面接代行サービス比較10選。タイプ別の選び方

面接代行サービス比較10選。タイプ別の選び方

最終更新⽇:2023-11-21

採用面接に関する業務をアウトソーシングすることで、業務負担を減らしたい人事・採用担当の方へ。面接代行サービスの内容、料金例、タイプ別の選び方、おすすめの面接代行サービスなどをご紹介します。

面接代行サービスとは?

面接代行サービスとは、企業の人事担当者に代わって外部の面接担当者が対面・オンラインでの採用面接を行うサービスのことです。

面接代行は、採用アウトソーシング(RPO)の一部であり、採用業務の中でも面接に特化したサービスです。採用アウトソーシングの対象となる採用業務は以下の5つのフェーズに分かれおり、本記事では「④面接選考」の業務を代行するサービスについて解説します。

フェーズ 主な業務内容
①採用計画・採用戦略
  • 要員計画の作成
  • 人材要件の設定
  • 採用チームの構成
②募集活動
  • 候補者集め
  • 募集方法の選定/実施
  • 求人情報の作成
③応募受付・書類選考
  • 採用目標人数や評価基準の設定
  • 応募者の書類選考
④面接選考
  • 面接日程の調整
  • 面接対応
  • 面接の結果通知
⑤入社前後対応
  • 内定者へのフォロー
  • 入社意向の向上施策
  • 入社書類の作成
  • 採用プロセスの見直し

面接代行サービスの利用目的

面接代行サービスを利用する主な目的は、「業務効率化」と「面接品質の向上」の2つに大別できます。たとえば、大量採用のタイミングで代行サービスを利用することで、書類選考や一次面接のスクリーニングを効率化し、人事担当者の負担を減らすことができます。

人事・面接のプロフェッショナルに代行を依頼すれば、応募者のスキルの見極めや、内定承諾率の向上といった効果も期待できます。「RPO(株式会社プロジェクトHRソリューションズ)」のように、テクノロジー領域のエンジニアのように専門性の高い人材のスキル見極めに強みを持つ代行サービスも。

また、人事担当者向けの面接トレーニングや、採用計画の改善提案によって、採用業務の品質向上・クライアントの自走化を目指す「採用アウトソーシング(株式会社人材研究所)」のようなサービスもあります。

面接代行サービスの面談内容

面接代行サービスを利用する場合、事前のヒアリングや打ち合わせをもとに質問事項や選考基準を決めていきます。たとえば「Job適-面接代行」は、約2時間半かけて「採用する職務」や「重要視する能力」などをヒアリングします。「Interview(株式会社プロジェクトHRソリューションズ)」のように、「模擬面接対応」で実際の面接内容をチェックできるサービスも。

採用面接は応募者が企業について知る場でもあります。自社の魅力が伝わる面談内容となるよう、綿密な打ち合わせに対応してくれる代行会社を選ぶようにしましょう。

面接代行サービス依頼時の注意点

採用面接をアウトソーシングすると、「応募者に自社の魅力を伝えきれない」「具体的な業務内容を説明できない」といったリスクがあります。これらのリスクを解消するために、「代行会社がヒアリングと打ち合わせにどのくらいリソースをかけてくれるか」「自社の業界についての知識を持っているか」といったポイントをチェックする必要があるでしょう。

また、厚生労働省の定める「公正な採用選考」を実施するためのトレーニングが施されているかについても、注意しなければいけません。

面接代行サービスに依頼できること

面接代行サービスでは、面接に関する採用業務を外部の面接官が企業の代わりに実施します。

具体的には以下の業務を依頼することができます。

面接日程の調整 応募者や仲介のエージェントと面接日程を調整。面接代行サービスを利用することで人的リソースが増えますので、応募者との日程調整がつきやすくなります。
面接の実施 企業の代わりに応募者との面接を実施します。プロの面接官が代行するので、事前にヒアリングした採用基準を基に応募者の経験や人間性などを引き出すことができます。また、応募者のスキルを推し量るため、専門知識を持った面接官をアサインできるサービスも。
評価レポートの作成 応募者の性格や経験、経歴をヒアリングした内容をレポートにまとめます。適正や能力を5段階評価で見える化するサービスもあります。
スクリーニング 面接の合否を判定し、結果を採用担当者に共有します。応募書類をもとにした一次スクリーニングに対応しているサービスも。
応募者・エージェントへの
合否連絡
各選考過程の合否管理をして、応募者または仲介するエージェントに面接の合否を連絡します。

