリにGA4を紐付けて分析するための基盤構築支援など、ニーズに合わせてサポート内容を提案。「特定のイベント計測がうまくいかない」「設定した内容を確認してほしい」といったスポットでの設定代行やアドバイスも行う。
運用の内製化を目指す企業には、GA4の管理画面の見方から探索レポートの作成方法、Looker Studioの構築方法など、基礎〜応用まで学べる研修を用意。OJT形式で学べるため、GA4を操作しながら最新の情報をインプットできる。
コンサルタントは厳格な採用基準に基づき採用。社内での研修や勉強会を通じて知識をアップデートした状態でコンサルするため、品質面も安心だ。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

おすすめのGA4設定代行会社(活用支援+ダッシュボード構築に対応)

JADE(株式会社JADE)

JADE公式Webサイト

(出所:JADE公式Webサイト)

GA4のデータを使いこなすことを重視し、計測環境の設定や分析、ダッシュボード構築などのサポートを行うコンサルティング会社。たとえば計測データの設定方法は、誰にでもわかるようドキュメントにまとめるフォローを行い、社内で運用しやすい体制を整える。Looker Studioを用いたダッシュボードは、ユーザー数やセッション数といった主要指標のモニタリングをはじめ、仮説検証を目的とした分析まで行えるよう構築。ダッシュボード上に各グラフの見方を注記し、使い方や集計方法をマニュアルでまとめるサポートも行っており、一目でデータの意味を理解できる。
ほかに、GA4やGoogleサーチコンソールのデータをBigQueryへエクスポートする体制整備や維持管理を支援するサービスも展開。SQLの知識がなくても高度な分析やモニタリングを実施できる環境が整う。

  • 料金:100万円〜(ダッシュボード作成支援プランの場合)

詳細はこちら

SiTest(株式会社グラッドキューブ)

SiTest公式Webサイト

(出所:SiTest公式Webサイト)

ヒートマップやダッシュボード機能などを有した独自のツール「SiTest」を用いて、GA4のデータと掛け合わせた分析や改善提案を行う会社。
「SiTest」は、GA4にないヒートマップ機能を活用できるのが特色で、ユーザーのマウスの動きやクリック・タップされた箇所を視覚的に把握可能。サイトの訪問者数や離脱ページがわかるGA4のデータと掛け合わせれば、より成果につながる施策を生み出せる。また、管理画面上では構築したダッシュボードのデータを見やすく反映したレポートを出力できるほか、見たいデータのページにすぐ移動できるショートカット機能もあり、簡単な操作で活用しやすい。
GA4設定代行・運用支援も行っており、ヒアリングでWebサイトのKGI・KPIを明確にしたうえで設定すべき項目を決定。実際の設定作業はエンジニアがサポートする。

  • 料金:10万円〜(アドバンスドプランの場合)

詳細はこちら

おすすめのGA4設定代行会社(分析レポート代行を重視)

ナイルのSEO相談室(ナイル株式会社)

ナイルのSEO相談室公式Webサイト

(出所:ナイルのSEO相談室公式Webサイト)

丁寧なヒアリングと綿密な確認を心がけ、必要なデータを自社で活用しやすくするためのサポートを行う会社。「GA4導入・運用支援」では、まず事業目標やWebサイトの運用方針、従来のデータ活用状況をヒアリングする。クリック・スクロールなどのイベント計測の設定を行う際は、レポートの出力内容がイメージとずれないよう依頼企業と逐一確認しながら実施。設定後は、GA4の操作方法や画面上・レポート上の数値の見方をレクチャーし、自社でWebサイトを自走して改善できるようサポートする。
そのほか、ユーザーの観察を行う専用ルームを活用したサービスも展開している。ユーザーにはルーム内で計測対象のサイトを利用してもらい、「この機能が使いにくい」「この情報が見つけにくい」などの感想をリアルタイムで話してもらいながら、行動を観察。ユーザー視点からWebサイトの課題を拾えるのが特徴だ。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

カイセキコモン(クロスエモーション合同会社)

カイセキコモン公式Webサイト

(出所:カイセキコモン公式Webサイト)

GA4の分析レポートと専門家のサポートを通じて、Webサイトの改善を支援するサービス。毎月のオリジナルレポート作成や、レポート内容の解説、レポート結果に基づく3カ月ごとのミーティングをパッケージで提供している。
分析レポートは、年齢・性別といった訪問ユーザーの情報や、Webサイトへの流入元など必要なポイントだけに絞り込み、内容を読み取りやすいようコメントを添えて作成する。あわせて毎月分析結果の解説をオンラインで受けられて、質問も可能。「分析する時間がない」「GA4の管理画面を見てもよく理解できない」といった企業におすすめだ。更に、3カ月ごとにレポート結果を踏まえての改善アドバイスも受けられるため、次に取るべきアクションが明確になる。
そのほか、GA4の初期設定やGoogleタグマネージャーの計測設定はスポットで50,000円〜依頼できる。

  • 料金:月額30,000円〜

詳細はこちら

おすすめのGA4設定代行会社(設置代行がメイン)

リンクアット・ジャパン(株式会社リンクアット・ジャパン)

リンクアット・ジャパン公式Webサイト

(出所:リンクアット・ジャパン公式Webサイト)

