法人向け英語研修サービス比較18選。オンライン含め紹介
最終更新⽇:2024-06-12
従業員の英語力強化やグローバル人材育成のために、ビジネスプランや目的にあう、オンラインも含めた英会話サービスを検討している方へ。導入メリットやタイプ別の選び方、費用相場、比較ポイントとともに、おすすめの法人向け英語研修サービスを紹介します。
目次
法人向け英語研修サービスとは?
法人向け英語研修サービスとは、英語力強化やグローバル人材育成を目的に、企業が従業員に提供する英語研修サービスのことです。個人向けの有名サービスのほとんどが、法人向けのサービスも展開しています。
法人向けサービスならではの特徴には次のようなものが挙げられます。
- 企業ごとのビジネスプランにあった研修カリキュラムの構築
- 従業員の学習管理ができるLMSの提供
- 従業員のサポートや問い合わせ対応の代行
- 団体割引
法人向け英語研修サービスのメリット
従業員個人に任せて学習を促すこともできますが、企業として法人向けサービスを導入することで次のようなメリットが期待できます。
- 従業員全体のスキルや課題を把握したうえで、最適なカリキュラムを構築できる
- 英語だけでなく、グローバルスキルやビジネススキルも一緒に学べる
- グローバル人材育成や社内グローバル化の仕組み作りにつながる
- ほかの従業員と一緒に学習し、管理されることで、モチベーション維持や継続率向上につながる
また、研修をきっかけに若手・中堅・ベテラン社員など、部署や世代を超えたコミュニケーションが広がり、社内活性化につながったという事例もあります。
法人向け英語研修サービスのタイプ別の選び方
法人向けの英会話研修サービスは数多くありますが、目的に応じていくつかのタイプに分けられます。
1.研修プランの提案に強みを持つタイプ
導入の目的や自社の課題、ビジネスモデルなどをヒアリングしたうえで、最適なプログラムを構築・提案してくれるタイプ。研修スタイルからレッスン内容、講師、カリキュラム、サポートに至るまで、手厚い対応を希望する場合におすすめです。
こちらは更に、知名度が高く実績豊富なタイプと、企業向け研修に強みのあるタイプに分かれます。
1-1.実績が豊富
実績豊富で知名度の高いタイプは、社員個人が元々利用しているケースも多く、スムーズに始めやすいというメリットがあります。
たとえば、「ECC法人向けサービス」は、語学教育を展開する総合教育・生涯学習機関ECCの法人向け英語研修サービス。幅広い年齢層になじみがあるECCブランドの信頼感や安心感が、研修参加への後押しとなるでしょう。
1-2.企業向け研修に強み
様々なビジネス経験を持つ講師陣をそろえるほか、企業ごとのニーズに沿った実践的なカリキュラムの提案や、サービスによってはオリジナル教材の開発にも対応するタイプです。
たとえば、「Bizmates」のトレーナー(講師)は採用率1%以下の精鋭。グローバル企業で活躍していた、ビジネスの経験値も英語力も高い人材です。職歴・業種にぴったりのトレーナーを選べるだけでなく、プレゼンの予行演習や資料の添削にも対応してます。
「リンゲージ」は、講師レッスン(対面・オンライン)やEラーニングなどの多彩なレッスンスタイルと、ビジネス英語から異文化コミュニケーションまで幅広く対応する研修内容を組み合わせることで、企業ごとにオーダーメイドの提案が可能です。
2.オンラインに特化したタイプ
オンラインレッスンに特化したタイプで、比較的リーズナブルな価格も魅力です。時間や場所を問わずにレッスンを受けたい場合や、長期間継続したい場合などにおすすめです。
たとえば、「PROGOS」が提供するビジネス英会話コース(オンライン英会話)は、早朝6時から深夜1時まで開講。予約はレッスン開始5分前まで、キャンセルは30分前まで可能です。約6,000名の在籍講師から厳選された「ビジネス認定講師」によるレッスンを受講できます。
3.ライティング力向上やTOEIC®対策に強みを持つタイプ
スピーキングスキルだけでなく、メール文書作成をはじめとするライティングスキルや、TOEIC®に必要なリスニング&リーディングスキルも強化できるタイプ。生きた英語力の習得や、TOEIC®対策に適しています。
