工務店向けホームページ制作会社15選。費用やおすすめを紹介
最終更新⽇:2025-11-12

ホームページからの反響が少ない、人材採用につながらないなどの課題を感じている工務店・リフォーム会社の担当者へ。建築・建設業界に特化したホームページ制作会社の特徴や支援内容、費用相場、目的別の選び方を詳しく紹介します。
目次
工務店向けホームページ制作会社とは?
工務店向けホームページ制作会社とは、建築・建設業界に特化して、集客や人材採用などの課題を解決に導くホームページを作成する業者のことです。
一般的な制作会社ではカバーしきれない、建築業界の実情を踏まえた提案・支援を得意としています。具体的には、施工事例の効果的な見せ方、問い合わせにつながる導線の設計、職人や現場の魅力を伝えるコンテンツ企画などを行っています。
一般的なホームページ制作会社との違い
工務店向けホームページ制作会社は、デザイン性だけでなく、施工事例の見せ方や地域集客を意識した構成など、業界特有のニーズに沿ったサイトづくりを重視しています。
一方、一般的な制作会社では、制作費用が比較的リーズナブルに抑えられる分、建設業界特有のルールや専門知識をカバーしきれないことも考えられます。
以下は、両者の主な違いを簡単に整理した比較表です。
| 工務店向け | 一般的な制作会社 | |
|---|---|---|
| 専門性 | 建築業界に特化 | 幅広い業種に対応 |
| 目的 | 集客や人材採用など経営課題の解決 | デザイン性・情報発信を重視する傾向 |
| 支援体制 | 制作前の市場・競合調査から公開後の更新・運用まで支援 | 制作が中心、運用は基本的な保守などに留まるケースが多い |
| 費用感 | ある程度まとまった金額で受け付けている場合が多い。制作費だけでなく、運用支援費を含むことも | 価格帯は幅広いが、安価な場合は機能やサポートに制限がある |
工務店向けホームページ制作会社の支援内容
工務店向けホームページ制作会社の支援内容を、制作前・制作・公開後の3つのフェーズに分けて紹介します。
制作前
ホームページ制作を始める前に、まずは現状を正確に把握し、どんな強みを発信していくべきかを整理します。以下では、「現状整理」「市場調査とターゲット設定」という2つのステップに分けて、その流れを見ていきます。
現状整理
無料相談や現状のページの診断を通じて、自社の強みや競合との差別化ポイントを言語化し、伝えるべき内容を整理します。
「技術力」「施工対応」「素材へのこだわり」など、訴求ポイントを明確にすることで、サイト全体の構成やデザインの方向性が定まりやすくなります。
市場調査とターゲット設定
伝えたい内容を整理できたら、地域や業態ごとの市場調査を行い、ターゲットとなる顧客像を設定します。「誰に・何を・どう伝えるか」という方向性を固めながら、サイトのコンセプトを設計していきます。
たとえば株式会社アババイでは、ミーティングを通じて、3C分析(顧客・競合・自社の分析)やSTP分析(効果的な市場開拓のためのフレームワーク)を活用しながらサイトのレイアウトをプランニング。分析結果をもとに、ユーザーが何に困っていて、どんな情報を求めているのかを重視し、問い合わせにつながる構成に仕上げていきます。
制作
制作フェーズでは、実際のサイト構築に入ります。ここでは、「コンテンツ企画とデザイン制作」「ユーザーの行動を促す導線づくり」の2つの視点から見ていきましょう。
コンテンツ企画とデザイン制作
施工事例やお客様の声など、掲載コンテンツの企画が決まったら、ライターがヒアリングをもとに原稿を作成します。写真や動画の撮影は専門スタッフが担当。スマホからの閲覧にも配慮し、レスポンシブ対応を基本としています。
ユーザーの行動を促す導線づくり
サイト内の導線設計も重要なポイントです。問い合わせフォームや資料請求ボタンなどを適切な位置に配置し、ユーザーが迷わずアクションを起こせる構成にします。SEO対策や表示速度の最適化もこの段階で実施。CMSの導入を行う制作会社もあり、自社で更新しやすい環境が整います。
公開後
ホームページを公開して終わりではなく、定期的な更新作業や保守管理、アクセスデータの分析をもとにした改善提案や集客施策の見直しも実施します。
