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人材紹介会社比較14選。主要サービスやそのほかの選択肢は?

最終更新⽇:2025-07-17

人材紹介会社比較14選。主要サービスやそのほかの選択肢は?

求人募集を出しても応募が少ない、即戦力の応募がないなど採用に課題を感じ、人材紹介会社の利用を検討している方へ。人材紹介会社のサービス内容、利用メリット、タイプや選び方、おすすめのサービスを紹介します。

人材紹介会社とは?

人材紹介会社とは、転職希望者と企業の仲介役を担う職業紹介会社のことです。厚生労働大臣の認可を受けた企業だけが提供できます。

正式名称は「有料職業紹介事業者」。求職者からは、転職エージェントとして馴染みのあるサービスで、法律の定めにより、一部の場合を除いて、求職者側は無料で利用できます。

採用する企業側にとっても、低リスクで利用できる仕組みとなっており、紹介者の入社確認があるまでは費用が発生しない成功報酬型であることが一般的です。また、採用した人材が自己都合などで早期に退職してしまった場合には返金制度を設けているサービスも多くあります。

人材紹介会社の主要サービス

人材紹介会社の利用を検討する際に、企業と求職者の双方がまずは登録するサービスとして、転職エージェント「リクナビエージェント」があります。業界最大級のサービスで、2023年度の年間登録者数は約143万3,000名、同年度の年間決定者数は約80,000名。採用要件を満たした人材を全国規模で紹介してもらえることに加え、専任アドバイザーが求人情報の作成から候補者のスクリーニング、面接日程調整、選考振り返りなどをサポートしてくれるため、効率重視の採用活動が可能です。

リクルートエージェント(株式会社リクルート)

リクルートエージェント公式Webサイト

(出所:リクルートエージェント公式Webサイト)

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人材紹介会社とスカウトサービスの違い

スカウトサービスは、人材紹介会社の一種として紹介されることが多いものの、採用手法がまったく異なります。

コンサルタントの仲介により、人材を紹介してもらう人材紹介会社に対して、スカウトサービスは人材データベースの中から、自社が求める人材に直接アプローチします。

「ダイレクトリクルーティング」とも言われる手法で、有名なサービスに「ビズリーチ」があります。全国最大級の281万人以上の人材データベースの中から即戦力となる人材を検索して、直接スカウトできるのが魅力です。

ビズリーチ(株式会社ビズリーチ)

ビズリーチ公式Webサイト

(出所:ビズリーチ公式Webサイト)

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人材紹介会社でできること

人材紹介会社を利用すると、採用業務の一部を担当者が代行してくれるため、採用工数を削減して効率的な採用活動を行えます。多くの人材紹介会社では、以下の業務を代行してもらえます。

求人票作成 企業が求める人材の獲得に向けて、ミスマッチが起こらないように要件整理を行いながら、綿密なヒアリング。求職者が必要とする項目を満たした上で、求人票を作成。
人材紹介 膨大な独自のデータベースから、要件整理・スクリーニングした上で求職者を紹介してもらえる。
求職者とのやりとり 面接の日程調整や選考結果の通達、選考前後の課題の受け渡しや内定者へのフォローなどを代行してもらえる。中には、ビジネスセミナーなどを通して入社前後のフォローを行ってくれるものも。

人材紹介会社のメリット

人材紹介会社を利用するメリットは大きく3つあります。

1. 応募者獲得への支援

自社が求める人材を獲得するためには、どのように訴求するのがベストなのか、求人票の作成や更新などを通してアドバイスが受けられます。更に、面談後のフォローやフィードバックにより、今後の採用活動につながるような支援も受けられるため、自社の採用ノウハウの蓄積にもつながるでしょう。

2. 内定承諾率の改善支援

求職者の意向をヒアリングしながら、具体的に何をアピールすれば自社への意向を高めてくれるのか、アドバイスしてもらえます。内定通達時の条件交渉に関するアドバイスも取り入れることで、内定承諾率の改善につなげやすくなります。

