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民泊運営代行15選。費用や委託できること、おすすめ業者を紹介

最終更新⽇:2025-02-26

民泊運営代行15選。費用や委託できること、おすすめ業者を紹介

民泊運営に伴う問い合わせや清掃業務などを効率化し、業務負担を軽減したい方へ。トラブル対応や稼働率向上に役立つ民泊運営代行サービスの概要やメリット、委託内容、代行タイプと選び方、費用感とあわせて、おすすめのサービスを紹介します。

民泊運営代行とは?

民泊運営代行とは、民泊のオーナーや管理会社からの委託を受けて、民泊運営に関わる様々な業務を代行する専門サービスです。

予約管理からチェックイン・アウトの手続き、清掃・点検、ゲストとのコミュニケーションまで、包括的にサポート。世界中の旅行者と民泊をつなぐマッチングサービス「Airbnb(エアビーアンドビー)」、世界最大の宿泊予約サイト「Booking.com」をはじめ、各種OTA(オンライン旅行会社)への掲載など、集客・収益率アップにつながる運用も依頼できます。

一連の業務をワンストップで委託できる代行や、必要な業務だけ部分的なサポートを行うサービスがあり、状況に応じて柔軟な依頼が可能です。

「多言語対応で海外からの旅行客とコミュニケーションをとる」「設備の破損といったトラブルに迅速に対応する」など、きめ細かなサービスで快適な民泊運営をサポート。専門知識や技術を備えたプロのスタッフが、近隣住民からの騒音やトラブル、行政指導などにも適切に対応します。オーナーは手間も負担もかけずに、効率的な運営と収益向上を実現可能です。

中にはインテリアコーディネートやリノベーションなど、内装・設備の準備を行う代行も。民泊運営をスタートしたい方や、空き物件(空き家)の稼働率向上、宿泊施設としての有効活用を図りたい方にもおすすめです。

民泊運営代行のメリット

専門会社に民泊運営を委託することで、「負担軽減」「収益強化」「顧客満足度向上」といったメリットが期待できます。

1.業務負担の軽減

代行を利用する最大のメリットです。予約管理、清掃、ゲスト対応、チェックイン・アウトの手続きといった煩雑な業務を請け負うことで、オーナーの負担を大幅に軽減。後述する「業務代行に強みを持つタイプ」の会社に依頼すれば、部分的〜あらゆる業務をプロの手に一任できます。

2.専門知識による収益強化

プロに依頼することで、集客施策、価格設定など、専門的な知識を活かした運営が実現。データ分析やSEO対策、多言語対応などを活用し、高稼働率・高単価の運営が期待できます。

住宅宿泊事業法や地域の規制などにも詳しいため、法律の知識に自信がないオーナーでも、法に触れるリスクを軽減して運用可能。民泊新法により定められた「180日ルール」を法的にクリアしながら収益を上げるために、価格調整や、賃貸物件の獲得を行うサービスもあります。

民泊運営代行は、ほかの民泊施設との差別化を図りたい方にもおすすめ。各代行業者には、それぞれ内装デザイン、ITシステム、多言語対応といった強みがあり、ニーズに応じたサービスを選ぶことで個性的な民泊を演出できます。

3.ゲスト満足度の向上

多くの代行業者では、設備の故障や近隣住民からの苦情といったトラブルに24時間365日対応。加えて質の高い清掃や、スムーズなゲスト対応により、宿泊者の満足度向上に貢献します。上質な宿泊体験は高評価のレビュー獲得、口コミによる集客増加、リピーターの確保につながり、安定した収益基盤の構築が期待できます。

民泊運営代行に委託できること

代行によって違いはありますが、民泊運営代行は「運営開始前」「開始後」それぞれの場面で様々なサポートを行なっています。各シーンでの主なサービス(委託できる内容)を以下にまとめました。

1.民泊運営開始前のサポート

物件選定・法規制対応
  • 民泊に適したエリア・物件の紹介・市場調査
  • 収支シミュレーションの提供
  • 住宅宿泊事業法・旅館業法などの許可申請サポート
内装・設備の準備
  • ターゲットに合わせたリノベーション
  • インテリアコーディネート(小物のみなどもあり)
  • 消防設備や生活必需品の選定
リスティング準備・集客対策
  • 運営プランのコンサルティング(オプションの場合も)
  • 物件写真撮影・多言語対応のリスティングページ作成
  • Airbnb、Booking.comなど各種OTAへの登録とSEO対策
マニュアル・ゲスト向け情報
  • 多言語によるチェックインガイド、ハウスルール、アクセス・周辺マップの作成