これからアクセス解析を始めたい企業に対し、GA4の初期設定を一括で代行する会社。具体的には、Googleアカウントの登録から解析タグの埋め込み、Googleサーチコンソールの連携、CV設定などGA4の導入に必要な作業をすべて依頼できる。
サービス申込者には、Looker Studioを用いたレポート作成代行を特典として提供。導入直後から視覚的にわかりやすいレポートを活用できるのが魅力だ。更に、希望に応じてGA4の操作レクチャーを実施。アクセス解析に初めて取り組む企業でも安心して利用できる。
20ページを超える大規模サイトで計測コードを設定したい場合は、1ページあたり500円の追加料金で柔軟に対応可能。

  • 料金:30,000円(20ページ以下のWebサイトの場合)

詳細はこちら

スターキッド(株式会社スターキッド)

スターキッド公式Webサイト

(出所:スターキッド公式Webサイト)

GA4の設置に加えて、Webサイトの改善まで視野に入れたサービスを提供する会社。
プランは「GA4の初期設定のみ」「効果検証付き」の2種類。効果検証付きのプランでは、解析タグの設置やデータの計測確認といったGA4の初期設定に加え、サイトに訪問してもらう確率を上げるための施策まで行う。具体的には「どのような検索ワードでアクセスされたか」などを把握するためGoogleサーチコンソールを設定。その後、Webサイトのタイトル・ディスクリプションや、SNSでのシェア時に適切に表示されるようOGPを設定・調整する。効果が見える3カ月程度の期間をおいて、Webサイトの表示回数やアクセス回数を解析したレポートを作成。同社で行った設定がどの程度成果に結びついたかを可視化する仕組みが整う。

  • 料金:40,000円〜(GA4初期設定プランの場合)

詳細はこちら

メディアエクシード(株式会社メディアエクシード)

メディアエクシード公式Webサイト

(出所:メディアエクシード公式Webサイト)

GA4への移行や初期設定を代行し、専門知識がなくても正しく計測環境を整備できるようサポートする会社。解析タグの設置やGoogleサーチコンソールとの連携によるサイトパフォーマンスの監視・管理、データ保持期間の拡大設定など、GA4での効果的な分析に必要な作業を一括して依頼できる。別途、イベント設定やクロスドメイン設定といった詳細な設定にも対応可能。
更にLooker Studioを用いたレポート作成代行や、操作方法・データの見方に関する質問に回数無制限で対応する月額制のコンサルティングサービスも提供している。社内リソース不足に悩む担当者にとって、導入から日常的な運用まで任せられるのが魅力だ。

  • 料金:50,000円〜(設定代行プランの場合)

詳細はこちら

STSデジタル(株式会社STSデジタル)

STSデジタル公式Webサイト

(出所:STSデジタル公式Webサイト)

GA4の初期設定やGoogleタグマネージャー・Googleサーチコンソールとの連携設定をスピーディーに代行する会社。GA4の登録からGoogleタグマネージャーの設定、CV設計、内部トラフィックの除外まで、計測環境の立ち上げに必要な作業を一括でサポートする。ECサイトの計測やクロスドメイン設定といった複雑な実装にも対応可能だ。
24時間365日受付を行っており、平均5〜6営業日程度で作業が完了するため、急ぎで対応してもらいたい企業にも最適。

  • 料金:50,000円〜

詳細はこちら

マーケティングセットアップ(株式会社X-knock)

マーケティングセットアップ公式Webサイト

(出所:マーケティングセットアップ公式Webサイト)

GA4をはじめとする各種マーケティングツールの設定を代行し、短期間で分析や広告運用の開始をサポートする会社。Google広告のほか、FacebookやInstagramといったSNS広告ツールやメール配信システムなど、複数のツールが絡むセットアップも一括で依頼できるのが強み。設定作業は、Webサイトの規模に応じて最短3日、平均約2〜4週間で完了する。
導入後は1カ月間のメール・チャットサポートを通じて運用上のトラブルや疑問に対応。更に定期的にアクセス解析やデータレポートの作成を実施し、結果をもとにWebサイトの改善提案も行う。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

まとめ

GA4は無料で高度な計測が可能ですが、どのデータを取得すべきか、データをどう活用するかを見極めるのは難しいものです。ある程度の知見がないと、「設定を誤って必要なデータが取得できない」「ほかのツールとのデータ連携や分析したデータの活用まで手が回らない」といったケースが想定されます。

設定代行会社を活用すれば、初期設定からレポートの作成、改善施策の提案、社内トレーニングなど、GA4のデータを正確に取得し活用するための様々なサポートを受けられます。

GA4設定代行会社には下記の5つのタイプがあります。
(1)CVR改善提案を重視するタイプ
(2)活用支援+分析スキルの向上を重視するタイプ
(3)活用支援+ダッシュボード構築に対応しているタイプ
(4)分析レポート代行を重視するタイプ
(5)設置代行がメインのタイプ

自社の課題やリソース、将来的に運用を内製化するかどうかを踏まえ、本記事を参考に自社に合った設定代行会社を検討してみてください。

関連記事Related article

このページの内容をシェアする

  • Facebook
  • X
  • LINE