たとえば、「ベストティーチャー」は、アウトプット力向上には「書く」&「話す」のセット学習が不可欠という考えから、「書いて、話す」という独自のトレーニングを実施。具体的には、ライティングレッスンを通して自身が作成したオリジナルの英会話スクリプトをもとにスピーキングレッスンを行うことで、実際の業務で使える「生きた英語」を蓄積していきます。
そのほか、「Cooori」のように英会話レッスンはなく、語彙力、リスニング、リーディング、ライティングのサポートに特化したサービスも。(ただし、将来的に「Cooori」には、インタラクティブなスピーキング用のAIオンライン英語研修プログラムが追加される予定です。)
4.マンツーマンレッスンに強みを持つタイプ
一人ひとりに最適化されたマンツーマンレッスンを行うタイプ。短期集中で特定の社員の英語力を向上させたい場合におすすめです。
たとえば、「トライズ」は、ゴールから逆算した学習設計とコーチング型の個別指導により、国際ビジネスで通用する英語力の習得が強み。超初心者向けから、ビジネスでも通用する初級~中級向け、ネイティブともやり取りできる上級向けなど、目標やレベルにあったコースを選択できます。
5.アプリ活用に強みを持つタイプ
アプリメインで英語学習を進めるタイプ。使いやすいアプリを提供することで、継続的な自主学習を促したい場合に適しています。
たとえば、「スタディサプリENGLISH」は、アプリ内で学習できる幅の広さや質の高さが魅力。講義動画をはじめとしたコンテンツが充実しており、スマホから気軽に学習できます。また、学習量が可視化されるので、モチベーションの維持にも効果的です。
法人向け英語研修サービスの費用相場
法人向け英語研修サービスの費用は、研修の目的やスタイルなどによって大きく異なります。サービスによっては、無料トライアルを提供しているものも。目的や社内で対象者となる受講者数などが大まかにしかイメージできていない場合も、気軽に問い合わせてみるとよいでしょう。
以下、タイプ別に料金を公開しているサービスを一覧にまとめましたので、参考にしてください。
1.研修プランの提案に強みを持つタイプ
サービス | 料金 | 備考 |
---|---|---|
Bizmates | 月額13,500円/名 | 法人契約プラン(毎日1レッスンプラン) 最低契約人数1名、最低契約期間3カ月 |
ブレインウッズ | 28,000円(税込)~/5名まで | 商談・交渉レッスンプラン(1レッスン60分・全12回) オンラインでも講師派遣でも同一価格 |
WiLLies English | 月額3,000円~ | 週1回・1回25分 教材費用は別途 |
2.オンラインに特化したタイプ
サービス | 料金 | 備考 |
---|---|---|
PROGOS | 月額11,800円/名 | レアジョブ英会話ビジネス英会話コース・毎日25分プラン ※別途500円/回(英語スピーキングテスト PROGOS[自動採点版]) |
オンライン英会話ネイティブキャンプ 法人向けサービス | 月額6,800 円 | スタンダードプラン 最低契約期間3カ月、5名~利用可能 |
3. ライティング力向上やTOEIC®対策に強みを持つタイプ
サービス | 料金 | 備考 |
---|---|---|
ベストティーチャー | 月額13,500円(税込) | 日経LissNコース |
4.マンツーマンレッスンに強みを持つタイプ
サービス | 料金 | 備考 |
---|---|---|
トライズ | 月額24,300円(税込)~ | 英語コーチング本科・12カ月プラン |
RIZAP ENGLISH | 39万8,000円、入会金50,000円 | 英会話コース・16回 |
5. アプリ活用に強みを持つタイプ
サービス | 料金 | 備考 |
---|---|---|
スタディサプリENGLISH | 年額23,760円/名 | TOEIC® L&R TEST対策コース・ベーシックプラン・12カ月パック |
POLYGLOTS | 12万4,900円~ | パーソナルトレーナープラン・3カ月 |
法人向け英語研修サービスの比較ポイント
法人向け英語研修サービスを選定する際には、次のようなポイントで比較・検討してみましょう。