3.選考プロセスの短縮化

求人媒体への掲載のように、広く公募するのとは違い、条件に合致した候補者のみに絞って提案してもらえるため、スクリーニングの手前や工数が省けます。募集要項を作成してもらったらすぐに採用をスタートできるスピード感もメリット。求人広告作成の手間や、掲載から応募までのリードタイムもありません。

人材紹介会社のデメリット(注意点)

メリットが多い人材紹介会社ですが、利用に際しては以下の点に留意しておきましょう。

1.採用コストの増加

人材紹介会社は成功報酬型のビジネスモデルを採用しており、採用した人材の年収のおよそ30%から35%を手数料として受け取ります。そのため、特に高年収の人材を採用する場合、企業にとっては採用コストを圧迫する可能性があるでしょう。

人材紹介会社を利用する際は、自社の採用コストに見合った効果が得られるかどうかの検討が必要となります。

2.推薦される求職者が少なくなる可能性

人材紹介会社の都合で特定の企業に優先して人材を紹介されてしまうと、自社のニーズに合った求職者を得られない可能性があります。また、採用ターゲットが市場に少ない場合も、人材紹介会社からの推薦が少なくなる傾向があるので、注意が必要です。

場合によっては、複数の人材紹介会社を併用することも検討しましょう。

人材紹介会社のタイプと選び方

人材紹介会社には、前項でご紹介した「リクルートエージェント」以外にも様々なタイプがあります。それぞれ紹介できる人材に特徴があるため、自社の要件に対応した人材紹介に強みを持つサービスを選択する必要があります。

1.幅広い業界・年齢層に対応するタイプ

「リクルートエージェント」と並んで有名なサービスがそろいます。幅広い業界・業種に対応し、求人保有数が豊富なのが強み。若手から管理職まで幅広い転職希望者が登録しています。

「doda人材紹介サービス」はワンブランドで複数の採用サービスを展開している点を強みとしており、別途申込不要で、ハイクラス人材を紹介する「ハイキャリアサーチ」を利用可能です。

「エン・エージェント」は、「エン転職」や「ミドルの転職」の登録者の人材データベースを活用した採用活動が可能です。若手から管理職、エグゼクティブまで企業の成長につながる人材を紹介してもらいやすいでしょう。

「マイナビエージェント」は、34歳以下の登録者が全体の80%以上。若手で経験豊富な人材を求める場合におすすめです。採用要件にあった人材の絞り込みもスムーズに行えます。

「type転職エージェント」もこちらのタイプに該当。特に、IT、営業に強みがあり、女性向けの「type女性の転職agent」も展開しています。

2.業界特化型

専門知識が必要な場合には、母集団の多さよりも、業界知識に基づいたアドバイスや知見が必要です。特に採用が難しい分野には業界特化型のサービスを利用するのがおすすめです。

IT業界に特化したタイプ

エンジニアやデザイナーなどIT人材に特化したタイプには、以下のようなものがあります。

たとえば、「レバテック」は、業界歴20年のノウハウと知見を活かしながら、様々な契約形態の登録者を保有しています。ITエンジニアとデザイナーの仕事を深く理解した専門チームと採用コンサルタントが採用活動をサポートしてくれるため、ピンポイントでの人材獲得も成功しやすいでしょう。

Webやゲーム業界の求職者を求める場合には「ギークリー」がおすすめです。中途採用に特化しており、月間8,900名以上のIT人材が登録しています。業界専門のトレーニングを積んだアドバイザーにより即戦力獲得に向けた支援を受けられます。

士業・管理部門に特化したタイプ

弁護士や税理士などに特化した人材紹介会社は以下の通りです。

「弁護士ドットコムキャリア」は、法律情報サイト「弁護士ドットコム」が運営する弁護士・法務人材の採用に特化した転職支援サービスです。登録者は有資格者を中心に、法務部門経験者やパラリーガル、修習生なども含まれており、幅広いニーズに対応可能。専任コンサルタントが面談から紹介までを一貫して担当し、精度の高いマッチングを実現します。

「MS Agent」は、30年以上の実績を持つ管理部門・士業専門のエージェント。国内トップクラスの登録者数を誇り、直近5年間で85,000人以上が新規登録しています。独自のデータベースにより、他社とは異なる母集団形成が可能で、人材紹介のほか、直接スカウトにも対応しています。