たとえば「BRANU」では、サーバー管理や更新代行、月2回のコンテンツ入力代行などを支援しつつ、定期的な打ち合わせを通じて改善を続ける仕組みを用意しています。Web広告やSNS運用、MEO対策などのWebマーケティング支援も組み合わせることで、集客基盤を継続的に強化可能です。
また、「ゴデスクリエイト」のように、SNSを使う感覚で自社更新が可能なCMSを開発している会社であれば、スピーディーな情報発信や日々の更新がしやすくなります。
付帯支援
制作会社によっては、ホームページ制作以外の周辺業務も幅広くサポートしています。
「SHIP」では、AIを活用したチャットボットや人材採用支援ツールの導入に対応し、問い合わせ対応やスタッフ採用の効率化にも取り組んでいます。このように、Webサイト制作から派生した業務の支援も包括的に受けられるサービスなら更なる業務改善も期待できるでしょう。
工務店向けホームページ制作会社のタイプと選び方
工務店にとってホームページは、集客や人材採用、信頼構築に直結する重要な営業ツールです。ここでは、制作会社の主なタイプを5つに分類し、それぞれの特徴や向いているケースを解説します。
(1)Webマーケ施策支援に強み
「集客につながる仕組みまで含めて相談したい」「競合に埋もれないサイトにしたい」といった場合には、Webマーケティングに強みを持つ制作会社が適しています。デザインだけでなく、反響を得るための導線設計やSEO、広告連携などを含めてカバーしてくれます。
たとえば「ミライスタイル」は、依頼企業の強みの可視化と訴求軸の整理に重点を置き、見込み客からの問い合わせにつながるホームページ作りを行っています。SEOやUXの設計に加え、納品後も建築業界に詳しいディレクターやライターと連携し、検索流入やコンバージョンの改善を継続的に支援してくれます。
「webcoco」は、Webと紙媒体を含む複数チャネルを統合したブランディングと集客支援を得意としています。具体的には、Instagram広告やLINEの運用などを視野に入れた施策が可能で、発信に統一感を持たせたい工務店に向いています。
(2)自社更新のしやすさを重視
「納品後は自社で情報を追加・編集したい」「制作会社に頼らず運用していきたい」という場合には、更新しやすい環境を構築してくれる制作会社が適しています。
専門知識がなくても使えるCMSや、WordPressをベースにした管理画面を提供している会社なら、見学会の案内や施工事例、求人情報などを自社で手軽に発信・更新できます。こうした仕組みがあれば、運用コストを抑えつつ、常に最新情報を反映した"育てるホームページ"を維持しやすくなります。
たとえば「グロフィールド」は、住宅・建設業に特化した機能があり、直感的に操作しやすいCMSを導入。施工事例や予約情報の更新がスムーズに行えます。また、セミオーダープランなら短納期・低コストで依頼できるため、自社で定期的にコンテンツを更新しながら活用できる体制を構築したい工務店に適しています。
株式会社アスターリンクの「工務店ホームページ制作パック」は、WordPressベースの構成で、資料請求やイベント案内などの基本機能を完備。必要に応じてページに掲載する写真撮影にも対応しており、初めて運用する場合でも安心なサービスがそろっています。
また、「D-Gripシステム」は、独自開発のCMSを採用。簡単な操作で、既存サイトをそのまま活かしつつ必要な部分だけ自社更新できます。
(3)集客支援に強み
「もっと問い合わせを増やしたい」「下請けから元請けに転換したい」「年間の受注数を伸ばしたい」など売上改善目標を持つ工務店には、集客支援に強いホームページ制作会社がおすすめです。
建築業界の商流や顧客ニーズを踏まえ、見込み客の関心を引き行動につなげるための設計を行います。SEOや広告運用、SNS活用などの外部施策に加え、導線設計やコンテンツ構成まで一貫して支援してくれる点が特徴です。
たとえば「Lead」は、取材や写真撮影のほか、YouTube動画の制作まで対応。動画により、リアルな施工現場や職人の魅力がより伝わるホームページに仕立ててくれるのが特徴です。