1.プログラム・教材の専門性
ビジネス英会話の場合、日常会話だけでなく、専門性の高い知識を備えた前提での、会話力やライティングスキルが求められます。自社のビジネスを深く理解し、最適なプログラムや教材を提供してくれるかを見極めましょう。
たとえば、「Bizmates」は、教材のカスタマイズ開発にも対応可能。自社をテーマにしたオリジナルプログラムの共同開発・導入実績もあります。「英語を学びながら、自社の歴史や概要も知れる」といった、独自の内容を盛り込むことで英語学習の目的に広がりを持たせ、学習意欲向上を促すのが狙いです。
「ブレインウッズ」の講師陣は、「一般事務からエンターテインメント業界まで幅広い業界での企業講師経験」や「英語教育の修士号(TESOL)保持者」など、様々な分野・業種での就業経験を持ち、現場の知識を活用した授業の提供を実現。多様な文化的背景を持つ講師が在籍しているのも特徴で、英米圏以外でも役立つグローバル・イングリッシュをレッスンに組み込むことも可能です。
2.継続率向上の仕組みの充実度
自宅でもオフィスでも、場所を問わずに短時間で効率のよいレッスンや復習ができたり、カウンセリングで悩みを解決できたりするなど、「継続しやすい」仕組みがあるかも確認しましょう。
たとえば、「Gaba」は、専門カウンセラーによるモチベーションのサポートや、Webからレッスン予約できる手軽さ、スマホでも取り組める教材などが魅力。いつでも利用しやすく、続けやすい仕組みが特徴です。
一方、「いつでもできる」ことで後回しになり、忙しさなどを理由にレッスンに参加しなくなることを回避するために、強制力のある仕組みに強みを持つサービスも。
たとえば、「WiLLies English」は、担任講師が目標達成まで伴走する「固定担任制」を採用。更に、半強制的にスケジュールが組まれる「固定スケジュール制」を推奨しています。「毎週決まった曜日・時間に、決まった先生」とレッスンを行うことで、上達に欠かせない「英語学習の習慣化」を実現します。
3.効果測定のしやすさ
学習効果が定量的に測定できる仕組みは、目標の達成度や改善点の把握、学習プロセスの最適化において非常に重要です。たとえば、「Gaba」では、効果測定アセスメントを実施。成果を定量的に測定するため、研修に適しています。
「PROGOS」は、「英語スピーキングテストPROGOS[自動採点版]」により、グローバルビジネスにおいて不可欠な「スピーキング力」を、国際基準CEFRに基づき測定できます。テストはオンラインで完結するうえ、AIによる自動採点システムにより、実測平均2分で判定可能。手軽かつスピーディーに、研修設計や定期的なレベルチェックに役立つ、質の高いフィードバッグを得られます。
「RIZAP ENGLISH」は、測定パッケージを用意。受講前後の英語力の伸びとプロセスを確認できるため、「投資対効果がわからなかった」ということがありません。担当者に向け、研修後レポーティングを実施しており、受講社員の英語力の伸びを可視化し、トレーナーのコメントとともに提出されます。
おすすめの法人向け英語研修サービス(実績が豊富)
ECC法人向けサービス(株式会社ECC)
(出所:ECC法人向けサービス公式Webサイト)
国内3,000社以上の企業に選ばれる英語研修サービス。講師には、指導力や英語力以外にも、人柄など厳しい採用基準をクリアした人材のみを採用。採用後も研修やオブザーブでレッスンの品質管理をしている。
独自の教授法「ELICITメソッド」を採用し、日本人が弱いとされる「自ら発信する力」を引き出すことで、英語習得と同時にコミュニケーション力の向上を目指す。
幅広い研修スタイルをそろえているのも魅力。社内で行う「講師派遣形式・常駐型研修」「講師派遣形式・出張型研修」をはじめ、社外でのレッスンとなる「通学研修」「オンライン研修」「海外滞在型研修」のほか、短期集中型のパーソナルトレーニングコース、レベルにあわせた英会話コースなども用意している。
- 料金:要問い合わせ
Gaba(株式会社GABA)
(出所:Gaba公式Webサイト)