3.階層特化型

若年層、マネージャークラス、部長クラスなど、年齢や階層に特化しているタイプ。伸び代が欲しいのか、即戦力が欲しいのか、など、希望に合わせた母集団にアプローチできます。

若年層に特化

第二新卒やフリーターなど、フレッシュな人材が豊富なタイプ。

たとえば「UZUZ」は、20代の若手登録者に強みを持ち、入社前にビジネスマナーやビジネススキルなどを学ばせてくれるため、人事側の初期教育における工数を削減し、人材育成に取り組みやすいでしょう。

そのほか、「キャリアスタート」「ハタラクティブ」もこちらのタイプに該当。スマホやSNSを活用したアプローチも特徴です。

管理職・ハイクラスに特化

ポジションが決まっていて、その役割をすぐに受け持ってもらいたい場合におすすめのタイプ。有名企業での実績のある登録者も多く、事業課題にあった即戦力を紹介してもらえます。

「JAC Recruitment」は、入社決定者の約70%が35歳以上。管理職のほか、営業、管理部門の業界スペシャリストやエンジニアとして豊富な実績を持つ候補者の紹介に定評があります。

「パソナの人材紹介サービス」は、パソナグループなどの独自データベースを活用して、ハイクラス人材の紹介が可能。管理部門に関しては、「管理部門専門チーム」の求職者サポートもあり、良質な人材の獲得が見込めます。

グローバル人材を探している場合は、「DTHR」がおすすめです。デロイトのメンバーファームとして、150以上の国と地域に広がる国際ネットワークを活用し、多様な地域での人材紹介に対応しています。

人材紹介会社の比較ポイント

タイプが決まったら、次のようなポイントでも比較検討するとよいでしょう。

1.候補者獲得に向けた施策の充実度

人材紹介に登録しても、マッチング度が高い候補者が少ない、またはまったく得られないこともあります。その際に、どんな対策があるのか、候補者数の増加につながる取り組みや打ち手について確認しておきましょう。

たとえば「リクルートエージェント」は、追加料金なしでリクルートエージェントとリクナビNEXTのデータベースを閲覧・スカウトできます。スカウト文の作成の必要がなく、簡単な操作のみで直接アプローチできる点も魅力です。

「doda人材紹介サービス」では、採用支援強化サービスとして、「dodaプラス」を提供。キャリアカウンセリングを受けていないdodaサイト会員も対象としてエージェントがスカウトメールすることで、アプローチ対象者を広げます。更に、Webへ求人掲載することで、doda会員以外の転職者に対しても網羅的にアプローチを行えるようになります。

2.選考状況・候補者情報の管理のしやすさ

複数名で応募者の選考や管理を担当している場合、候補者情報や選考状況をまとめて管理できれば、作業工数削減にもつながります。

たとえば、「リクルートエージェント」は、無料で使える採用管理システム「リクナビHRTech採用管理」を提供しています。候補者のレジュメやデータ閲覧、合否判定などを一元管理できるため、情報の共有もスムーズです。ほかにも、選考データを分析することもでき、次回からの採用活動に活かせるメリットもあります。

3.紹介可能地域

フルリモートであれば問題ないものの、地域密着型の企業など働く場所が決まっている場合は、紹介可能地域も確認しましょう。

「パソナの人材紹介サービス」は、営業拠点が全国47都道府県・海外12地域と充実しています。一方、「ハタラクティブ」のように、紹介可能地域が限定されているものもあります。

おすすめの人材紹介会社(幅広い業界・年齢層に対応するタイプ)

タイプ別におすすめのサービスを紹介します。なお、料金については採用人材の年収に応じた成功報酬型となっていることが一般的です。成功報酬率は対象人材によっても異なるため、各サービスへの問い合わせが必要です。

doda人材紹介サービス(パーソルキャリア株式会社)

doda人材紹介サービス公式Webサイト

(出所:doda人材紹介サービス公式Webサイト)