2.民泊運営開始後のサポート

予約管理・価格調整
  • 予約スケジュールの一元管理
  • 市場分析に基づいたダイナミックプライシング
ゲスト対応・トラブル対応
(多言語対応含む)
  • 24時間365日対応
  • チェックイン案内、本人確認
  • 電話、メール、チャットなどの問い合わせ対応
清掃・メンテナンス
  • 清掃・リネン交換、消耗品補充
  • 定期点検・修繕
収益管理・レビュー対応
  • 月次レポートの提供(売上・宿泊データ分析)
  • レビュー管理・返信対応

3.そのほかのサポート

追加サービス
  • Wi-Fi提供、コンシェルジュサービス
  • 鍵の受け渡し、緊急駆けつけ対応
オーナーの関与
  • 必要に応じて一部業務のみの委託も可能

民泊運営代行のタイプと選び方

民泊運営代行は、強みによって以下の2タイプ3種に大別できます。

(1)業務代行に強み

バックオフィス業務を中心に、あらゆる業務を代行するタイプ。顧客とのやりとりや各種手続きの代行、清掃管理、システムのセットアップ、アカウント管理など、技術的なスキルが求められる内容を依頼できます。できるだけコストを抑えて依頼したい、ルーティン化した実質的な業務を請け負ってほしい場合に適しています。

このタイプは更に、代行を依頼する範囲で2タイプに分けられます。一部の業務のみの代行も依頼できる「部分代行にも対応するタイプ」と、ワンストップでの代行に強みを持つ「完全代行に特化したタイプ」です。それぞれ解説します。

1-1)部分代行にも対応

業務単位で依頼できる部分代行から、ワンストップでサービスを請け負う完全代行まで依頼できるタイプ。必要な業務に絞って依頼できるため、よりコストを抑えて利用できます。

たとえば「オシエテ民泊サポート」では、「メッセージ代行プラン」と「完全代行プラン」の2プランを提供。前者では、日、英、中、韓のネイティブスタッフが、24時間365日体制でゲストからのチャットやメールに対応。自動翻訳を使用しないため、細かなニュアンスも意図通りに伝えられます。

「KASHA tokyo民泊マネジメントサービス」の部分代行メニューは、鍵の受け渡し、インテリアコーディネート、清掃など豊富。新たに民泊運営を始めるオーナー向けの民泊スタートアッププランもあり、何から始めるべきか迷っている場合におすすめです。

1-2)完全代行に特化

セットアップから運用代行まで、運営に必要な業務をワンストップで請け負うタイプ。必要な業務はオプションで追加することで、理想の代行形態が完成します。

「エアホスト」では、無人オペレーションを用いることで、高品質な民泊運営を低コストで実現。宿泊前・宿泊中のゲスト対応はもちろん、宿泊後のレビュー対応といったアフターフォローも依頼できます。主要OTAへのデフォルト掲載、AIによる価格の自動更新(ダイナミックプライシング)機能など、集客力・売上アップにつながるサポートも魅力です。

(2)収益改善に強み

通常業務の代行に加えて、収益改善のための施策も行うタイプ。SEO対策や販売施策の提案など、集客強化につながる提案・コンサルティングを希望している場合におすすめです。

「faminect」の場合、自社開発したAirbnbの市場調査システムと、複数物件の運用データを一元管理できるシステムにより、収益最大化に貢献。予約管理から8カ国語によるゲスト対応、清掃予約・消耗品管理まで、あらゆる業務と合わせて委託でき、オーナーの負担を最小限にとどめます。

「今ある不動産をどう活かすか?」をコンセプトにした「プレイズ」では、民泊やシェアハウスの再活用を提案してくれるため、現状の不動産価値を高めたいオーナーにも向いています。

民泊運営代行の費用

委託の際の料金体系およびおおよその相場とオプション例を、具体的なサービスに基づき説明します。

主な料金体系と相場

民泊運営代行サービスの一般的な料金体系として、「成果報酬型」「月額固定型」「複合型」が挙げられます。金額の目安とともに紹介します。

成果報酬型

売上に対し、一定の割合を手数料として支払う方式で、多くの代行業者が採用しています。売上の15~30%程度の手数料に加え、月に5〜10万円程度の清掃料が必要なパターンがほとんどです。