「建設業専門ホームページ.com」は、自社でも建築・リフォーム事業を手がけており、業界経験に基づいた提案力が強みです。原稿制作からSEO対策、スマホ表示対応のデザインまで一括で対応します。
「ATF」は、工務店の営業活動全体を見据えた提案を行うのが特徴です。施工事例やブログの更新、見学会ページの追加など、成果を出すために欠かせない作業をスタッフが代行(オプション)し、適宜内容を改善。問い合わせや受注の増加を目指します。
(4)小規模向け
初めてホームページを作る工務店や、必要最低限の機能から始めて徐々に内容を充実させていきたい場合は、初期費用を抑えてスタートできる制作会社が適しています。
たとえば、「ウェブスタ」は、初期費用0円・月額9,800円からスタートできる定額制のサービスです。ページ構成はシンプルながら、内部SEOやGoogleマップ設置、ドメイン取得など基本的な機能を押さえており、追加費用なしで運用に必要な要素をそろえられます。オプションで、ロゴ制作やページ追加も可能です。
(5)デザイン性を重視
自社の世界観やテイストに沿ってデザインの方向性を伝えられる場合は、デザイン力を強みとする制作会社が適しています。写真や色使い、レイアウトを工夫し、施工品質やブランドイメージを直感的に伝えるサイトを制作します。
建築業界だけでなく、幅広い業種の実績を持つ会社が多く、洗練された印象やスタイリッシュなデザインを求める工務店にもおすすめです。「見た目の完成度を高めたい」、「他社と差別化されたデザインにしたい」企業に向いています。
たとえば「オルトベース」は、最新のデザイントレンドを取り入れつつ、一社ごとのイメージに合わせたオリジナルデザインを提案。塗装会社なら職人らしさ、建築会社なら技術力や安心感、人柄が伝わる構成を実現するなど、toC向け・toB向けなど目的に応じて最適なデザインを設計しています。テイストも「スタイリッシュ」「清潔感」「信頼感」など幅広く対応しています。
また「Acsport」は、ブランディングを通じた競合差別化を重視する制作会社です。徹底したヒアリングとリサーチのもと、費用・実績・信頼といった要素を適切に配置し、訴求力を高めるデザイン設計に強みを持ちます。
工務店向けホームページ制作会社の費用相場
ホームページ制作の費用は、初期費用をまとめて支払う買い切り型か、毎月の利用料で運用する月額制かによって大きく異なります。また、掲載するページ数や、写真撮影・SEO対策・問い合わせフォーム設置などのサービスをどこまで含めるかによっても金額は変動します。
ここでは本記事で紹介している会社が公開している代表的なプランをまとめましたので、参考にしてください。
| 会社名 | プラン名 | 費用の目安 | できること |
|---|---|---|---|
| 工務店ホームページ制作パック (株式会社アスターリンク) |
Sプラン | 50万円 | 基本ページ構成、問い合わせフォーム、資料請求フォーム、施工事例など |
| Mプラン | 65万円 | Sプラン+写真撮影 | |
| 株式会社Lead | Lead基本プラン | 計140万円 | 10ページ構成、SEO対策、スマホ対応、CMS構築など |
| 株式会社イエスリフォーム | 建設業専門ホームページ.comプラン | 80〜100万円 | ドメイン取得、スマホ対応、コピーライティング、SEO対策、問い合わせフォームなど |
| 株式会社エイ・ティ・エフ | 工務店専用HPプラン | 130万円 | 20ページ構成+LP、メルマガ、資料請求フォームなど |
| スマホ対応HPプラン | 89万円 | 7ページ構成、スマホ対応、問い合わせフォーム、資料請求フォームなど | |
| ウェブスタ (合同会社Zekk) |
スタンダードプラン | 月額14,800円 | 4ページ構成、SEO対策、月3回の更新代行など |
| プレミアムプラン | 月額19,800円 | 7ページ構成、人材採用情報掲載、問い合わせフォームなど |
おすすめの工務店向けホームページ制作会社(Webマーケ施策支援に強み)
ホームページ制作(株式会社アババイ)