3,400社以上の企業から選ばれた英語研修サービス。サービスは大きく分けて2タイプを用意。企業が主体となって社員に研修機会を設定し、「通学」「講師派遣」「スクール設置」など、多彩な受講タイプを提供する「社員研修型」と、企業の費用負担なく、社員が法人会員価格で通学できる「自己啓発支援型」をそろえている。たとえば、「ミーティングやプレゼンなどに必要な英語力を強化したい」なら、カスタマイズできる通学型マンツーマンレッスンというように、企業ごとの課題やビジネス計画などにあわせて、きめ細やかで効果的な研修プランを提案する。
マンツーマンレッスンや講師の質に定評があり、社員個人が通学していたことを契機に導入を決めた企業や、研修を受けた社員が自費で継続するといった事例も。
- 料金:要問い合わせ
アルク(株式会社アルクエデュケーション)
(出所:アルク公式Webサイト)
語学専門出版社としての強みを活かしたコンテンツ開発力と、研修プログラム導入実績3,800社以上の豊富な導入実績を持つ英語研修サービス。
法人向け英語研修や、eラーニング、マネジメント研修、語学留学などの多様なサービスの提供により、グローバルな人材育成をアルクグループの総合力でサポートする。
独自の教務哲学「アルクエデュケーションアプローチ」により、一時的な知識の詰め込みではなく、自律学習者へと導く指導が特徴。営業、プログラム企画開発、講師陣の専門チームが連携し、質の高い研修を実現している。
- 料金:要問い合わせ
ベルリッツ(ベルリッツ・ジャパン株式会社)
(出所:ベルリッツ公式Webサイト)
国内5,500社以上、世界20,000社以上の導入企業・団体実績を持つ、英語研修サービス。
企業が抱えるグローバル化に伴う様々な課題に対し、アセスメントからビジネス会話・コミュニケーション・異文化などをワンストップで提供。各企業・部門ごとに異なる「グローバル人材」の考え方や研修を検討する背景、実施施策についてヒアリングしながら、プログラムのカスタマイズが可能だ。
教師は、ベルリッツ認定プログラムを修了したプロフェッショナル集団。レベルや目的にあわせて単語・文法やテクニックを使い分け、初心者から上級者まで、満足度の高いレッスンの提供を実現する。
- 料金:要問い合わせ
イーオン(株式会社イーオン)
(出所:イーオン公式Webサイト)
全国4,000社以上の豊富な実績を誇る、法人向け英語研修プログラム。企業ごとに異なる人材育成のニーズを丁寧にヒアリングし、「スクール通学」「教師派遣」「自己啓発支援プログラム」「オンライン」「自宅学習オンラインツール」のなかから、効果的な研修プランを提案。たとえば、社員の多い本社は「講師派遣」、営業所では「スクール通学」を併用するプログラムを組むなど、柔軟な対応も可能だ。全国に250校のネットワークを有し、外国人・日本人講師の双方が在籍するからこそ、幅広い選択肢を提供できるのが強み。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの法人向け英語研修サービス(企業向け研修に強み)
Bizmates(ビズメイツ株式会社)
(出所:Bizmates公式Webサイト)
企業の課題・目的に最適な提案をする、ビジネス特化型の英語研修サービス。導入実績は、大手からベンチャーまで1,300社以上。企業のニーズにあうビジネススキルが学べる豊富なカリキュラムと研修形態を用意している。
会議や電話応対などの「業務別」、メーカーや商社などの「業界別」、5つのランクから選べる「英語レベル別」、新入社員や経営幹部まで求められるスキルにあわせた「職位別」といったカスタマイズカリキュラムと、マンツーマンレッスン・グループレッスン・2~3日間短期集中講座・海外研修の4つの研修形態を掛け合わせたレッスンのほか、要望に応じてオーダーメイドの教材開発も行う。
トレーナー全員がビジネス経験者だからこそ、「同僚」「クライアント」に見立てた実践的なロールプレイにも対応。レッスンごとに業種・職種にぴったりのトレーナーを選択することで、英語力向上を図れる。
- 料金:月額13,500円/名(法人契約プラン(毎日1レッスンプラン)の場合)
※最低契約人数1名、最低契約期間3カ月
ブレインウッズ(ブレインウッズ株式会社)
(出所:ブレインウッズ公式Webサイト)