「PIPI HOSTING」の場合、「スタンダードプラン」では15%、緊急時のオンライン対応が加わる「プレミアムプラン」では20%を手数料として設定。清掃料が別途かかる一方、予約がない月は手数料不要です。

月額固定型

月額で固定の金額を支払う方式で、相場は完全代行で月額20,000円前後。成果報酬型のサービスよりもコストを抑えたい場合に適しています。売上が増えても費用は変わらないため、好立地物件や戸建、別荘民泊といった、高い収益が見込めそうな物件での利用にもおすすめです。

たとえば「民泊管理バンク」は、月額約20,000円から委託できるオーダーメイド型民泊運営代行サービス。「24時間の電話対応」「宿泊者名簿の作成・保管」といったメニューから、必要な業務だけを組み合わせて委託できるため、最低限のコストで質の高い運営が行えます。

同様に「プレイズ」でも、自分好みの運営を行いたいオーナーに向けた再委託型民泊管理代行サービスを提供。部分代行のため月額1,000円からと、格安での委託が可能です。

複合型

初期費用や基本料金をベースに、必要に応じて成果報酬やオプション料金を組み合わせる方式。初期費用はセットアップの内容によって変動し、月額料金は売上の20%前後といえます。

カソク株式会社のように、月額料金が変動する例も。見積もりが必要な初期費用に加え、月額料金として売り上げの20%が設定されています。

オプションの例

通常業務と組み合わせて利用できるオプションの例には、以下があります。費用はプランにもよるため、各社への問い合わせが必要です。

オプション名 内容
清掃代行 通常業務として組み込まれている場合も。プロによる清掃で、ハイクオリティな空間を演出
物件写真撮影 プロによる撮影で、宿泊したくなる民泊を演出。リスティング掲載にも利用可能
リスティングページ作成 Web検索で目立つ位置に表示される検索連動型広告/ページを多言語で作成
マニュアル・ガイド作成 部屋や家電の使い方、周辺マップといった各種マニュアル、ガイドを多言語で作成
インテリアコーディネート 物件の魅力を引き出す内装、小物などを提案
Wi-Fiレンタル 民泊に設置するためのWi-Fiを貸与。多言語対応、高速通信といった特徴を持ち、外国人ゲストも快適に利用可能
各種申請サポート 住宅宿泊事業法、建築基準法、消防法など、専門知識が必要な各種書類の作成や申請を代行。行政書士サポートを提供するサービスもあり

ここからは、3つのタイプ別におすすめの民泊運営代行を紹介します。

おすすめの民泊運営代行(部分代行にも対応)

オシエテ民泊サポート(株式会社オシエテ)

オシエテ民泊サポート公式Webサイト

(出所:オシエテ民泊サポート公式Webサイト)

Airbnb、各OTA経由で民泊を利用するインバウンド旅行客をメインターゲットとしたサポートサービス。「メッセージ代行プラン」「完全代行プラン」と部分代行・完全代行に対応するほか、物件取得・申請など各種手続きの代行も請け負っている。清掃カレンダー、物件ステータスの可視化、宿泊者情報の取得状況の可視化、利用物件カレンダーなど、独自のサービスを追加料金なしで提供。
通訳・翻訳の豊富な実績を持つ上場企業グループ会社が運営しており、ネイティブスピーカーによる4カ国語でのサポートが可能。個人・法人別に、ニーズに応じた柔軟なカスタマイズ、料金設定などが行える。

  • 料金:25,000円/部屋(1〜9部屋の場合)

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民泊管理バンク(株式会社BizPato)

民泊管理バンク公式Webサイト

(出所:民泊管理バンク公式Webサイト)

現役の民泊ホストが運営する、月額固定制のオーダーメイド型民泊運営代行。「24時間電話対応」「レビュー返信」などの部分的な業務を、好きに組み合わせて委託できる。バックオフィス業務のサポートに特化し、ニーズに応じた業務のみ受託することで低価格でのサービス提供を実現。できるだけコストを抑えたい、ある程度自分で運営し、必要な部分のみプロに任せたいといったオーナーに適している。担当者による親身で的確なアドバイスやサポートも好評で、民泊を初めて運営するオーナーでも安心。
経験豊富な日本人バイリンガルスタッフが日英2カ国語で応対するほか、自動翻訳を利用した多言語対応も可能。チェックインフォームの提供などベーシックな内容の「基本プラン」をはじめ、「24時間対応プラン」「チェックイン対応プラン」を用意。加えて、予約サイトのセットアップといった有料オプションや、お得なセットメニューもそろう。