完全成功報酬型の採用支援サービス。幅広い地域に対応しており、エリアを問わず人材を紹介可能。同サービスの一つ「ハイキャリアサーチ」を使えば、即戦力となるハイクラス人材の紹介にも対応できる。業種・職種の専任担当が、求人作成や応募者の一次スクリーニング、各種調整の代行までワンストップで行うため情報共有もスムーズだ。
専門性の高い利用者の中から、人材を紹介してもらえるのも魅力の一つ。完全無料サービス「dodaプラス」を利用して、キャリアカウンセリングを受けていない登録者にもアプローチすることで、採用窓口を広げることもできる。

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エン・エージェント(エン・ジャパン株式会社)

エン・エージェント公式Webサイト

(出所:エン・エージェント公式Webサイト)

日本最大級の人材データベースを活用した人材紹介サービス。「エン転職」や「ミドルの転職」の登録者は若手から管理者、エグゼクティブまで幅広く、採用要件に近い人材に出会いやすい。業界・職種を熟知するキャリアパートナーがスキルや経験に加え、企業風土との相性も踏まえて候補者を選出する。
採用試験の合否結果の連絡や入社時期の調整、質問対応など候補者への連絡も代行可能。採用して1年後まで、定期的な連絡フォローもあり安心。

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マイナビエージェント(株式会社マイナビ)

マイナビエージェント公式Webサイト

(出所:マイナビエージェント公式Webサイト)

マイナビグループ全体の採用リソースを駆使した提案力が強みのサービス。営業やIT・Web、⾦融など、幅広い業界に対応。34歳以下の登録者が全体の約80%を占めるほど若年層が多く、経験職種も幅広い。
各業界の実務経験を持つリクルーティングアドバイザーやキャリアアドバイザーが多数在籍。AIの活用と専任担当者の経験による人材提案や、内定後の企業と候補者の双方からのフィードバックの活用により、高精度なマッチングが可能。

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type転職エージェント(株式会社キャリアデザインセンター)

type転職エージェント公式Webサイト

(出所:type転職エージェント公式Webサイト)

一都三県に強みを持つ業界歴25年の成果報酬型の転職エージェント。特に、ITエンジニアや営業職、企画職が得意分野だ。転職サイト「type」をはじめとした人材関係のサービスを複数提供するグループの経験と実績を活かしながら、業務スキルや経験、人物像など採用要件を満たした人材を紹介可能。ほかにも、女性向けの人材紹介サービス「type女性の転職エージェント」も提供している。

詳細はこちら

おすすめの人材紹介会社(IT業界に特化したタイプ)

レバテック(レバテック株式会社)

レバテック公式Webサイト

(出所:レバテック公式Webサイト)

ITエンジニアとデザイナーに特化した業界歴20年の採用支援サービス。登録者の契約形態は、正社員や契約社員、派遣、フリーランス(業務委託)と様々。
職種別の専門チームが経歴書の枠を超えた候補者へのヒアリングを行い、採用のコンサルタントが採用課題から要件整理を行うため、企業のニーズに沿った人材紹介が可能だ。対応エリアは、首都圏、関西、愛知県、福岡県のほか、2025年7月より広島・北海道にも対応。フルリモートであれば、エリアに関係なく紹介してもらえる。

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ギークリー(株式会社ギークリー)

ギークリー公式Webサイト

(出所:ギークリー公式Webサイト)

業界歴11年のIT・Web・ゲーム職種の中途採用に特化した完全成果報酬型の採用支援サービス。支援実績は18,000件以上、毎月8,900名超えのIT人材が登録している。約35万人の登録データがあり、そのうち約95.9%は即戦力人材で構成されているのも魅力だ。
求職者の面接を通して技術レベルや志向をスコア化して可視化後、面接にブラッシュアップすることで、内定承諾率向上も目指せる。データサービスから求職者を探したりレジュメを確認したりできるスカウト機能も無料で利用可能。

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おすすめの人材紹介会社(士業・管理部門に特化したタイプ)

弁護士ドットコムキャリア(弁護士ドットコム株式会社)

弁護士ドットコムキャリア公式Webサイト

(出所:弁護士ドットコムキャリア公式Webサイト)