翻訳・通訳会社が提供する英語研修サービス。ビジネスから学術研究まで、コミュニケーション上の即戦力を身につけることで、企業・組織のグローバル化をサポート。
レッスンを通して、グローバル人材育成において必須の「ビジネス英語力」と、現場で役立つ「ビジネススキル」、仕事を円滑に進めるための「異文化理解力」を強化。既定のレッスンだけではなく、業界や受講者の職種にあわせた内容にカスタマイズすることで、ビジネスに役立つ英語力の向上を目指す。
「英語を使う場面が特殊なため、一般的なテキストでは学べない」「専門知識はあるが、それを伝える力が欲しい」といった声に応えるため、翻訳会社の強みを活かし、普段使用している資料・メールを教材として活用。仕事に直結するレッスンや教材により、受講モチベーションが高まり、業務に活きる英語が学べる。
- 料金:28,000円(税込)〜/5名まで(1レッスン(60分)、全12回)(「商談・交渉レッスン」の場合)
※オンラインでも講師派遣でも同一価格
WiLLies English(合同会社 WiLLies English ウィリーズ英語塾)
(出所:WiLLies English公式Webサイト)
ただの英会話レッスンではない、成功するための仕組みとトレーニングを提供する法人向けビジネス英語研修サービス。
毎回宿題があり、レッスンではシャドーイングや英訳トレーニングなどを繰り返し実施。参加者はレッスン参加率90%以上、もしくは研修の開始前後にVersant受講をコミットするなど、一般的な英会話レッスンよりハードではあるものの、固定担任制とノルマの具現化により高い継続率を実現している。
「習っただけ」「楽しいだけ」のレッスンではなく、知識の定着までサポートすることで、ビジネスで求められるレベルへの到達を目指す。
- 料金:月額3,000円~(週1回・1回25分の場合)
※教材費用は別途
リンゲージ(Zenken株式会社)
(出所:リンゲージ公式Webサイト)
法人向け語学研修に50年特化し、1,000社以上の企業から選ばれてきた英語研修サービスのエキスパート。少人数のレッスンから、全国の営業所を対象とする多人数まで柔軟な対応を実現。企業ごとの課題にあわせ、社員の英語力強化はもちろん、即戦力育成、グローバル化まで見据えてカリキュラムを提案。パートナーとして伴走し、ビジネスを加速させる。
対面もしくはオンライン型の講師レッスン、Eラーニング、海外研修まで多彩な研修スタイルを用意。講師レッスンでは幅広いレベルをカバーし、EラーニングではTOEIC®対策も行える。目的や条件にあわせて、企業ごとにカスタマイズできるのも強みだ。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの法人向け英語研修サービス(オンラインに特化)
PROGOS(株式会社プロゴス)
(出所:PROGOS公式Webサイト)
法人向けグローバルリーダー育成・研修サービス。グローバルリーダーに求められるスキルを世界標準の指標で測定することで、到達すべきゴールとのギャップを明確化し、ゴールに到達するための人材育成計画を策定。計画達成のために、フィードバック、カウンセリング、モチベーション維持などの仕組みを用い、必要なスキルの習得・定着をサポートする。
具体的には、企業のグローバル化の第一歩として、従業員の英語力の現状を把握するための「英語スピーキングテスト PROGOS[自動採点版]」、英会話力をコストパフォーマンス高く向上させるための「レアジョブ英会話 ビジネス英会話コース」など、英語力やグローバルビジネススキル習得のためのトレーニングや、人材のグローバル化に向けた仕組み構築を提供している。
- 料金:月額11,800円/名(レアジョブ英会話 ビジネス英会話コース 毎日25分プランの場合)、500円/回(英語スピーキングテスト PROGOS[自動採点版])
オンライン英会話ネイティブキャンプ 法人向けサービス(株式会社ネイティブキャンプ)
(出所:オンライン英会話ネイティブキャンプ 法人向けサービス公式Webサイト)
いつでもどこでもオンラインでマンツーマンレッスンが受講できる、法人向けビジネス英語研修サービス。AIによるスピーキングテストにより、流暢さ、語彙力、文法、発音の4つの観点から総合的にレベル判定を行い、最適な学習方法を提案。定期的にテストを受けることで、成長度合いや課題の把握にも役立つ。