これらの業務をアウトソーシングすることにより、採用担当は採用戦略の計画や要員計画などの企画業務や応募者の選考に注力できるようになります。また、サービスの中には面接代行だけでなく、採用活動全般(①〜⑤のフェーズすべて)を代行できるサービスもあります。

面接代行サービスの料金の例

面接代行サービスの料金相場は、代行する領域や面接方法、サービス提供企業によって異なります。多くのサービスでは、事前に企業の課題をヒアリングしたうえで、オーダーメイドのプランを提案しています。

たとえば、「RPO(株式会社プロジェクトHRソリューションズ)」や「採用代行(RPO)・採用アウトソーシング(株式会社ONE)」のように、採用業務全般を代行するサービスは、月額20~30万円が相場です。

また、面接代行に特化したサービスは時間や面接人数に応じた料金プランとなっています。たとえば、「採用面接代行(株式会社リーガルブライト)」は30分あたり6,000円 + 出張費用15,000円(面接会場が東京都以外の場合)という料金プランです。

面接代行サービスのタイプと選び方

面接代行サービスは対応する業務範囲により、主に3つのタイプに分けられます。ここでは面接代行サービスのタイプ別の特徴や選び方についてご紹介します。

(1)採用業務の代行に対応したタイプ

採用計画・採用戦略や募集活動、応募受付・書類選考、面接選考、入社前後対応など、面接以外の採用業務も代行できるタイプです。代行できる業務範囲はサービスによって異なります。

たとえば、「RPO(株式会社プロジェクトHRソリューションズ)」では、企画業務からルーティン業務まで幅広い領域での支援が可能。採用広報も請け負うことができます。

「採用代行(株式会社ネオキャリア)」では、内定意思の確認や入社書類の準備など内定者に対するフォローにも対応。入社動機を高めることで、内定辞退の防止といった効果が見込めます。更に「採用代行・アウトソーシング(株式会社トライアンフ)」では、内定者・新人研修の代行まで担うことができます。

(2)面接代行に特化したタイプ

面接に関連する業務の代行に特化したタイプです。面接業務代行による負荷軽減はもちろん、質の高い面接を実施することで、内定承諾率向上や適切な人材選定といった効果が期待できます。

たとえば、「Interview(株式会社プロジェクトHRソリューションズ)」では、個々の応募者を惹きつけるように最適化された面接を実施。実際の面接対応を確認するための、「模擬面接対応」を提供しています。

また、「採用面接代行(株式会社リーガルブライト)」のように、自社の採用担当のレベルアップにつながるようなトレーニングを提供するサービスも。

いずれのサービスも面接後に評価シートを作成するため、採用担当者が同席しなくても、応募者の人物像やポジションにマッチしているのか否かを確認できます。

(3)オンライン面接代行に特化したタイプ

オンライン面接に特化したタイプなら、「面接の映像データを後でチェックしたい」、「大量採用における一次面接をオンライン化したい」、といったニーズに応えられます。

また、オンライン面接であれば面接会場までの移動や面接会場のセッティングなどが不要になるため、応募者との日程調整しやすいうえ、コストを抑えられるというメリットも。たとえば「FaceView 」は中途・アルバイト・パート採用に特化したオンライン面接代行サービスで、エリア・店舗ごとの採用基準の均一化や採用単価のコストカットといった課題に応えます。

おすすめの面接代行サービス(採用業務の代行)

面接以外の採用業務も代行できるおすすめのサービスをご紹介します。

RPO(株式会社プロジェクトHRソリューションズ)

RPO公式Webサイト

(出所:RPO公式Webサイト)

月額20万円からで、予算と課題に応じてカスタマイズしたサービスを提供する採用代行サービス。採用活動における戦略立案から日時調整や面接などの実業務の代行まで、一気通貫での支援に対応している。
これまで上場企業からスタートアップ企業まで、様々な規模の企業への支援実績がある。テクノロジー領域専門のコンサルタントがいるため、エンジニア、データサイエンティスト、デジタルマーケターなどのテクノロジー領域の専門職種の採用代行に強みを持ち、大手リサーチ会社、ITベンダー、ネット広告代理店、SIerなどITやデジタルマーケティング領域の企業から評価を得ている。

  • 料金:月額20万円~ ※詳細は要問い合わせ

詳細はこちら

採用代行(株式会社ネオキャリア)