(出所:ホームページ制作公式Webサイト)
工務店・建築業界に特化した豊富な業界データと分析力をもとに、集客につながるホームページ作りとWebマーケティング支援を行うサービス。15年以上にわたり2,500サイト以上を手がける実績を持つ。
クライアントの好みに寄せたデザインを安易に採用するのではなく、ユーザー視点から問い合わせにつながる導線やコンテンツ設計を重視。依頼企業の代表者に必ず同席してもらったうえで、市場・顧客・競合分析などを用いて多角的に検討する。
ページ制作・SNS運用・広告運用・動画制作・MEO対策まで一貫して対応し、複数の媒体で統一感のある発信を支援。制作後も定期的な打ち合わせを通じてPDCAを回し、Webサイトを「作って終わり」にしない運用支援を継続する。
- 料金:要問い合わせ
建築業界(設計事務所・工務店)向けWEB制作(株式会社ミライスタイル)

(出所:建築業界(設計事務所・工務店)向けWEB制作公式Webサイト)
企業の強みを可視化し、商品の見せ方や訴求軸を明確化するWeb制作・マーケティング支援サービス。ホームページは事業内容や顧客像を丁寧にヒアリングし、「真新しさ」「明るさ」「高級感」などイメージに合ったデザインの方向性を決定。
ページ全体に統一感を持たせるため、デザインはピクセル単位までこだわりながら作り込む。また、SEO内部対策の実施や、施工事例・イベントなどが自由に投稿できる機能も標準搭載し、集客できるホームページに育てる。
納品後はライターによるコンテンツSEO、エンジニアによるUX改善、建築専門ディレクターのコンサルティングを組み合わせ、自然検索流入の拡大を継続的に支援。動画や3Dなどを用いた技法にも対応。
- 料金:要問い合わせ
webcoco(有限会社エムジーエム)

(出所:webcoco公式Webサイト)
工務店専門のノウハウを活かし、集客できるホームページ制作から運用サポートまでをワンストップで提供する会社。施工した住宅の外観や内装の写真をページの前面に打ち出すような、思わず目を引くデザインが特徴だ。検索広告やInstagram広告、LINE運用、チラシなど紙媒体の制作も同一チームで対応。デザインと広告を一貫管理してブランドイメージを統一し、効果的な集客を実現する。
また、見学会・イベント情報、施工実績などを自社で更新できる仕組みも構築。機能のカスタマイズも可能で、たとえばリフォーム会社ならビフォーアフター情報を簡単に登録する機能を追加できる。制作後は、最短10分での即日更新や、内部SEOの継続メンテナンスにも対応する。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの工務店向けホームページ制作会社(自社更新のしやすさを重視)
グロフィールド(グロフィールド株式会社)

(出所:グロフィールド公式Webサイト)
18年以上にわたる実績と1,500件超の制作経験をもとに、業界特有の商習慣を踏まえたホームページの構築支援を行うサービス。
完全オリジナルの「フルオーダーサイト」と、短納期・低コストで制作できる「セミオーダー」の両プランを用意。いずれのプランもターゲットの行動心理を考慮した直感的なUI/UX設計が特徴。サイトの訪問者が迷わず目的の情報にたどり着けるよう導線を工夫し、集客と売上アップにつなげる。
ページは管理画面から自社で簡単に更新操作可能。施工事例・ブログ・お客様の声・来場予約フォームなど、運用を支える機能も標準装備しており、別途エリア・沿線検索機能やAIライティング機能の追加もできる。
制作後は社内の専門チームが継続的に分析と改善を行い、2025年時点で約97%の企業が3年以上の取引継続率を維持している。
- 料金:要問い合わせ
BRANU(BRANU株式会社)

(出所:BRANU公式Webサイト)
専門知識不要で使える独自CMSを提供する、中小規模の建設業向けのサービス。PCやスマホから施工事例・求人ページ・お知らせなどを簡単に追加・編集できる。画像や文字の差し替えも自社でスムーズに行えるため、納品後も更新やメンテナンスがしやすい。
制作段階では、16年以上蓄積した地域・業種データから成功パターンを反映し、集客と求人の両方を意識した導線設計を実施。公開後も、サーバー・ドメイン管理・ヘルプデスク対応・月2回の入力代行・定期的な分析や改善提案をワンストップで支援する。
更に、Web広告や求人媒体運用まで同じチームで対応し、全体の施策を効率的に最適化。初期費用0円の月額定額プランもあり、初めてホームページを運用する場合でも取り入れやすい。
- 料金:要問い合わせ
ゴデスクリエイト(株式会社ゴデスクリエイト)

(出所:ゴデスクリエイト公式Webサイト)
住宅業界で24年以上の実績を持つ、工務店専用ホームページ制作サービス。SNSのような直感操作で自由に更新できるシステムを備え、動画・画像・テキストの差し替えや新規ページの作成を自社で完結できる。
ほかにも施工事例・現場レポート・お客様の声・イベント告知・スタッフ紹介・問い合わせフォームなど、制作に必要な機能を標準搭載し、オプションなしで運用可能。特にトップページは、見学会情報やルームツアー動画を即時反映できる仕様になっており、常に最新の情報を届けられる。
導入後はチャット・Zoomによるサポートに加え、月2回のオンラインウェビナーでノウハウをレクチャー。全国300社以上が採用しており、自社スタッフでスピーディーに更新・改善を行いたい工務店におすすめ。
- 料金:要問い合わせ
工務店ホームページ制作パック(株式会社アスターリンク)