  • 料金:月額19,800円〜(基本プランの場合)

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KASHA tokyo民泊マネジメントサービス(株式会社エアトリップ)

KASHA tokyo民泊マネジメントサービス公式Webサイト

(出所:KASHA tokyo民泊マネジメントサービス公式Webサイト)

海外の生活感覚と日本の住宅環境の知識を備え、英語、韓国語、中国語に対応できる日本人スタッフが在籍するホストサポートサービス。鍵の受け渡し・ゲストのグリーティング、清掃など、豊富な個別プランを提供。特に同社が運営する富裕層向け家事代行サービス「ねこ家事®︎」と提携した清掃サービスでは、ホテルレベルのハイクオリティな客室を演出可能。「絵になる部屋づくり」をコンセプトにした内装サービスは、定期物件管理メンテナンスサービスが付随している。
ワンストップの代行サービスでは、民泊・旅館業の許可申請から、利益の上がる内装デザイン、集客ページの作成、24時間メッセージ対応、清掃までを依頼可能。コンサルや地方物件募集にも対応している。

  • 料金:4,000円/回、固定費15,000円〜(鍵の受け渡し・ゲストのグリーティングプランの場合)

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プレミアホスト(株式会社むらさき)

プレミアホスト公式Webサイト

(出所:プレミアホスト公式Webサイト)

物件選定から施設立ち上げ、運用までをトータルサポートする完全管理代行サービス。ダイナミックプライシングによる宿泊金額の最適化、180日ルールに対応したマンスリー獲得システムの構築、メッセージ一元管理システムの導入など、多彩なサポートで収益の最大化につなげる。メッセージや電話対応、夜間や土日のみの対応など、部分的な業務を依頼可能。メッセージや電話、リスティングとレビューは、日、英、中、韓の4カ国語で対応(今後拡大予定)。
高いコストパフォーマンスも強みで、管理費用は15%と安価。他社からの乗り換えの場合、契約手数料は不要。物件への投資から開業までサポートするコンサルサービスも提供している。

  • 料金:売上からOTA手数料と清掃費用を引いた金額の15% ※契約手数料あり。条件によって10%税抜プランもあり

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おすすめの民泊運営代行(完全代行に特化)

Unito(株式会社Unito)

Unito公式Webサイト

(出所:Unito公式Webサイト)

450室以上の民泊・別荘・旅館業物件の運用実績を持ち、完全代行に特化した運営代行サービス。自社開発のオペレーションシステムを用いて、低コスト、高品質のサービスを提供する。予約からサポート、収支・売上管理、清掃管理まで、一気通貫でサポート。賃貸向けのオペレーションも備えており、賃貸と民泊のハイブリット稼働による365日運営を実現できる。英、中、韓をはじめとした多言語に対応。
物件と用途地域によっては、旅館もしくは民泊免許を取得可能。家具家電・備品類の選定・搬入・管理、各システムと連携した無人チェックインシステムの導入など、開業に向けたサポートも充実している。

  • 料金:要問い合わせ

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エアホスト(株式会社エアホスト)

エアホスト公式Webサイト

(出所:エアホスト公式Webサイト)

日本とシンガポールで約10年の運営実績を持つ運用代行サービス。物件の法的要件の対応から、ゲストとのコミュニケーション、清掃サービスの手配、ゲスト向けのガイドブック作成、販売サイト管理や価格調整まで、一気通貫で請け負っている。ゲストからの問合せには6〜26時まで、日本語、英語、中国語、韓国語で対応可能。
利用料は手数料ベースで、インテリアコーディネート、行政書士サポートといったオプションも提供。既存の代行サービスから乗り換える場合は、より低い運用代行手数料でサービスを行う乗り換えキャンペーンを実施している。

  • 料金:手数料15〜20%/〜3件、初期セットアップ費用25,000円/件

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Bestbnb(Bestbnb)

Bestbnb公式Webサイト

(出所:Bestbnb公式Webサイト)

東京都23区内での民泊運営に特化した代行サービス。部屋の用意からゲスト対応、収益報告書の提出まで、包括的にサポートする。清掃代行の専門会社が運営しているため、徹底した清掃管理と丁寧なアフターサービスが強み。インテリア・リノベーションにも力を入れており、個性的な部屋作りをしたい、他社との差別化を図りたいオーナーにおすすめ。
16サイト、6カ国語に対応した「完全運用代行プラン」のほか、「OTA運用代行」「Airbnb運用代行」プランも提供。同社提供の清掃代行サービス「CLEANCLEAN」で、清掃のみの代行も請け負っている。