採用代行(株式会社ネオキャリア)公式Webサイト

(出所:採用代行公式Webサイト)

採用計画・戦略の立案から内定後のフォローまで支援が可能な採用代行サービス。採用支援実績は年間で10,000社を超える。拠点が5カ所、稼働可能席数が700席以上あるため、多くの案件を代行できる。拠点が分かれていることで災害時の対応に強く、複数拠点間での案件シェアも可能だ。
近年リモートワークでオペレーターを雇う企業も多い中、一定のセキュリティ基準をクリアしたセンターにて、熟練度の高いオペレーターが対応。独自の教育制度によって品質の向上に努めている。
また、「応募受付対応サービス」や「ダイレクトリクルーティング代行サービス」「入社手続き代行サービス」など、代行業務の範囲のカスタマイズにも対応。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

採用代行・アウトソーシング(株式会社トライアンフ)

採用アウトソーシング公式Webサイト

(出所:採用代行・アウトソーシング公式Webサイト)

採用支援実績800社、契約リピート率90%以上という実績を持つ採用アウト代行サービス。採用計画の立案から採用活動終了後のフォローまでカバーしており、メーカー、サービス業、金融、公社・官庁など幅広い業種での支援実績あり。新卒採用と中途採用の両方に対応。
サービスの提供方法は、採用担当を採用チームに派遣する「常駐型」と遠隔で採用業務を支援する「リモート型」の2タイプ。「常駐型」ではスタッフが企業の人事担当として働くため面接や内定交渉だけでなく、煩雑な社内調整にも対応可能。「リモート型」は「常駐型」よりも比較的安価にサービス提供ができることと、柔軟にリソース調整ができることが強み。
事前にすり合わせをしたうえで選考基準に沿って採用面接を実施。面接官向けの研修を提供している。更に面接のファシリテーション、選考評価、面接官へのフィードバックなども対応可能。

  • 料金:要問い合わせ

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採用アウトソーシング(株式会社人材研究所)

採用アウトソーシング公式Webサイト 株式会社人材研究所

(出所:採用アウトソーシング公式Webサイト)

一時的な外部採用チームとして、採用戦略の設計から選考状況のフィードバックまで、採用業務全般を代行するサービス。採用プロジェクトのマネジメント、説明会・面接代行、リクルーター活動の代行、内定者研修などがアウトソーシングできる。
はじめに企業にヒアリングを行って、採用課題を特定したうえで採用戦略を設計。その後、応募対応、説明会の企画、書類選考、面接対応、応募者や人材紹介会社とのコミュニケーションといった一連の採用業務を代行する。また、選考状況の報告や採用プロセスの改善提案といったプロジェクト管理業務も代行可能だ。採用担当者への面接のトレーニングも提供しており、クライアントの自走を最終ゴールとしている。

  • 料金:要問い合わせ

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採用代行(株式会社アールナイン)

面接代行サービス公式Webサイト

(出所:採用代行公式Webサイト)

年間30,000件以上の採用実務を持つプロフェッショナルが人事担当に変わって採用実務を代行。面接対応と評価シートの作成までに標準で対応している。オプションとして、面接日程の調整や合否判定、応募者への合否連絡といったバックオフィス業務の代行も依頼できる。
人材業界や企業人事経験者、キャリアコンサルタント有資格者が面接を実施する。企業の採用要件に合った人材を見極めることに加え、自社の強みをわかりやすく伝えることで応募者の志望意欲を醸成。母集団形成から面接代行、内定・入社フォロー、内定辞退者や離職者の調査、1on1代行まで、採用業務のほぼすべてを任せられるため、採用担当者のいない企業でも心強い。

  • 料金:月額30万円〜(固定型プランの場合)

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採用代行(RPO)・採用アウトソーシング(株式会社ONE)

採用代行(RPO)・採用アウトソーシング公式Webサイト

(出所:採用代行(RPO)・採用アウトソーシング公式Webサイト)

採用計画、応募者の募集、応募受付・選考、入社前の手続きまでの業務が代行できるサービス。面接業務は日程調整から一次面接の実施まで対応しており、二次面接や合否の判断は企業側で行う必要がある。
求人広告業界や採用コンサルタント、企業人事出身などのスタッフで構成され、多種多様な業種・職種のサポートができる。求人広告代理店、Web制作会社、Indeed代理店などと協業し、最適なプランを提供。中途採用、新卒採用、アルバイト・パート採用に対応している。
オーダーメイド型のため、必要な業務のみ選択して依頼することも可能。採用サイトやブログの運営、Indeedの運用代行、面接・説明会会場の手配などといった業務の代行に対応する。