回数無制限で思い立った時に受講可能な「今すぐレッスン」を用意し、様々な職歴を持つ世界130カ国以上の講師陣が英語学習をサポート。そのほか、通常の4倍の速度でビジネス英語を習得できるとされる独自の「カランメソッド」、様々な目的やレベルに対応した14,000以上の教材、AIを駆使した英語学習アプリなど、英語力底上げに寄与する様々なサービスや取り組みを導入している。
- 料金:月額6,800 円(スタンダードプランの場合)
※最低契約期間3カ月、5名~利用可能
おすすめの法人向け英語研修サービス(ライティング力向上やTOEIC®対策に強み)
【企業向け】ビジネス英語研修│TOEIC®研修(株式会社Z会)
(出所:【企業向け】ビジネス英語研修│TOEIC®研修公式Webサイト)
Z会のビジネス英語研修サービス。丁寧な学習サポートと、AIによる受講者にあわせた学習プログラムで、継続的な学習と英語スキル向上を実現する。
目標スコア400~990対応の「TOEIC®L&Rテスト対策講座」や、読む・書く・聞く・話すの英語4技能を磨く「ビジネス英語力向上講座」を用意。リーディング・ライティングの実践的な演習問題・講義動画はもちろん、発話練習やオンライン英会話などアウトプットも充実している。講座によってはライティングの添削指導もあり、効率的に現場で使える英語力が身につく。
研修担当者向けの学習管理システム(LMS)や、受講社員への継続学習のフォローなど、法人契約ならではの手厚いサポートも。
- 料金:要問い合わせ
ベストティーチャー(株式会社ベストティーチャー)
(出所:ベストティーチャー公式Webサイト)
アウトプット力向上に対し、「書く」&「話す」のセット学習を重視する企業向け英語研修サービス。オンラインでの英会話トレーニングを通し、スピーキングはもちろん、ライティングスキルの上達につなげられる。受講回数は無制限で、24時間利用が可能。多様な生活スタイルに対応でき、無理のない英語学習の継続に有用だ。
話したいことを書いた後、外国人講師が添削。その内容をオンライン上にてマンツーマンで話すスタイルにより、正確な英語力の習得を目指す。実際のビジネスの現場を想定し、商品紹介や上司への報告、グラフの説明など、社内外のシーンで役立つトピックを約1,000題用意。実践的な英語力の養成に貢献する。
日経LissNコースでは、日本経済新聞社が運営する英語学習アプリ「LissN」にて配信されている記事を、祝日を含む月~金曜日に1日1本読むことができる。
- 料金:月額13,500円(税込)(日経LissNコースの場合)
Cooori(株式会社コーリジャパン)
(出所:Cooori公式Webサイト)
AIと脳科学を採用した法人向けオンライン英語研修システム。語学学習用に開発された独自AI 「3O(スリーオー)」が、受講者ごとの弱点を克服するために学習内容をパーソナライズ。診断テストの結果や解答パターンを分析し、レベルにあった問題を忘れそうになる前のタイミングで出題する。適度な難易度で出題されるため、効率的な学習に役立つ。
英語学習へのモチベーションを維持できるよう、アドバイザーチームが進捗状況を確認。定期的に応援メールを送るほか、語彙、英文法、英語学習方法などの様々な質問や相談にも対応する。
コンテンツはすべてオリジナル。博士号を持つ大学教授や TOEIC® L&R 対策に精通したプロフェッショナルが作成している。
- 料金:要問い合わせ
おすすめの法人向け英語研修サービス(マンツーマンレッスンに強み)
トライズ(トライオン株式会社)
(出所:トライズ公式Webサイト)
短期間で英語を集中的に学習する英語コーチングプログラム。
メインコースの英語コーチング本科では、「海外の学会で発表したい」「会議で外国人と議論をしたい」など、個別の目標にあわせてプログラム内容をカスタマイズ。専属コンサルタントのサポートのもと、1日3時間(1年で1,000時間)の英語学習を実施。専属ネイティブコーチによる週3のレッスンに加えて、受け放題のフリートーク・グループレッスンも提供する。