(出所:工務店ホームページ制作パック公式Webサイト)
工務店の集客に必要な機能を備えた、買い切り型のホームページ制作サービス。専門知識がなくても自社で簡単に更新・運用できるWordPressで納品されるのが特徴。
施工事例・イベント案内・資料請求フォーム・ブログ・お問い合わせフォームなどのページを標準搭載し、SEOにも強い構造で検索流入をサポート。また、問い合わせや資料請求につながるよう、見出しやボタンのレイアウト、位置、導線設計にもこだわっている。
デザインは経験豊富なデザイナーが制作するセミオーダー方式で、色味やレイアウトは好みに合わせて選択可能。上位プランでは写真撮影サービスも付帯し、Instagramなど画像重視のSNS集客コンテンツとしても活用できる。
- 料金:50万円(Sプランの場合)
D-Gripシステム(株式会社D-Gripシステム)

(出所:D-Gripシステム公式Webサイト)
工務店に特化して15年以上・1,000社以上の実績を持つホームページ制作・運用支援サービス。施工事例・商品紹介・イベント情報などを効果的に配置し、アクセス解析で改善を重ねて集客力を伸ばす仕組みを提供する。
また、独自開発のCMSはWordPress以外のサイトにも実装可能で、「施工事例だけ」「イベント情報だけ」など部分的に導入できる点が特徴。既存サイトを全面リニューアルはせず、一部だけ更新したいニーズにも最適だ。
保守サービスも充実しており、サーバー・ドメイン管理・更新代行・アクセス解析・使い方のフォロー・ニュースレターの配信などを一括サポート。段階的に自社で運用できる体制を整えたい工務店におすすめ。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの工務店向けホームページ制作会社(集客支援に強み)
Lead(株式会社Lead)

(出所:Lead公式Webサイト)
リフォーム業界に特化し、700件を超える制作実績を持つホームページ制作・運用支援サービス。特徴は「丸投げでも成果が出る」体制で、依頼企業へのヒアリング・市場分析・競合調査を通じ、コンテンツ企画・ページの構成・SEO内部最適化などを一貫して実施。更に、写真撮影・YouTube動画コンテンツ制作にも対応しており、依頼企業のリアルな事業内容を訴求しながら他社との差別化をはかる。
制作後は3つのサポートプランを用意。毎月のミーティングで成果を振り返る「伴走型サポート」、ブログ記事など特定のコンテンツの更新代行を依頼できる「代行型サポート」、運用をすべて任せられる「運用一括サポート」から選べる。そのほか、成果報酬プランも選択でき、問い合わせが来た時のみ費用が発生する仕組みを導入。集客の成果を伸ばしたいリフォーム会社におすすめだ。
- 料金:要問い合わせ
SHIP(株式会社シップ)

(出所:SHIP公式Webサイト)
住宅リフォーム会社・工務店向けに、Web制作とAI活用を一体化した集客支援を提供するサービス。AIを活用した最適化(AIO対策)を前提に、サイト構築・運用をワンストップでサポートする。
導入できるAIツールも豊富で、顧客対応を自動化する「AI住まい相談チャットくん」、人材採用活動をAIによる模擬面接により支援する「プロモ・リクルートAI」などを提供。
ほかにもWeb上で見積もりが取れるシステムなどを組み合わせることで、集客と業務効率化の両立を実現する。
プランはサービス範囲に応じて、「既存サイトの改善」「AI最適化(AIO)対応」「AIチャットボット搭載」の3種類を用意。制作は約2〜3カ月、全6〜7回の打合せで進行する。
- 料金:要問い合わせ
建設業専門ホームページ.com(株式会社イエスリフォーム)

(出所:建設業専門ホームページ.com公式Webサイト)
リフォーム・施工事業を営むチームがホームページ制作事業も行うサービス。現場工程や顧客心理を理解した提案が可能で、建設業界特有の商材や施工プロセスを踏まえ、原稿執筆・撮影・SEO最適化・スマホ表示対応を一気通貫で実施する。
原稿は、同社の専属ライターがヒアリング内容をもとに作成するため、忙しい事業者でも文章の用意が必要ない。デザインは、テンプレートに頼らないオーダーメイド設計で、「信頼感」「重厚感」「親しみやすさ」などを、依頼企業の求めるイメージに合わせて反映する。公開後も、コンテンツの更新・修正・管理まで継続支援。契約企業を半年で問い合わせ7倍にした実績も。
- 料金:80〜100万円
工務店専用ホームページ制作(株式会社エイ・ティ・エフ)