  • 料金:売上の18%+清掃費(完全運用代行プランの場合)

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PIPI HOSTING(株式会社PIPI)

PIPI HOSTING公式Webサイト

(出所:PIPI HOSTING公式Webサイト)

日本、アジアを中心に展開し、Airbnb公式パートナーでもあるIT企業が運営するバケーションレンタル代行サービス。メッセージ対応、定期報告、本人確認データ収集(月額6,000円)といったサービスで、手間を省きながら収益を最大化。上位表示対策、複数サイトの一元管理といったサービスにより、1.5倍の利益率が見込める。清掃サービスを安価で提供している一方、オーナー自身での手配も可能。
緊急時のオンライン対応の有無で異なる2種類の料金プランを用意している。対応言語は日、英、中(簡、繁)。

  • 料金:売上の15%+清掃料(スタンダードプランの場合)

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Minpak(株式会社ダイムス)

Minpak公式Webサイト

(出所:Minpak公式Webサイト)

日、英、中の3言語に対応したAirbnb運用代行サービス。依頼者であるオーナーに対し、専任のスタッフがサポートする点が特徴的。ゲストとのやりとり、予約管理、鍵の受け渡しなどトータルにサポートし、月に1度収益をまとめた報告書を提出してくれる。清掃は委託もオーナー自身での手配も可能。
申し込みの段階でAirbnb運用の可否を審査するため、物件の住所、平米数、内装の写真を送付する必要がある。宿泊施設向けの低価格セルフチェックインシステム「Bookin」や、再委託型民泊管理サービス「カンリーノ」といったサービスも提供。

  • 料金:Airbnb、Booking.com宿泊料金の20%+清掃料(ゲストから徴収)、初期費用48,500円

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おすすめの民泊運営代行(収益改善に強み)

COMPASS STAY(コンパスステイ)(株式会社羅針盤)

COMPASS STAY公式Webサイト

(出所:COMPASS STAY公式Webサイト)

民泊・無人ホテルの開業から運営代行まで、ワンストップで支援する民泊管理サービス。開業のための物件探しから開業サポート、収益向上のための運営サポートまで、あらゆるフェーズで利用できる。Airbnb公式パートナーとして、OTA運用に特化した専属チームが収益性の高い民泊プランを提案する。日本語、英語での対応に加え、他言語でのサポートも随時追加予定。
利用料として、開業準備時の初期費用と、運営開始後の月額運営費用が必要。そのうち月額運営費用は、月々の固定運営委託費と、変動運営委託費の合計金額となる。

  • 料金:月額15,000円/室(住宅宿泊事業・特区民泊の場合の固定運営委託費)+変動運営委託費ゲスト決済金額の15%、初期費用あり

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faminect(株式会社ファミリアリンク)

faminect公式Webサイト

(出所:faminect公式Webサイト)

別荘・民泊向けの完全運営代行サービス。バックオフィス業務の高品質な運営代行はもちろん、2つの自社開発システムで収益の最大化に寄与。Airbnbのエリアごとのリアルタイムの市場動向や、複数物件を簡単に一元管理できるシステムを提供している。Airbnbをはじめ、複数のOTAの活用による集客サポートも実施。
ポーランド語、マレーシア語などを含む8カ国語の多言語コールセンターを有し、24時間365日対応。完全代行対応エリアは東京、大阪、京都に加え、福岡、北海道、沖縄のそれぞれ一部地域で、メッセージ代行はエリアを問わず全国で展開可能。

  • 料金:総売上の20%+清掃費(完全運用代行の場合)

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プレイズ(株式会社プレイズ)

プレイズ公式Webサイト

(出所:プレイズ公式Webサイト)

民泊管理代行、コンサルティング、リノベーションなど、幅広いサポートを提供する運用サービス。Airbnbをはじめ複数のOTAに多言語掲載し、集客力アップに貢献。繁忙期は民泊で180日運営し、残り日数はシェアハウスとマンスリーマンションで運営することで、民泊条例を遵守しながら収益性を高めている。
低価格で委託できる、全国対応のオーナー主体型(再委託型)民泊管理代行サービスも提供。「清掃のみ」「トラブル対応のみ」など必要な業務に絞ってサポートを行うためコストが抑えられ、自分のスタイルやルールで運営できる。運営にまつわるノウハウをマニュアル化した有料コンテンツも好評。