1カ月以内に退会した場合、無条件で全額返金に対応するほか、英会話試験で規定スコアに到達できなかった場合、最大1カ月レッスンを延長できる「無料延長保証」など、成果に自信があるからこその保証制度が充実している。
- 料金:月額24,300円(税込)〜(英語コーチング本科・12カ月プランの場合)
RIZAP ENGLISH(RIZAP ENGLISH株式会社)
(出所:RIZAP ENGLISH公式Webサイト)
最短3カ月で英語でも成果が出せる人財にコミットする、法人向け英語トレーニング。
英会話力の飛躍的な上達のために、「6STEPS」「クイックレスポンス」「実践スピーキング」のトレーニングを行い、英語を英語のまま理解できる「英語脳」へとスイッチ。「知っている」から「使える」英語の習得を最短で目指す。日本人トレーナーによる学習プランニング設計やメールでの学習サポートなど、きめ細かなマンツーマン指導が強み。
店舗は基本的に7~23時営業で、いずれも最寄り駅から徒歩5分程度の好立地。店舗とオンラインのハイブリッド受講や、スケジュール管理ができるスマホアプリなど、忙しくても継続しやすい環境が整っている。
- 料金:39万8,000円(英会話コース・16回の場合)、入会金50,000円
おすすめの法人向け英語研修サービス(アプリ活用に強み)
スタディサプリENGLISH(株式会社リクルート)
(出所:スタディサプリENGLISH公式Webサイト)
実践的かつ本格的な英語をアプリで効率よく学習できる、1回3分からの「やりたくなる」英語研修サービス。人気の「TOEIC® L&R TEST対策」のほか、「ビジネス英語コース」「新日常英会話コース」など、定評のある「スタディサプリENGLISH」のコンテンツが法人契約によりお得に。
法人ならではの機能やサービスとして、社員の学習状況を一覧で管理する管理画面(LMS)が無料で利用可能に。アプリ学習のため、研修日程・場所の調整などが不要になることで、担当者の負担も軽減する。一般的な英語研修と比べて低コストのため、より多くの従業員への導入に役立つ。
- 料金:年額23,760円/名(TOEIC® L&R TEST対策コース・ベーシックプラン・12カ月パックの場合)
POLYGLOTS(株式会社ポリグロッツ)
(出所:POLYGLOTS公式Webサイト)
AIアプリ×プロ講師で、成果を出す英語研修サービス。200万人が利用する、同社オリジナルのAI英語学習アプリ「レシピー」を活用し、英語学習の質を高める。
AIによって個別最適化されたカリキュラムは、6技能すべてを網羅。シャドーイング学習やAI音声チェック機能により、独学が難しいアウトプット学習にも対応する。日英バイリンガル講師によるオンラインレッスンは、第二言語習得理論に基づいた完全オリジナル教材に沿って、インプット→アウトプット→フィードバックを循環。選び抜かれた専属トレーナーが受講者への継続的な学習フォローを行い、二人三脚で英語学習の完走を指す。
- 料金:12万4,900円〜(パーソナルトレーナープラン・3カ月の場合)
まとめ
英語力の強化やグローバル人材の育成に貢献する、法人向け英語研修サービスを紹介しました。サービスの導入により、企業ごとに最適なカリキュラムの構築や、グローバルスキル・ビジネススキルの同時習得のほか、社内グローバル化の仕組み作り、従業員のモチベーション維持といったメリットも期待できます。
以下、要点(よくある質問)をまとめましたので、参考にしてください。
法人向け英語研修サービスの種類は?
研修の目的に応じて、いくつかの種類に分類できます。自社にあったサービスを選ぶ際は、下記のタイプから絞り込んで、検討していくとスムーズです。
- 研修プランの提案に強みを持つタイプ
1-1.実績が豊富
1-2.企業向け研修に強み - オンラインに特化したタイプ
- ライティング力向上やTOEIC®対策に強みを持つタイプ
- マンツーマンレッスンに強みを持つタイプ
- アプリ活用に強みを持つタイプ
法人向け英語研修サービスの比較ポイントは?
自社のビジネスプランや導入目的、予算なども踏まえ、以下のポイントに沿って比較しましょう。
- プログラム・教材の専門性
- 継続率向上の仕組みの充実度
- 効果測定のしやすさ