弁護士ドットコムが提供する弁護士・法務人材の採用に特化した完全成功報酬型の人材紹介サービス。登録者には、法律事務所勤務の弁護士、企業内弁護士、渉外弁護士が多く、法務部門経験者や司法修習生、パラリーガルも含まれており、企業側の幅広いニーズに対応できる。
候補者の提案は、士業別の専門チームが担当。候補者の経歴や特徴など、細かくヒアリングした内容をコンサルタントが書面および口頭で伝えるため、ミスマッチを防ぎ最適な人材を紹介してもらえる。
万が一、採用後に早期退職が発生した場合にも、返金制度が用意されており、採用リスクを抑えながら導入できる点も安心。

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MS Agent(株式会社MS-Japan)

MS Agent公式Webサイト

(出所:MS Agent公式Webサイト)

管理部門・士業の登録者数国内トップクラスの採用サービス。直近5年間で85,000人以上の新規登録があり、経理・財務や法務・知財、内部監査、経営企画、更には公認会計士や税理士、弁護士、社会保険労務士など幅広い職種・資格領域に対応している。
選出から選考結果の連絡、面接日程の調整、内定後のフォローまで、業界特化30年の経験とノウハウに基づきワンストップで対応。
そのほか「社外取締役・非常勤監査役スカウトサービス」や求人掲載・スカウトサービス「MS jobs」といったラインナップも。

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おすすめの人材紹介会社(若年層に特化したタイプ)

UZUZ(株式会社UZUZ)

UZUZ公式Webサイト

(出所:UZUZ公式Webサイト)

20代若手人材の採用に強い人材紹介サービス。月間3,000名を超える登録者を獲得し、採用成功率は79.1%を記録。業務内容を理解した人材を紹介してもらえるなど、マッチング精度に定評がある。
求職者とのキャリアカウンセリングを通して、仕事選びの条件以外にも、性格、能力、紹介する上の懸念点を引き出し、解消に向けたコーチングを実施。ミスマッチを減らした状態で入社してもらえるため、入社1年以内での定着率は94.5%に。
更に、入社前にビジネスマナーやビジネススキル、職種によっては基礎的な専門知識の教育も行うため、入社後の初期教育の工数も減らせるメリットも。ほかにも、同社が提供するITエンジニアの育成から就業支援まで行うITエンジニア育成スクール「ウズウズカレッジ」から人材獲得も可能だ。

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キャリアスタート(キャリアスタート株式会社)

キャリアスタート公式Webサイト

(出所:キャリアスタート公式Webサイト)

第二新卒など、若手の転職支援に特化した紹介サービス。登録者の年齢層は10代後半から30代前半となっており、サービス開始以来、数万人規模の求職者がサービスに登録している。
若年層に特化したオリジナルのサポートメニューが充実しており、定着率は92%と高い水準を維持。候補者の希望はもちろん、性格やスキル、特性を見極めながら求人の紹介を進め、企業インタビュー・調査を徹底することで入社前後のギャップを低減している。

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ハタラクティブ(レバレジーズ株式会社)

ハタラクティブ公式Webサイト

(出所:ハタラクティブ公式Webサイト)

フリーター・既卒・第二新卒の若年層に特化した完全成功報酬型の人材紹介サービス。毎月9,000名の新規登録があり、2020年5月時点では、そのうちの90%が20代の豊富な人材データベースから高品質な人材の紹介が可能。新しい分野に興味がある求職者も豊富。
求職者と平均2.6回の面談を実施することで、企業理解や志望意欲につながり高い内定承諾率を獲得。フィードバックも細かく、レスポンさの速さも魅力の一つ。勤務エリアは、関東地方もしくは、北海道、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、広島県、福岡県。

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おすすめの人材紹介会社(管理職・ハイクラスに特化したタイプ)

JAC Recruitment(株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント)

JAC Recruitment公式Webサイト

(出所:JAC Recruitment公式Webサイト)

ミドルマネジメント層・スペシャリスト・グローバル人材に特化した人材紹介サービス。年間登録者は約7.7万人(2023年実績)にのぼり、登録人材は業界経験の豊富な管理職、エンジニア、営業職などが中心。入社決定者のうち74%が35歳以上で、ハイクラス人材の採用支援に強みを持つ。
コンサルタントが企業と求職者の両方を担当するため、人柄や企業風土との相性まで把握でき、ミスマッチを防ぎやすい。国内外での人材紹介体制も整っており、アジアを中心とするグループ会社のネットワークを活かして、海外進出時の採用や外国籍人材の確保もサポートしている。