  • 料金:総売上の15%〜+清掃料

詳細はこちら

LDKプロジェクト(株式会社LDKプロジェクト)

LDKプロジェクト公式Webサイト

(出所:LDKプロジェクト公式Webサイト)

大阪を中心とした関西圏と、東京・神奈川の一部の地域で委託を請け負う民泊運営代行サービス。施設の立ち上げから、運営・清掃管理まで、ワンストップでサポート。高単価・高稼働を実現できる物件づくりのノウハウを有し、民泊収益改善に貢献する。
ターゲットに合わせた民泊ブランドの展開など、リピーター率を増やす仕かけづくりも強み。民泊事業への参入を検討しているオーナーの予算に合わせて、ブランディングに沿った設計・提案を行う。リフォームによって、売上が2.8倍以上アップした改善事例も。インテリアコーディネーターや、多言語オペレーションスタッフが在籍。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

宿泊施設運用事業(カソク株式会社)

宿泊施設運用事業公式Webサイト

(出所:宿泊施設運用事業公式Webサイト)

Airbnb公式パートナー企業が提供する、アパートメントホテルと民泊に特化した不動産運用ソリューション。日米で累計客室数1,700室、年間集客数60万人泊の豊富な運営実績が強みで、稼働率は国内最高水準の平均94.7%を誇る。
独自のSEO対策やプライシングシステムなど、収益最大化のための戦略を多数保有。集客ページの最適化、レビュー管理・データ分析といった、実績に基づくサービスを提供している。ゲストからのメッセージ、メール、電話には、社内CSチームの日、英、中のネイティブスピーカーが、細かなニュアンスまで汲み取って対応する。査定表(収益試算表)の作成、現地調査を無料サービスとして用意。

  • 料金:月額は総売上の20%、初期費用あり ※無料サービスあり

詳細はこちら

HAKUSPE(泊すぺ)(株式会社バンデリエ)

HAKUSPE公式Webサイト

(出所:HAKUSPE公式Webサイト)

民泊・ホテルの運用に加え、空き物件・空き家の再活用に強みを持つ代行サービス。オーナーの利益最大化とゲストの満足度追求をコンセプトに、物件の規模を問わず対応。エリアや部屋のレイアウトの提案から許可申請、緊急駆けつけ、集客、清掃まで、ワンストップでサポートする。運営開始後は月次の収支レポートをもとに、よりよいサービスのための改善・提案をしてくれる。
別荘や戸建てヴィラ、空室ホテルの依頼にも対応しており、所有物件を宿泊施設として活用したい場合に向いている。契約期間は2〜20年。

  • 料金:要問い合わせ

詳細はこちら

まとめ

民泊の開業から運営、収益改善までオーナーに代わって対応する民泊運営代行。あらゆる業務をワンストップで委託できる代行や、必要な業務だけ部分的なサポートを行うサービスがあり、状況に応じて柔軟に利用できます。

手間も負担もかけずに、効率的な民泊運営と収益向上を実現したいオーナーはもちろん、空き物件(空き家)の稼働率向上や、宿泊施設としての有効活用を図りたい方にもおすすめ。多くの代行で多言語に対応しており、インバウンド対策としても利用できます。

専門会社に民泊運営を委託することで、「負担軽減」「収益強化」「顧客満足度向上」といったメリットが期待できます。代行によって違いはありますが、「運営開始前」「開始後」それぞれの場面で活用できるサービスが豊富です。

民泊運営代行のタイプは、強みによって以下に大別できます。

(1)業務代行に強み
  1-1)部分代行にも対応
  1-2)完全代行に特化
(2)収益改善に強み

「あらゆる業務を任せたい」「必要な業務のみプロの手を借りたい」「運営はもちろん、収益化のためのアドバイスが欲しい」など、依頼の目的と範囲を明確にすることで、最適なサービスが選べるはずです。

民泊運営代行の料金体系として一般的な方法は、大きく3つです。

  • 成果報酬型…売上に対し、一定の割合を手数料として支払う
  • 月額固定型…月額で固定の金額を支払う
  • 複合型…初期費用や基本料金をベースに、必要に応じて成果報酬やオプション料金を組み合わせる

加えてセットプランを用意しているサービスもあり、ニーズに応じて組み合わせることで、最適な運用環境が構築できます。

外国人観光客を中心に、宿泊施設の需要は高まっています。代行の利用によって、運営業務を手間なく回して収益を上げると同時に、ゲストに快適な宿泊体験を提供できるでしょう。

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