  • 料金:月額30万円(一次面接代行パックの場合)

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おすすめの面接代行サービス(面接に特化)

面接に特化したおすすめの面接代行サービスをご紹介します。

Interview(株式会社プロジェクトHRソリューションズ)

Interview公式Webサイト

(出所:Interview公式Webサイト)

新卒・中途・専門職種・アルバイトの採用に対応した、プロのリクルーターによる面接代行サービス。独自のリサーチにより、採用企業の市場や業務を深く理解したうえで採用面接を代行する。面接選考前には模擬面接を複数回実施し、質問内容や候補者を見極めるポイントを事前に精査できる。
また、面接後はアンケートの実施・回収および選考フローの最適化・候補者へのクロージング支援まで対応。定量指標をもとにした月次レポートを作成し、選考状況を可視化する。応募者の特性に最適化された情報訴求を行って意欲醸成に貢献するため、内定承諾率の向上が課題となっている企業におすすめだ。

  • 料金:要問い合わせ

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採用面接代行(株式会社リーガルブライト)

採用面接代行公式Webサイト

(出所:採用面接代行公式Webサイト)

対面とオンラインの両方に対応した採用面接代行サービス。採用担当者の代わりとなる面接官を派遣し、面接後の応募者の評価までを担当。一般企業から官公庁まで様々な業種での支援実績を持つ。
履歴書やエントリーシートのスクリーニング、採用HP・パンフレットの制作など、面接以外の採用業務の支援にも対応。人手が足りない繁忙期に、スポットで人事全般の業務支援を依頼することができる。
更に、採用担当や面接官の面接スキル向上のためのトレーニングや、採用に関するコンサルティングなどにも対応。

  • 料金:6,000円/30分+日当15,000円(東京都以外に面接官を派遣した場合)

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おすすめの面接代行サービス(オンライン面接に特化)

オンライン面接に特化した面接代行サービスをご紹介します。

Job適-面接代行(株式会社ジィ・ディー・エル)

Job適-面接代行公式Webサイト

(出所:Job適-面接代行公式Webサイト)

GDL公認アセッサー(評価者)がZoomでオンライン面接を代行するサービス。面接の前にアセッサーが「採用する職務」や「重要視する能力」などを約2時間半かけて採用担当者からヒアリングするので、応募者が職務にマッチしているのか、十分な能力・経験があるかを的確に評価できる。採用面接後には、応募者毎のアセスメントレポートを納品。レポートには応募者が職務に適合しているか否かに加えて、「主体性」「達成志向」「決断力」「ストレス対応・自己管理」などといった項目の5段階評価が記載されている。
面接対象者の能力がわかりやすく見える化されるため、新卒や中途採用だけでなく、「管理職や役員の登用の判断」などといった社内人事にも活用できる。

  • 料金:18万円/面接者(基本料金の場合)

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Faceview(株式会社エスプールリンク)

Faceview公式Webサイト

(出所:Faceview公式Webサイト)

中途・アルバイト・パートの採用に特化したWeb面接代行サービス。専門のオペレーターが応募者との日程調整から採用面接の実施までを代行する。採用担当者は面接録画データとレポートをチェックして採用可否を判断できるようになるので、面接日程の調整などの工数が不要に。面接日程の調整がつきやすくなるため、機会損失の回避や応募から合否までのリードタイム短縮につながる。
企業に応じてオーダーメイドで代行業務を設計できるため、自社の採用フローに沿った運用ができるのもポイント。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

まとめ

採用計画の立案からはじまり、募集活動や書類選考、採用面接、内定者フォローなど、採用業務は広範かつ煩雑なもの。その中でも採用面接は、応募者と日程を調整したり、面接のための時間を確保したりと、負荷の大きい工程です。

面接代行サービスを利用することで、面接前の日程調整や面接自体にかかる時間と手間が削減できるので、ほかの採用業務に注力できるようになります。面接日程が早まることで合否連絡をより早く受け取れるという、応募者にとっての利点もあります。

また、面接のプロに代行を依頼することで、「応募者のスキルの見極め」「最終面接の辞退率低下」といった効果も期待できるでしょう。今の採用業務で抱えている課題の早期解決につなげるため、面接代行サービスの利用を検討してみてください。

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