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パソナの人材紹介サービス(株式会社パソナ)

パソナの人材紹介サービス公式Webサイト

(出所:パソナの人材紹介サービス公式Webサイト)

ハイクラス人材や管理部門の採用支援に強みを持つ人材紹介サービス。ハイクラス採用支援に関しては、自社サイトやハイクラス専門のスカウトサイト、エグゼクティブ専門のリサーチを行う「パソナJOBHUB」など幅広いデータベースから人材を提案してもらえる。
管理部門採用支援に関しては、管理部門の実務経験が豊かなコンサルタントが専門チームを組んで求職者をサポートし、適切なマッチングを実現する。

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DTHR(デロイト トーマツ ヒューマンリソース株式会社)

DTHR公式Webサイト

(出所:DTHR公式Webサイト)

デロイト トーマツ グループが提供するミドル〜ハイクラス層・グローバル人材に特化した人材紹介サービス。
人材紹介では、コンサルタント・経理財務・経営企画などの即戦力人材を中心に、英語力や外資系企業での実務経験を備えたグローバル人材(登録者の約78%)を多数保有。エグゼクティブサーチでは、経営幹部・CxOクラスを対象に、企業の代理人として個別アプローチによるスカウトを実施する。
そのほか、デロイト トーマツ出身者による短期コンサルティングを活用する「アラムナイプログラム」も展開し、M&A・IPO支援や経営改革などのプロジェクトにも柔軟に対応可能。国内外の豊富なネットワークと15年以上の人材業界経験を活かし、経営課題に即した人材ソリューションを提供する。

詳細はこちら

人材紹介会社の効果的な利用方法

人材紹介会社を利用してより効果的に人材を獲得し、紹介数を最大化するためには、紹介会社と良好な関係を構築することも重要です。以下、ポイントをまとめましたので、参考にしてください。

明確な人材要件の定義

企業が求める人材のスキルや経験、性格などを具体的に示すことで、人材紹介会社は適切な候補者を見つけやすくなります。求人票には職務内容や必要なスキルセットだけでなく、勤務地や給与範囲、キャリアアップの可能性なども詳細に記載することが重要です。

具体的かつ魅力的な情報を提供することで、エージェントはより多くの候補者にアプローチしやすくなります。

エージェント・候補者への丁寧な対応

エージェントと定期的にミーティングを設けたり、フィードバックを行ったりすることで、コミュニケーションを強化することも重要です。特に、選考結果については具体的なフィードバックを提供すれば、エージェントは次回以降の紹介に活かすことが可能。より質の高い候補者を推薦してもらえるようになります。

また、候補者への丁寧な対応も忘れてはなりません。面接時に候補者に対して敬意を持って接することで企業の印象が向上すれば、エージェントからの紹介意欲も高まります。候補者にポジティブな体験を持たせることも心掛けるとよいでしょう。

まとめ

人材紹介会社を利用すれば、応募者を獲得しやすくなったり、内定承諾率を改善できたりといったメリットが見込めます。また、面談に至るまでの採用実務の多くを代行してもらえるため、ほかの業務に注力しやすくなるでしょう。

人材紹介会社を選定する際は、求める人材の年齢やポジションなどを明確にして、以下のタイプから近いものを選ぶとよいです。

(1)幅広い業界・年齢層に対応するタイプ
(2)IT業界に特化したタイプ
(3)士業・管理部門に特化したタイプ
(4)若年層に特化したタイプ
(5)管理職・ハイクラスに特化したタイプ

また、人材紹介会社を比較する際は、「候補者獲得に向けた施策の充実度」や「応募者・候補者情報の管理のしやすさ」、「紹介可能地域」に着目すると、自社にとって満足度の高いサービスに出会いやすくなります。

人材紹介会社が提供するサービスを利用して、自社の事業課題を解決に導く人材を獲得するのに役立ててください。

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