(出所:工務店専用ホームページ制作公式Webサイト)
年間20〜30棟受注の小規模向けの工務店向けワンストップサービス。競合分析・ターゲット設定などを行い、SEOが最適化されたWebサイトを構築する。
制作プランは2種類。「スマホ対応工務店ホームページ」プランは、基本7ページ構成でフォームの設置・スマホ対応・SEO対策を含んで89万円。「SPツール for 工務店」プランでは、市場・競合分析やターゲット設定を行い20ページ相当のサイトを制作。メルマガシステムの利用・LPの制作なども含まれているほか、集客支援の一環でSNS連携も行うため、より集客を強化したい場合におすすめだ。
アクセス解析とリストマーケティングにより見込み客を可視化し、約80%の受注をホームページ経由で実現した工務店の事例も。
- 料金:130万円(工務店専用ホームページプランの場合)
おすすめの工務店向けホームページ制作会社(小規模向け)
ウェブスタ(合同会社Zekk)

(出所:ウェブスタ公式Webサイト)
建築・建設業界に特化した月額制ホームページ制作サービス。初期制作費0円で、月額9,800円からスモールスタートできるのが特徴。コンテンツの修正・更新代行・内部SEO対策・Googleマップ設置・独自ドメイン取得など、運用に必要なサポートがすべて月額料金内で完結。契約期間の縛りはなく、いつでも解約可能だ。
ノーコードツール「STUDIO」を活用し、レスポンシブ対応の高品質なサイトを短期間で構築。施工実績やサービス内容を見やすく整理し、どのページからでも流入可能な導線を設計する。更に、競合分析や顧客心理の理解にも長けており、建築業界が頭を悩ませる「問い合わせが来ない」課題を解消する。
オプションで、ページ追加やロゴの制作にも対応。初期投資を抑えて、集客型サイトをスピーディーに立ち上げたい小規模工務店・建設会社におすすめ。
- 料金:月額9,800円/ページ(ライトプランの場合)
おすすめの工務店向けホームページ制作会社(デザイン性を重視)
オルトベース(合同会社オルトベース)

(出所:オルトベース公式Webサイト)
建築・工務店・塗装業など建設業界全般に対応するWeb制作サービス。業界知識とクリエイティブ力を掛け合わせ、技術力はもちろん、安心感・信頼感が伝わるテイストのデザインを一社ごとに提案する。
すべての工程を内製化し、平均受注単価45万〜65万円で高品質なオリジナルデザインを実現。
また、建築業界の主なターゲットとなりうる顧客層の課題を把握しており、それぞれに合わせて最も響く見せ方を提案できるのも強みだ。
小規模サイトから大規模なサイトまで柔軟に対応し、写真撮影・CMS導入・多言語表示・スマホ対応・広告運用などの業務を一括支援。SEOを意識した記事作成も行う。
- 料金:要問い合わせ
Acsport(株式会社Acsport)

(出所:Acsport公式Webサイト)
ハウスメーカー・工務店向けに、企画段階から制作・運用・改善までをトータルサポートするWeb制作サービス。
企業の世界観やブランド価値を引き出すデザイン設計を得意とし、建築業界以外にも医療・教育・製造・士業など様々な業種の制作実績を持つ。集客・ブランディング・人材採用強化など目的別に最適化されたサイトの構築を行っているのも特長。
同時にSEOやMA関連の施策を組み合わせて、持続的に集客できる仕組み作りを支援しており、運用中も、アクセス解析と改善提案を継続的に実施。サイト品質と成果の維持をはかる。
- 料金:要問い合わせ
まとめ
工務店にとって、ホームページは、問い合わせの獲得や人材採用、企業ブランディングを支える大切な営業ツールです。
どれだけ高い技術や魅力ある実績があっても、それが見込み客に伝わらなければ機会損失につながります。紙のチラシや紹介だけに頼るのではなく、24時間いつでも情報を届けられるホームページの存在は、欠かせないものといえるでしょう。
工務店向けホームページ制作会社には、集客やデザイン、運用支援などそれぞれの得意分野があります。まずは自社の課題や目的を整理し、「何を実現したいのか」を明確にすることが、最適なパートナー選びの第一歩です。目的が定まれば、提案内容や費用の妥当性も判断しやすくなります。
成果につながるホームページを目指すため、まずは気になる制作会社に相談することから始めてみてはいかがでしょうか。






